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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2025年9月号
2025/8/29
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┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2025年 9月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
暑い日が続いています。
先日、クリニックのお休みを利用して標高1,200mのところに行きました。
日中の日向は暑いのですが、カラッとしていて、朝晩は寒いくらいでした。
帰りの高速サービスエリアで車を降りたときに、標高は嘘をつかない、
と実感しました。
幸い熊には遭遇しなかったですが、夜中に鹿の鳴き声が響いていました。
動物たちも暑さに負けないよう、いろいろと工夫しているのでしょうね。
新型コロナウイルスが再流行しています。
手洗い、うがい、混雑しているところのマスク等、感染対策はお忘れなく。
オンライン診療でもご相談は可能ですので、ご利用ください。
今月は、感染症の流行状況、高血圧のガイドライン、生活習慣病、
有酸素運動、健診診断後の健康管理、と盛りだくさんの内容で、
長文になりましたので、お時間のあるときにでもごゆっくりご覧下さい。
それでは今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年8月
― 医療コラム ―> 生活習慣病
― 理学療法士コラム ―> 有酸素運動
― オンライン診療より ―> 健康診断はゴールではなく、スタートです
― クリニック情報 ―> 休診・代診等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年8月
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このところの感染症の流行状況です。
大流行とまではいかないものの、
新型コロナウイルス感染症が流行しています。
今回は最近話題になっている新型コロナウイルスの「ニンバス株」
についてご案内いたします。
ニンバス株(正式にはNB.1.8.1株)は、オミクロン系統の一種で、
2025年に入ってから世界的に広がってきた新しい変異株です。
感染力が比較的強く、従来の免疫をすり抜けやすい特徴を持っています。
そのため、過去にコロナにかかった方やワクチンを接種された方でも、
再び感染してしまうことがあります。
ただし、重症化のリスクが特に高まっているわけではなく、
従来のオミクロン株と同程度と考えられています。
症状の特徴として、
まず「のどの痛み」が非常に強く出やすいことが挙げられます。
中には「カミソリで切られるような痛み」と表現される方もいるほどです。
あわせて高熱や咳、鼻水、頭痛、体のだるさなども見られます。
一方で、以前よく話題になった味覚や嗅覚の異常は
ほとんど見られなくなっています。
治療については大きな変化はなく、
解熱鎮痛薬や咳止めなどの対症療法を中心に行います。
重症化リスクの高い方には、
抗ウイルス薬(ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビッドパック)の使用も
引き続き有効ですのでご安心ください。
ワクチンについても、
最新の株に対応したものが効果を発揮するとされています。
感染力が強いことから、
身近なところでの流行は今後もしばらく続くと予想されます。
基本的な感染対策、
たとえばマスクの着用や手洗い、室内の換気は依然として有効です。
特にご高齢の方や持病をお持ちの方は、
体調の変化を感じたときには無理をせず、早めにご相談ください。
「新しい高血圧のガイドラインが発表されました」
この夏、日本高血圧学会から新しい「高血圧治療ガイドライン2025」が
発表されました。
これまで以上に患者さんの生活に寄り添った内容となり、
私たちの日常にも役立つ工夫がたくさん盛り込まれています。
まず大きな変化は、
ご自宅で測る「家庭血圧」の重要性がさらに高まったことです。
診察室だけでなく、普段の生活の中で血圧を測ることで、
より正確に体の状態を知ることができるとされています。
特に「少し高めかな」という段階の血圧でも、
早めに生活習慣を整えることが勧められるようになりました。
また、治療の目標はすべての方で
・130/80mmHg未満(家庭血圧は125/75未満)
と統一されました。
食事では、これまでどおり「減塩」が基本ですが、
それに加えて野菜や果物をしっかりとり、
カリウムを意識することも大切だとされています。
最近では、スマートフォンのアプリなどを使って日々の記録をつける方法もあり、
無理なく続けやすい工夫が広がっています。
お薬についても整理が進みました。
まずは従来のお薬から始め、
必要に応じて段階的に追加する流れがはっきり示されました。
心臓や腎臓に持病がある方には、
新しいタイプのお薬も治療の選択肢に加わっています。
患者さん一人ひとりに合わせたきめ細かな治療が行いやすくなった
といえるでしょう。
さらに今回の改訂に合わせて
「朝活BPキャンペーン」という取り組みも始まっています。
これは「朝起きてすぐに血圧を測って記録する」ことを習慣にしていこう、
という全国的な活動です。
ちょっとした毎日の積み重ねが、将来の健康を守る力につながります。
当院でも、患者さんが安心して血圧管理を続けられるようお手伝いしていきます。
「血圧はどのくらいが目標なの?」「家庭で測る時はどうしたらいい?」
といった疑問があれば、どうぞ気軽に医師にお声がけください。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃医療コラム: 生活習慣病
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今回は生活習慣病についてお話ししようと思います。
生活習慣病とは、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒など、
日々の生活習慣が大きく影響して発症する慢性疾患の総称です。
代表的なものには、高血圧、糖尿病、脂質異常症があり、
日本では患者数も非常に多く、国民病ともいえる存在です。
これらの病気は初期には自覚症状が少なく、
気づかないうちに進行してしまうことが多いのが特徴です。
さらに、単独で存在するよりも、複数が組み合わさって現れることが多く、
互いに影響を及ぼし合いながら悪化していきます。
その背景には、共通するリスク因子が潜んでいます。
塩分や脂肪、糖質の摂りすぎ、野菜不足といった食生活の乱れ、
運動不足や内臓脂肪の蓄積、過度の飲酒や喫煙、そして慢性的なストレスなどは、
いずれも生活習慣病の発症リスクを高めます。
特にメタボリックシンドロームと呼ばれる内臓脂肪の蓄積は、
インスリンの効きを悪くする「インスリン抵抗性」を引き起こし、
糖尿病を招くだけでなく、血圧上昇や脂質異常を助長することで、
病気の悪循環を生み出します。
このように、生活習慣の乱れが複数の疾患に波及し、
やがて深刻な健康被害につながっていきます。
生活習慣病の恐ろしい点は、それ自体による症状よりも、
合併症を通じて重大な病気を引き起こすところにあります。
例えば、高血圧や糖尿病、脂質異常症はそれぞれが血管に負担をかけ、
動脈硬化を急速に進行させます。
その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞といった動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)
を引き起こすリスクがとても高まります。
これらは生命に直結する重篤な病気であり、
生活習慣病を「サイレントキラー」と呼ぶゆえんでもあります。
診療の現場では、一つの生活習慣病が見つかった時点で、
他の病気が隠れていないかどうかを確認することが重要です。
例えば高血圧と診断された場合、糖尿病や脂質異常症の検査も同時に行い、
総合的な管理を行っていきます。
また、病気の進行を防ぐためには薬による治療も有効ですが、
根本的には生活習慣を見直すことが欠かせません。
予防や改善のためには、まず食生活を整えることが基本です。
塩分や脂肪の摂りすぎを控え、野菜や食物繊維を積極的に摂取すること、
規則正しい食事習慣を身につけることが大切です。
また、適度な有酸素運動を継続し、
体重管理を行うことで内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
喫煙はあらゆる生活習慣病のリスクを高めるため禁煙が必須であり、
飲酒も適量を守ることが求められます。
加えて、十分な睡眠を確保し、ストレスをうまく発散することも重要です。
生活習慣病は、一度発症すると長期にわたり付き合っていく必要がありますが、
生活習慣の改善によって予防も可能であり、進行を遅らせることもできます。
日々の小さな積み重ねが将来の大きな健康を守ることにつながります。
「自分はまだ大丈夫」と思わず、健診や医療機関で定期的な検査を受けて、
生活習慣を振り返ることが大切です。
(医師 佐藤 俊一)
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┃▼┃理学療法士コラム: 有酸素運動
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今年の夏は、例年以上に「暑い!」と感じる日が多いですが、
9月に入っても残暑厳しい日が続きそうです。
この時期は「涼しくなるまで運動はちょっとお休み…」となってしまい、
特にウォーキングやサイクリングなど屋外で実施する有酸素運動の量が
どうしても減ってしまいます。
実は、そんな残暑の時期でも工夫次第で室内でしっかりと有酸素運動ができます。
紹介する有酸素運動は【スロージョギング®】です。スロージョギング®とは、
福岡大学スポーツ科学部名誉教授の故田中宏暁氏が考案された運動です。
歩くペース(時速3-5km程)、ニコニコと会話ができるペースでゆっくり走ります。
スロージョギング®は、有酸素運動と筋力トレーニングを兼ね備えており、
高い健康効果が得られます。
同じ速度であればエネルギー消費量はウォーキングの約2倍と言われています。
何よりも、いつでも、どこでも、道具も必要なく始めることが
できるのがいいところだと思います。
一定の間隔を折り返すように(8の字を描くように)実践すれば、
家の中で畳一畳ほどのスペースで運動できます。
方向転換をするときも小刻みに足踏みをしてください。
方向転換を取り入れることで、
まっすぐ走り続けるよりもエネルギー消費量が増加するので、
基礎体力の向上や減量にも貢献してくれます。
スロージョギング®を実践するときのポイントは以下の4つです。
1. 1分間に160~180歩(テンポが160~180rpmの音楽を参考に)
2. 歩幅は狭くてOK(家の中なら1歩10~20cm程度でちょこちょこ進む)
3. 背筋を伸ばす
4. 足の裏の前側で着地(足の指の付け根あたり)
はじめは30秒間あるいは1分間の運動を休みながら何度か繰り返してみましょう。
慣れてきたら少しずつ走る時間を延ばしてみてください。
1日に合計20~30分取り入れることが目標になります。
1分間×30回、5分間×6回など小分けにしても効果は同じです。
転倒に注意してご自身に合ったペースで取り入れてみましょう。
※スロージョギングは、一般社団法人日本スロージョギング協会の登録商標です。
(ご参考サイト)
(理学療法士 児玉優太)
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┃▼┃オンライン診療より: 健康診断はゴールではなく、スタートです
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皆さん、今年の健康診断はもう受けましたか?
「まだこれから」という方も、「結果を受け取ったけど放置気味…」という方も、
まずは気軽にセルフチェックしてみましょう。
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健診結果 × 生活習慣チェックシート
☐ 健診で「血圧」「コレステロール」が高めだった
☐ 「要精密検査」や「要治療」と書かれていたが、どうすればいいか分からない
☐ 去年より悪くなった項目がある
☐ 生活習慣の”どこ”を直せばいいのか分からない
☐ 野菜や魚より、つい炭水化物ばかり食べてしまう
☐ 今年こそ運動したいと思いながら、気づけば秋に
☐ 健康は気になるけれど、つい後回しになってしまう
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いかがでしたか?
1つでも当てはまった方は、今が健康管理の始めるチャンスです!
健診結果を放置すると、心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などのリスクが高まるだけでなく、
日々の集中力や体調にも影響してしまいます。
とはいえ…
「どうしたらいいか分からない…」
「病院に行く時間がない…」
そんな不安やお悩みが出てきますよね。
このたび、オンライン診療では、
健診結果のご相談に特化した診療メニューを新設しました。
【健診結果相談外来】の特徴
◆ 健診結果を一緒に確認し、医師が無理なく続けられる改善策を提案
◆ 必要に応じて、追加検査や専門医への紹介もご案内
◆ 「生活改善のきっかけにしたい」方も、「要検査と書かれて不安…」という方も安心
まずは気軽に、オンラインでご相談ください。
ご予約はこちらからお取りいただけます。
https://user.smart-cure.app/login?account=planetuc
現在、新型コロナなどの感染症が増加しています。
「体調がつらいのに、クリニックで長時間待つのは大変…」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
当院のオンライン診療なら、通院や待ち時間がほとんどありません。
ご自宅から安心して受診できますので、ぜひご活用ください。
また、オンライン診療の利便性や魅力を、
もっと多くの方に知っていただきたいと思い、
このたび「note」と「X」での発信を始めました。
そこでは、小説というかたちを通じて、
オンライン診療を介した患者さんとクリニックとのつながりを描き、
診療の新しい可能性をお伝えしていきます。
短編小説は、以下のアカウントでご覧いただけます。
note:https://note.com/kurashi_ol
X:https://twitter.com/Kurashi_OLcl
詳しくは、こちらのブログでもご紹介しています。
(オンライン診療担当 西田 友理子)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等
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☆休診案内
〇医師休診
☆福富医師
・9月19日(金)休診 → 代診 なし
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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