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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2025年11月号

2025/10/31

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┃ ■ ┃■ ┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2025年 11月号 ┃■┃■┃

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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので、

すっかり暗くなるのが早くなりました。

行き交う人のお洋服の色を見ていると、夏が終わったことを実感します。

先日、臨時でアンケートのお願いを致しました。

すでに多くの回答を頂き、ありがとうございます。

ご回答がまだの方、貴重なご意見をいただきたく、再度のお願いとなりますが、

本日中にこちらからご回答いただきますようお願いいたします。

https://forms.gle/EBZ4qw6UoFCgPMsJ6

また、12月から今までの健康保険証が使えなくなることはご存じでしょうか。

クリニック情報に詳細を記載しておりますので、ぜひご覧下さい。

それでは今月の情報をどうぞ!

                   (患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX

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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年10月

― 医療コラム  ―>  秋の花粉症

― クリニック情報 ―> 12月からの健康保険証取扱いにつきまして

― クリニック情報 ―> 休診・代診等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年10月

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今年は例年より早くインフルエンザの流行が始まっており、

すでに全国的に流行期に入っています。

これから冬にかけて感染のピークを迎える見込みですので、

予防のためのワクチン接種が非常に重要です。

〇インフルエンザワクチンについて

当院では、現在以下の2種類のインフルエンザワクチンを接種可能です。

・従来の注射型インフルエンザワクチン(全年齢対象)

・経鼻型ワクチン「フルミスト」(対象:2歳~18歳)

 ※注射が苦手なお子さんにもおすすめの、鼻から吸入するタイプのワクチンです。

インフルエンザワクチンは、一般の外来受診時にも接種可能です。
また、待ち時間の少ない予約時間帯での接種もご利用いただけますので、

ご都合に合わせてお選びください。詳細は以下のページをご参照ください。

〇コロナワクチンについて

65歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方には、

新型コロナワクチンの接種も推奨されています。

当院では今シーズン、武田薬品供給製の「ヌバキソビッド」ワクチンを使用しています。
これはファイザー製の**「コミナティ」と効果は同等**でありながら、

副作用が少ないとされています。

▶ ヌバキソビッドとコミナティの違いは添付ファイルをご確認ください


ヌバキソビッドは、mRNAを使わないタイプのワクチンで、
「副反応が気になる」「従来型のワクチンを希望したい」という方にも適しています。

こちらのページもご参照ください。

インフルエンザと新型コロナは同時流行する可能性もあります。
早めのワクチン接種で、冬を安心して過ごしましょう。

                          (院長 田中 勝巳)

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┃▼┃医療コラム: 秋の花粉症

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 花粉症と聞くと春先のスギやヒノキを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、実は秋にも花粉症があります。

毎年9月から11月頃にかけて、

鼻水やくしゃみ、咳、目のかゆみなどの症状を訴える人が増えますが、

その原因が「秋の花粉症」であることは意外と知られていません。

特に都市部である東京都でも患者数は年々増加傾向です。

ちなみに、日本で最初に論文報告された花粉症は、

実はこの秋に飛ぶブタクサ花粉症です。

秋の花粉症の主な原因は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの雑草です。

これらはスギのように背の高い木ではなく、

道端や河川敷、空き地に見られる背の低い植物です。

東京都内であっても多摩川沿いや公園の草地、畑の周辺などで多く見られます。

雑草花粉はスギ花粉ほど遠くまでは飛びませんが、

生活圏のすぐ近くで飛散しているため気づかないうちに吸い込んでしまいます。

通勤・通学、ランニングや散歩などのちょっとした屋外活動でも暴露する可能性があります。

症状は春の花粉症と似ていますが、秋の花粉症には特徴があります。

鼻水やくしゃみ、鼻づまり、目のかゆみといった典型的な花粉症症状に加え、

咳や喉の違和感を訴える人が多いのです。

花粉が気道に入り込むことで気管支が刺激され、咳が止まらなくなる場合があります。

そのため風邪や気管支炎と間違われやすく、

市販の風邪薬を飲んでも症状が改善しないことがあります。

さらにアレルギー体質の方や喘息を持つ方は、

秋の花粉をきっかけに喘息の症状が悪化することもありますので特に注意が必要です。

風邪との違いは、風邪は通常1週間ほどで症状が改善しますが、

花粉症は2週間以上症状が続くことが多いのが特徴です。

また高熱を伴うことはほとんどなく、

透明でサラサラした鼻水が出ることが多い点も見分けるポイントです。

不安な場合は早めに医療機関で相談し、

必要に応じてアレルギー検査を受けると原因の特定につながります。

秋の花粉症が増えている背景には、都市部の環境変化も関係しています。

東京都内では空き地や河川敷の管理が十分に行き届かない場所もあり、

雑草が繁殖しやすい環境が残っています。

また大気汚染物質が花粉症を悪化させることも知られています。

さらに、秋は夏に繁殖したダニが一斉に死滅し、その死骸や糞が室内に蓄積することで

ハウスダストによるアレルギー症状が悪化しやすい季節でもあります。

そのため秋は、

屋外の雑草花粉と屋内のダニ抗原の両方が症状悪化の原因となりやすいのです。

対策としては、まず花粉との接触をできるだけ減らすことが基本です。

外出時はマスクを着用し、帰宅後は衣服を払ってから入室する、

洗顔やうがいを習慣にするなどの対策が有効です。

室内では空気清浄機の活用、こまめな掃除、寝具の定期的な洗濯が重要です。

薬物療法としては、抗ヒスタミン薬や点鼻薬が有効で、

症状が出る前から予防的に使用することもできます。

秋の体調不良を「季節の変わり目だから」と自己判断で放置せず、

鼻や喉の症状が長引く場合は秋の花粉症を疑ってみてください。

早めの対策と適切な治療により症状を軽くし、快適に秋を過ごすことができます。

                                                                            (医師 佐藤 俊一)

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┃▼┃クリニック情報:12月からの保険証取扱いにつきまして

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2025年12月2日以降、現在の健康保険証は利用できなくなり、

受診の際は「マイナ保険証」または「資格確認書」が必要となります。

マイナ保険証には、薬の履歴や診療情報、健診結果などを確認できるメリットがあり、

お薬の飲み合わせの確認や、より適切な医療につながる点も大きな特徴です。

マイナ保険証には2種類あります。

①健康保険証として利用登録したマイナンバーカード

②健康保険証の利用登録がされたマイナンバーカードをスマートフォンに追加

 (スマホ+マイナ保険証)

※当院の外来では、②は現在対応しておりません。あらかじめご了承ください。

オンライン診療では現在マイナ保険証は未対応ですが、

2025年12月1日から①②ともに利用可能となる予定です。

オンライン診療では、予約とあわせてマイナ保険証を読み込む流れになるため、

スマホでの操作が便利です。

12月1日以降のご予約は、スマホからの操作がおすすめです。

受診時に利用できるカード一覧を添付ファイルにまとめております。

合わせてご参考下さい。

また、詳しくは厚生労働省の案内ページをご覧ください:

マイナ保険証について(厚生労働省公式サイト)

                   (患者様サービス担当 正者 忠範)

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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等

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☆休診案内

〇医師休診

田中医師 11月11日(火)休診 → 代診 野間口医師

野間口医師 11月19日(水)休診 → 代診 未定

急な変更がある場合もございます。

最新の医師のスケジュールにつきましては、

こちらからご確認ください。

https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui

最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。

                 (患者様サービス担当 正者 忠範)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━

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このメールマガジンは、用賀アーバンクリニックの患者様に、

より便利かつ安心して医療サービスを受けて頂きたいと願い、

発行しています。

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お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。

※メールでの医療相談は承っておりません。

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