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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2025年5月号

2025/4/30

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┃ ■ ┃■ ┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2025年  5月号 ┃■┃■┃

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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

あっという間に4月も終わり、いよいよゴールデンウィークです。

11連休という方もいらっしゃるようですが、当院はカレンダー通りの診療です。

新年度で慌ただしく過ごされた方も、ゆっくりできるとよいですね。

連休で遠出される方も多そうですが、体調にはお気を付け下さい。

今月から運動教室を開催している理学療法士にもコラムが始まりました。

初回は「五月病」についてです。

不定期とはなりますが、ご覧いただければ幸いです。

それでは少し長くなりますが、今月の情報をどうぞ!

                   (患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX

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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年4月

― 医療コラム  ―>  アニサキス症

― クリニック情報 ―> オンライン診療より(いびきや日中の眠気)

― 理学療法士コラム ―> 「五月病」

― クリニック情報 ―> 休診・代診等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年4月

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このところの感染症の流行状況です。

インフルエンザも新型コロナウイルス感染症も、

顕著な流行拡大はみられず、比較的落ち着いている状態です。

流行していた感染性胃腸炎は減少傾向にあり、小児を中心に百日咳の流行が続いています。

大人の百日咳は、子供に比べて症状が軽く特徴的な咳発作が少ないこともあり、

注意が必要です。

周りに百日咳と診断された人がいる場合や、

2週間以上持続する咳症状があれば疑いをもちます。

当院では、百日咳の検査として、血液検査で急性期の抗体価を調べること、

後鼻腔ぬぐい液を用いた遺伝子検査(LAMP法)が可能です。

ともに検査結果がでるまでに、数日の期間を要するため、

疑いがあれば治療薬となる抗生剤を処方することになります。

百日咳菌は感染力が強く、飛沫感染や接触感染によって感染が広がるため、

家庭内や施設内での感染の広がりが懸念されます。

感染予防には、コロナの時と同じで、

日常の手洗いや手指消毒、咳エチケットなどの感染対策が重要です。

ご不安な場合は、医師にご相談ください。

                         (院長 田中 勝巳)

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┃▼┃医療コラム: アニサキス症

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今回は最近増加中とニュースを見かけたアニサキス症についてお話ししようと思います。

アニサキス症とは、

魚介類などに寄生しているアニサキス幼虫を食べることで、

幼虫が胃壁や腸壁に侵入して激しい腹痛を起こす疾患です。

症状は、生の魚介類を食べてから2~8時間後にみぞおちのあたりが痛くなり、

ひどい場合吐いたりします。

今のところアニサキスを駆除する薬はないため、

治療法は上部内視鏡でアニサキスを直接取り出すしかありません。

そのため胃より先に進んでしまうと、診断や治療は難しくなります。

しかしながらアニサキスは人間の体では数日から1週間で死滅するため、

自然に腹痛などはよくなっていきます。

以前食中毒についてお話ししたことがありましたが、

アニサキス症は日本における食中毒の発生件数別の原因でこの5年以上常に1位で、

2022年には食中毒全体の58.8%に達しています。

また世界で起きているアニサキス症の大半は日本で起きています。

これは日本が生魚を食べる習慣があるためです。

アニサキス症を引き起こすことが多いのは、

一番はサバで、その他イワシ、ヒラメ、アジ、カツオ、サンマ、イカなどがあります。

もともと太平洋側と日本海側ではアニサキスの種類が違い、

アニサキス症を引き起こすのは太平洋側のアニサキスが9割程度だったそうです。

しかし近年の温暖化の影響か日本海側でも太平洋側のアニサキスが増えています。

このため今までは生で食べてもアニサキス症を引き起こさなかった日本海側の魚を

生で食べたりするとアニサキス症を引き起こします。

アニサキスは冷凍や加熱で死滅させることができます。

このため厚生労働省はアニサキス症予防のため

24時間以上冷凍(-20℃)、もしくは加熱(70℃以上、または60℃なら1分)

を推奨しています。

また新鮮なうちに内臓を取り除くこと、

捌く際に目視で確認してアニサキスを除去することも推奨しています。

ちなみに一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、

アニサキスは死滅しません、ご注意を。

刺身を楽しむ場合は、適切な処理をされたものを食べましょう。

                                                                             (医師 佐藤 俊一)

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┃▼┃医療コラム: オンライン診療より(いびきや日中の眠気)

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4月に入り、新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。

春は心や体が変化に晒され、

自律神経の乱れや睡眠の質の低下が起こりやすい季節です。

そこで今回は、「睡眠」に関するお話です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、

睡眠時に無呼吸や低呼吸を繰り返す病気です。

この結果十分な睡眠がとれず、日中に強い眠気を感じたり、

集中力が落ちたりするなどの症状が現れます。

また、放置すると心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などのリスクが高まるため、

早めの検査と治療が大切です。

次の項目のうち、3つ以上あてはまる方は要注意です。

1. よくいびきをかくと言われる

2. 睡眠中に無呼吸を指摘されたことがある

3. 朝起きたとき頭痛がある

4. 寝苦しいと感じることが多い

5. どれだけ寝てもすっきりと目覚められない

6. 高血圧・糖尿病などの持病がある

7. 眠りが浅い・夜中トイレで目が覚める

8. 日中に強い眠気を感じることがある

9. 常に気怠さや疲れを感じる

10. 体重が増え気味・首が太いと感じる

用賀アーバンクリニックでは、

自宅でできるSAS検査を実施しています。

気になった方は、一度、医師にご相談ください。

オンライン診療は、

PCやスマホひとつで自宅や職場から医師の診療が受けられ、

移動や待ち時間を短縮することができます。

オンライン診療のご予約は、こちらからお取りいただけます。

https://user.smart-cure.app/login?account=planetuc

                   (患者様サービス担当 中澤 亜希)

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┃▼┃理学療法士コラム:五月病と運動

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4月から入学や就職に伴い学校や職場で新たな生活をスタートした方も多いか

と思いますが、新生活は慣れないことも多く、知らず知らずのうちに、

ストレスが溜まるものです。

気づかないうちに無理をしてしまうことも少なくありません。

新生活が始まって1か月が過ぎ、

5月になる頃に

・身体のだるさ

・疲れやすさ

・意欲がわかない

・物事を悲観的に考えてしまう

・よく眠れない

・食欲がない

などの心身症状が現れることがあります。

これらの症状は正式な医学用語ではありませんが、「五月病」と呼ばれます。

「五月病」に対処するためには、

ストレスとうまく付き合い、心身の健康を保つことが重要になります。

少しでも気持ちのリセットができるように

「運動」に取り組んでみてはいかかがでしょうか?

過度なストレスによってセロトニンと呼ばれる物質の働きが鈍くなることで

抑うつ症状が引き起こされます。生活の中に運動を取り入れることで、

セロトニンが増加して気分の落ち込みを改善する効果が期待できます。

特に有酸素運動のひとつであるウォーキングは、

筋肉への負担が少なく、運動に自信がない方や定期的な運動習慣のない方でも

取り組みやすいのでおすすめです。

また、ストレスを感じると交感神経が過剰に活動して、

背中の筋肉をこわばらせるため、

背中周りの筋肉をストレッチしてほぐすのも良い効果が期待できます。

5月の砧公園は緑が多く、様々な花や鳥が観察できます。

日光をしっかり浴びて、

周囲の景色を楽しみながらウォーキングを実践してみませんか?

まずは5分、10分、短い時間から始めてみましょう!

          

                        (理学療法士 児玉優太)

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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等

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☆休診案内

〇医師休診

☆佐藤医師

予約診療はありませんが、代診医が診察いたします。

・5月2日(金)7日(水)9日(金) 10日(土)

  14日(水)17日(土)24日(土)

  28日(水)31日(土)

急な変更がある場合もございます。

最新の医師のスケジュールにつきましては、

こちらからご確認ください。

https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui

最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。

                 (患者様サービス担当 正者 忠範)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━

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