MAIL MAGAZINE
用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2025年2月号
2025/1/30
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┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2025年 2月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
2025年の1月ももう終わりです。
9連休や成人の日の3連休がだいぶ前の事のように感じます。
年明け早々、インフルエンザ等の大流行により来院患者数が激増し、
待ち時間も相当長くなり、ご不便をおかけ致しました。
HOT! Topicsにも記載がありますが、現在は落ち着いては来ています。
ただ、受験シーズンでもありますので、
試験に影響が出ないよう、きちんと感染症対策を続けて行きましょう。
また、マイナンバーカードの保険証利用の体制を整えております。
こちらのお知らせもご確認いただきますようお願いいたします。
それでは今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年1月
― 医療コラム ―> 百日咳について
― クリニック情報 ―> オンライン診療より(花粉症の初期治療)
― クリニック情報 ―> 休診・代診等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2025年1月
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2025年はじめてのメールマガジンです。
用賀アーバンクリックは、先月、開院24周年を迎えました。
開院当初、小さくてかわいい子供さんだった方も、今では立派な社会人です。
久しぶりに受診していただくと、
びっくりするくらい容姿が変わられている方も多く、
年月の過ぎる早さを痛切に感じます。
今年も皆様の健康管理に貢献できるように、スタッフ一同精進する次第です。
どうかよろしくお願いいたします。
このところの感染症の流行状況です。
年末に大流行していたA型インフルエンザは、
年明け後、急激に落ち着いてきました。
以下のページをご参照下さい。
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu/flu
大流行時には、定点医療機関当たり60人近い患者報告数があったものが、
直近では10人程度まで減少しています。
新型コロナウイルス感染症も、まだそれほどの流行はありません。
以下のページをご参照下さい。
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/2024no43
直近の定点医療機関当たり患者報告数は、
3.73人と年末に比べて増加傾向はみられません。
このまま両者とも落ち着いていて欲しいものですが、
インフルエンザは今後、型の異なるB型が流行してくる恐れもあります。
また、新型コロナウイルスもこのままおとなしくしているとは考えにくく、
引き続きの感染対策を徹底していきましょう。
スギ花粉の飛散は、今年はとても早く、すでに飛び始めています。
例年は、2月中旬頃からの飛散開始ですが、都内では1月8日に飛び始めたと報告され、
この時期に飛び始めるのは、統計をとりはじめて以来、最も早いということです。
また、花粉の量は、過去10年間の平均と比べて1.6倍になる見通しということで、
症状の悪化が懸念されます。
すでに、この時期にしては多くの患者様が治療に来院されています。
花粉を体内に入れない対策と、早めの内服加療をお勧めいたします。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃医療コラム: 百日咳について
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今回も咳がメインの病気である、百日咳についてお話ししようと思います。
百日咳とは、主に百日咳菌(Bordetella pertussis)によって引き起こされる、
咳が特徴的な呼吸器感染症で数年ぶりに流行の兆しがみられています。
百日咳は7日~10日程度の潜伏期間を経て症状が出現します。
症状はカタル期、痙咳期、回復期の3つの段階に分けられます。
カタル期は2週間ほどで、一般的な風邪のような症状が続きます。
このカタル期の間が、最も感染力が強いです。
その後咳が悪化し痙咳期(けいがいき)に入ります。
痙咳期は2~3週間ほどで、スタッカートと呼ばれる顔を真っ赤にして
コンコンと激しく発作性に咳込んだ後に、
ウープと呼ばれるヒューと音を立てて息を吸う発作が起きます。
咳込み後に嘔吐したり、
生後6か月以下の乳児では無呼吸発作を伴ったりすることがあります。
回復期で徐々に激しい咳がおさまり、発症から2~3か月ほどで回復します。
ワクチン接種を受けている小児や大人では前述のような典型的な症状がみられず、
少し咳が長引くだけで自然に治ったりします。
しかし乳幼児では重症になり、肺炎や脳症を合併し、
まれに致死的になることがあります。
百日咳に対する予防接種は、
0歳から1歳に受ける定期予防接種の中の4種混合ワクチン、
2024年4月からはそこにHibワクチンの成分も入った
5種混合ワクチンに含まれています。
また多くの国々では年長児や思春期の予防のために
追加接種が行われていますが、
現在残念ながら日本では定期接種としては行われていません。
診断方法は採血や培養、PCR検査などいくつかありますが、
すぐに結果が出るものがなく、診察上も特徴的な咳がなければ、
普通の風邪などと見分けがつかず、実際診断をつけることは難しいです。
治療はマクロライド系抗菌薬治療します。
年末年始の爆発的なインフルエンザ流行のピークが過ぎ、
感染症で受診される人が少し減ってきました。
しかし風邪や胃腸炎などがまだまだ流行しています。
手洗いうがいを徹底していきましょう。
(医師 佐藤 俊一)
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┃▼┃クリニック情報:オンライン診療より(花粉症の初期治療)
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花粉症の「初期治療」とは、
花粉が飛び始める前から内服薬などを開始することです。
本格飛散する2週間ほど前から内服を開始することにより、
症状が出る時期を遅らせて、
花粉シーズン中のつらい症状を軽くする効果があります。
東京では今年は2月中旬頃からスギ花粉の飛散が開始すると予測されています。
ぜひ今のうちにご準備ください。
用賀アーバンクリニックでは、オンライン診療を提供しています。
オンライン診療は、PCやスマホひとつで自宅や職場から医師の診療が受けられ、
移動や待ち時間を短縮することができます。
花粉症のお薬を必要とされているみなさま、
ぜひオンライン診療の活用もご検討ください。
オンライン診療については、こちらをご確認ください。
https://www.plata-net.or.jp/online
(患者様サービス担当 中澤 亜希)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等
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☆休診案内
〇医師休診
・2月5日(水)福富医師休診 → 代診 8時から佐藤医師 13時から重松医師
・3月15日(土)野間口医師休診 → 代診 未定
・3月22日(土)田中医師休診 → 代診 未定
・3月24日(月)田中医師休診 → 代診 未定
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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