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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2025年6月号

2025/5/30

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┃ ■ ┃■ ┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2025年  6月号 ┃■┃■┃

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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

5月も終わりに近づき、日も延びてきました。

すでに夏日を超えた日もありますが、朝晩は涼しいときもあり、

洋服を選択するのも大変ですね。

今年の夏も暑くなりそうです。

熱中症対策も早めにしておきましょう。

次月の理学療法士コラムで

「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を取り上げる予定です。

暑さに慣れるための簡単なトレーニングですので、

お試し下さい。

医療コラムで「夏風邪」を取り上げております。

ぜひ、ご参考下さい。

それでは今月の情報をどうぞ!

                   (患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX

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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年5月

― 医療コラム  ―>  夏風邪

― クリニック情報 ―> 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因と影響は?

― クリニック情報 ―> 休診・代診等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年5月

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このところの感染症の流行状況です。

今月も先月に引き続き、インフルエンザも新型コロナウイルス感染症も、

顕著な流行拡大はみられず、落ち着いている状態です。

百日咳と伝染性紅斑(りんご病)が流行しているとされていますが、

ともに小児に多くみられる疾病で、当院ではあまり多くないのが現状です。

糖尿病の患者様にお知らせです。

当院ではFreeStyleリブレを用いた栄養相談プログラムを実施中です。

FreeStyleリブレとは、上腕にセンサーを装着して、

体内のグルコース値を14日間連続で測定できるシステムです。

FreeStyleリブレLinkアプリを使用すると、

スマートフォンでリアルタイムにグルコース値を確認することができ、

食事摂取による、グルコース値の上がり方を知ることができます。

血糖値が上がりやすい食事は人それぞれ。

当院では、FreeStyleリブレを使用して、食事記録とあわせて、

栄養士による個人にあった栄養相談を提供するプログラムをご用意しております。

私も試しにFreeStyleリブレを装着してみましたが、

食事によって意外にグルコース値があがりやすいものがあったり、

穏やかにあがるものがあったり、

お腹が減って飴をなめると下がっていたグルコース値が上がっていき、

ここまで上がると空腹感が治まるんだといった、新しい発見がありました。

糖尿病の患者様は、

保険診療としてFreeStyleリブレの装着も栄養相談も可能です。

ご興味のある方は、私、田中の外来を受診していただき、ご相談ください。

また、先日もご案内しましたが、

当院では理学療法士による運動教室を月に3回ほどの頻度で定期的に実施しています。

正しい知識で正しい方法で運動に励みたい方、是非、ご相談ください。 


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                          (院長 田中 勝巳)

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┃▼┃医療コラム: 夏風邪

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5月に入り真夏日も観測され、徐々に夏が近づいていますが、

今回は例年この時期から増えてくる夏風邪についてお話ししようと思います。

夏風邪の代表的なものは、

・手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)

の3つです。

夏風邪は基本的にどの病気も小児で流行しますが、

大人がかからないわけではなく、

小さいお子さん・お孫さんがいる家庭は注意が必要です。

各病気の特徴について説明していきます。

〇手足口病

以前も取り上げましたが、口の中や手のひら、足の裏、臀部、肘、膝などの

圧力のかかるような手足末端に2~3 mm大の水疱性の発疹ができる病気です。

熱は38度以下のことが多く、発疹は3~7日で消えます。

軽症で自然軽快することが多いですが、

口内炎がひどく食事がとれないときは注意が必要です。

イオン飲料や経口補水液を少量頻回に摂取しましょう。

〇ヘルパンギーナ 

突然の38~40℃の発熱が数日続いた後、

倦怠感、咽頭痛などの症状がみられる病気です。

のどの軟口蓋と呼ばれる部分に数mm大の水疱や潰瘍が多数できます。

こちらも軽症で自然軽快することが多いですが、

やはり口内炎がひどく食事がとれないときは注意が必要です。

〇咽頭結膜熱(プール熱)

38~40℃の発熱が5日程度、長いときは1週間くらい続きます。

ヘルパンギーナと同様に倦怠感や咽頭痛がありますが、

特徴的なのは結膜炎(目が真っ赤になり、目やにが多くでます)です。

発熱の期間が長いことが多く、またのどの痛みが強いことが多いため、

やはり食事・水分摂取には十分注意しましょう。

また目の分泌物からうつることがあるため、

目に触れた場合にはすぐに手洗いをしましょう。

病気にかかっている人が入浴を最後にして、タオルの共有は避けてください。

その他の注意点としては、

咽頭結膜熱は学校保健安全法上の学校感染症の一つとなっているため、

主要症状がなくなった後、2日を経過するまで登校禁止となります。

このように夏風邪はのどの痛みがあり、高熱が続くこともあるため、

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ、

また扁桃炎などと見分けがつかないことがあります。

高熱が続く場合や、のどが痛くて食事や水分がうまく取れない場合は

病院を受診しましょう。

                                                                             (医師 佐藤 俊一)

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┃▼┃クリニック情報: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因と影響は?

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前回に引き続き、今回も睡眠時無呼吸症候群(SAS)のお話です。 

SASは自覚症状が少ないこともあり、

潜在患者数に対して治療者数が少ない状況です。

しかし睡眠は、日常生活や健康に大きな影響を与えます。 

SASの原因として最も多いのが「閉塞型」です。 

肥満などの理由で睡眠時に喉が狭まると、

空気が通過する際に抵抗が生じ、「いびき」の原因となります。

さらに完全に閉塞すると無呼吸状態になります。 

睡眠中に繰り返し呼吸停止の状態になると、体内の酸素が不足します。

身体は呼吸を再開しようとして、

心拍数の急上昇や血圧の上昇が発生し、脳が覚醒します。 

この結果、十分な睡眠が取れないだけでなく、

高血圧等の合併症を引き起こすこともあります。 

用賀アーバンクリニックでは、自宅でできるSAS検査を実施しています。 

気になった方は、一度、医師にご相談ください。 

オンライン診療は、

PCやスマホひとつで自宅や職場から医師の診療が受けられ、

移動や待ち時間を短縮することができます。 

オンライン診療のご予約は、こちらからお取りいただけます。 

https://user.smart-cure.app/login?account=planetuc

☆オンライン診療時間変更のお知らせ 

この度、当クリニックの診療体制見直しに伴い、

2025年6月2日(月) より、診療時間を下記の通り変更させていただきます。 

変更前 

(月)11:00-15:00 

(火)10:00-18:00 

(水)10:00-14:00 

(木)10:00-14:00 

(金)10:00-18:00 

変更後 

(月)10:00-14:00 

(火)10:00-14:00 

(水)10:00-13:30 

(木)10:00-14:00 

(金)10:00-14:00 

なお、外来診療の時間変更はありません。 

今回の診療時間短縮により、

患者様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。 

ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 

                   (患者様サービス担当 中澤 亜希)

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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等

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☆休診案内

〇医師休診

☆佐藤医師

予約診療はありませんが、代診医が診察いたします。

・6月11日(水)・25日(水)・28日(土)

☆夏期休診

・8月14日(木)〜16日(土)休診

 ※8月18日(月)より通常診療となります。

急な変更がある場合もございます。

最新の医師のスケジュールにつきましては、

こちらからご確認ください。

https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui

最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。

                 (患者様サービス担当 正者 忠範)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━

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お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。

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