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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2025年3月号
2025/2/28
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┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2025年 3月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
「2月は逃げる」の言葉通り、あっという間に3月ですね。
少し気が早いですが、今年の桜はどうでしょうか。
近くの呑川に毎年1月末には咲いている桜の木があるのですが、
今年も素敵な花を咲かせているのが見られました。
また、砧公園の桜が見られるのがいまから楽しみです。
花粉の飛散が勢いづいているようです。
HOT! Topicsにもありますが、早めの対策をしていきましょう。
お急ぎの方等、オンライン診療もご検討ください。
それでは今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年2月
― 医療コラム ―> 便秘について
― クリニック情報 ―> オンライン診療より(花粉症の対策)
― クリニック情報 ―> 休診・代診等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年2月
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このところの感染症の流行状況です。
年末に大流行していたインフルエンザは、年明け以降急激に減少傾向となり、
今のところ第二波もみられず、比較的落ち着いている状態です。
新型コロナウイルス感染症も、顕著な流行拡大はみられず、
こちらも比較的落ち着いている状態です。
今、流行しているのは、感染性胃腸炎です。
嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱といった症状がみられますが、
典型的な症状がそろわないケースもあります。
お腹が気持ち悪くて、体がだるく、寒気がする場合は、
疑いがあるので、ご留意下さい。
寒かった2月ももうすぐ終わり、いよいよ気温が上がってきます。
暖かくなるにつれ、スギ花粉の本格的な飛散がはじまります。
都内では、スギ花粉の飛散のピークは3月上旬から3月下旬まで。
ヒノキ花粉の飛散は、3月下旬から4月上旬までの予報です。
症状が悪化してから治療を始めてもなかなかすぐによくならないので、
早めの治療が推奨されます。医師にご相談下さい。
令和6年度の世田谷区の
・特定健診(世田谷区国民健康保険に加入している40歳~74歳の方)
・長寿健診(後期高齢者医療制度に加入している方)
が3月末までとなります。
今年度、まだ受診されていない方は、3月中までは受診できます。
年度末は、健診予約が混み合いますので、
受診を希望される方は、できるだけ早くの予約をお願い致します。
☆ご予約はこちらにお電話ください
予約専用ダイヤル 03-3707-4976
※平日9:00~17:00まで
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃医療コラム: 便秘について
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今回は冬場に悪化しやすい便秘についてお話ししようと思います。
まず便秘の定義について、
最新のガイドライン(便通異常症診療ガイドライン2023)では
「本来排泄すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便(注:コロコロした便)、
硬便、排便回数の減少や、糞便を快適に排泄できないことによる過度な怒責、
残便感、直腸肛門の閉塞感、排便困難感を認める状態」
とされています。
ざっくりいうと、排便回数が減ったり、排便が難しくなったりすることを言います。
このような状態が長く続き、日常生活に影響を及ぼす状態を慢性便秘症といいます。
報告によって差はありますが、
慢性便秘症の日本人は人口の10~15%程度だと考えられています。
男性より女性の方が2倍程度多く、また年齢が上がるほど多いです。
その他、腹部の手術歴や特定の病気や薬、身体活動性が低いことなどが
慢性便秘症の原因となります。
便秘はありふれた病気で軽く見ている人もいますが、実は要注意な病気です。
便秘がQOL(生活の質)を低下させることは様々な研究で示されていて、
ある研究では労働生産性が低下し、
その経済的損失は年間約122万円に相当すると報告されています。
また心血管疾患や脳血管疾患、パーキンソン病、腎疾患、認知症などのリスク
との関連が示されていて、
長期生命予後にかかわる可能性、つまり寿命にかかわる可能性があります。
便秘を改善させるためには、まずは食事を含めた生活習慣の改善が重要で、
〇食事面
・硬い便を防ぐために十分な水分の摂取
・大腸の運動を活発にするために1日3回の規則正しい食事
・便の形状を改善する水様性および不溶性食物繊維
・腸内環境を改善する乳酸菌食品や発酵性食品などの摂取
が大切です。
食品に関してはメディアで様々なものが取り上げられています。
自分に効果的な経済的に負担のないものを探しましょう。
食事面のみならず、生活面でも気をつけることがあります。
〇生活面
・規則正しい生活
・ウォーキングなどの適度な有酸素運動
・朝食後のトイレでの排便努力
・便意を感じたらすぐにトイレに行く排便習慣
などが大切です。
これら生活習慣の改善でも効果が不十分である場合に内服治療を追加します。
内服には整腸剤、浸透圧性下剤、刺激性下剤、漢方薬など様々あります。
どの薬を使うかは個々人の病態によって変わりますので、
担当医と相談して決めましょう。
冬場は運動や水分摂取が不足しがちで、便秘が悪化しやすいです。
先ほど述べた生活習慣に気を付けながら過ごしましょう。
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┃▼┃医療コラム: オンライン診療より(花粉症の対策)
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花粉症の発症には免疫機能の異常が関係していると言われています。
花粉症の悪化を防ぐために、規則的な生活を送ることも重要です。
・バランスの良い食事
栄養豊富な食品を摂取する。加工食品や 高脂肪、高糖質の食品は控える
・十分な睡眠
定期的な睡眠パターンで良質な睡眠を取る。
・規則正しい生活
毎日同じ時間に起床・就寝するようにする。
・ストレスの効果的な管理
ヨガやウォーキングなどもストレス軽減に。
・適度な運動
定期的な運動で全身の血流を改善する。
用賀アーバンクリニックでは、オンライン診療を提供しています。
オンライン診療は、PCやスマホひとつで自宅や職場から
医師の診療が受けられることができ、
移動や待ち時間を短縮することができます。
花粉症のお薬を必要とされているみなさま、
ぜひオンライン診療の活用もご検討ください。
オンライン診療のご予約は、こちらからお取りいただけます。
https://user.smart-cure.app/login?account=planetuc
(患者様サービス担当 中澤 亜希)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等
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☆休診案内
〇医師休診
・3月5日(水)福富医師休診 → 代診 半田医師
・3月12日(水)福富医師休診 → 代診 佐藤医師(8:00~)
・3月15日(土)野間口医師休診 → 代診 豊島医師
・3月22日(土)田中医師休診 → 代診 山下医師
・3月24日(月)田中医師休診 → 代診 重松医師
・3月26日(水)福富医師休診 → 代診 佐藤医師(8:00~)
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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