2009/12/26
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2009年12月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは！用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
今年もあっという間に12月。もう何日かすると新しい年を迎えます。
毎年思うことですが、年々、1年が過ぎるのが早くなっているのを感じます。
実際はそんなことはあり得ないのですが、もう少しゆっくり過ぎてくれても
いいのに、とこの時期になると思います。
皆様にとって、今年の1番のニュースは何でしたか？
私は、やはり子どもが生まれたことでしょうか。2月に生まれた二人目なので
すが、今はもう動き回っています。年内に歩くか?といったところで、今後も
成長が楽しみです。
さて、この12月で用賀アーバンクリニックが9年を過ぎ、10年目を迎えました。
これからも皆様のお役に立てるよう、努力して参ります。ご意見等、ご遠慮
なくお寄せ下さい。
今年最後のメルマガです。一年間、ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願い致します。
（患者様サービス担当 正者忠範）
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─＞ 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況
─ 栄養コラム ─＞ 気をつけたい年末年始の飲み方食べ方
─ クリニック情報 ─＞ 休診、お知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics： 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況＠2009年12月
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新型インフルエンザの流行はピークをすぎ、患者さん数は減少傾向にあります。
季節性インフルエンザはまだほとんど出現しておらず、現在A型インフルエンザ
と診断された場合は、ほぼ新型のインフルエンザと考えられる状況が続いてい
ます。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/inf/2009/Vol12No15.pdf
インフルエンザで受診される患者さんは減ってきましたが、寒くなってきたた
めか普通風邪や感染性胃腸炎の患者さんが増えてきました。
毎年このメルマガでもご案内するとおり、冬場の寒い時期には嘔吐・下痢をき
たす胃腸炎が流行します。原因となるウイルスは、ノロウイルス、ロタウイル
ス、アデノウイルスなどがあり、1〜2日間の潜伏期間を経て、嘔気・嘔吐、下
痢、腹痛、発熱などをきたしてきます。予防のポイントは、手洗いです。特に
排便後や食事前、調理前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。便や吐
物を処理する時には、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し処理後は石
けんと流水で十分に手洗いをしましょう。嘔吐物処理の具体的な方法はこちら
をご参照ください。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/pdf-file/p-familly.pdf
2010年のスギ花粉の飛散は、東日本と北日本はやや少なくなり、西日本ではほ
ぼ例年並みになるとの予報です。都内では例年の半分以下の飛散との予報です
が、花粉量が1,000個以下の地域はほとんどないため注意は必要です。
都内は２月１０日から２月２０日頃までに本格的な花粉の飛散が予想されるた
め、毎年花粉症で症状の重いかたは、その２週間前からの予防内服をお勧めい
たします。1月下旬から2月上旬には治療を開始しましょう。
（医師 田中 勝巳）
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┃▼┃栄養コラム： 気をつけたい年末年始の飲み方食べ方
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年末年始は、イベントも多く、人が集まっての食事の機会が増えてきます。夜遅く、お祭り気分で、ついつい普段以上に食べたり飲んだりしてしまいがちですね。
その一方で、運動する機会は減る方が多いので、体重も増えやすくなり、血糖や血圧、コレステロールや中性脂肪など、健診で気になる検査値を悪化させやすい時期でもあります。そこで、今回は年末年始を健康に過ごす食事の三つのポイントをご紹介します。
その三つとは「味付け」、「野菜」、「お酒」です。
ご馳走に欠かせない「味付け」は、砂糖と塩分（しょうゆ、ソースなど）とアブラ（油 ・脂）です。これらは、おいしさを増し、食欲を増進させるためカロリーアップにつながります。砂糖は、血糖や中性脂肪を、塩分は血圧を上げやすく、アブラ（油・脂）は コレステロールや中性脂肪を上げやすく、カロリーが高くなるので、体重増につながります。要注意な味付けは、「一口食べてみてご飯が欲しくなる」「飲み物が欲しくなる」「口がアブラっぽいと感じる」というのが目安です。そのようなメニューを食べる場合には、残す量を決めたり、一旦、箸を置いて、食事の休憩をとるようにしましょう。
「野菜」は、ご馳走の中では分量が少なく、脇役になりがちです。ご馳走をながめてみて、ご飯や麺やパン、肉・魚・卵などのおかずやデザート類と野菜の占める割合を観察してみましょう。あきらかに野菜が全体の3分の1より少なければ、食事バランスが偏ってしまいます。宴会など外食をする場合は、できるだけ先に野菜（こんにゃく、きのこ、海藻を含む）のおかずを選んで食べましょう。先に食べることで、満腹感も早めに感じやすくなり、糖の吸収を緩やかにすることができます。また、お腹の調子を整え、余分なコレステロールや塩分の排出も手伝います。野菜等の摂取が少なくなると、満腹感も少ないため、ご飯ものや麺、肉、魚、チーズなどのつまみの食べ過ぎになりがちです。
「野菜」の目安量、は１回にご飯茶わん１杯程度の重さくらいを目標に選んで食べましょう。鍋料理は、野菜も多くとりますが、意外と肉、魚、豆腐なども多くなり、カロリーも塩分等も多くなるので食べる量と頻度に注意しましょう。
「お酒」は、疲れを癒す効果もあって、心の栄養となることもあります。
しかし、ストレス解消の目的で１回にたくさんの量を飲んだり、飲まない日が全くないと肝臓を痛めてしまう原因になるなど、実は身体に強いストレスをかけることもあります。お酒を飲むと、食欲も増してつまみも多くなり、食べ過ぎにもつながります。飲み過ぎが続くと肝臓への影響だけでなく、内臓脂肪が増え、血糖、血圧、中性脂肪を上げるなどの血管へのダメージも大きくなり、健康を害してしまいます。お酒を上手に楽しむために、よくお勧めしているのは、宴会の前、中、後のアルコール以外の水分補給を心がけること、また、お酒のグラスや杯から手をはなす機会を増やすことです。そうすることで、あまり我慢することなく全体のアルコールの量を減らすことも可能になりま
す。また、飲まない日を週に２日は作り、身体に優しい飲酒を心がけるようにしましょう。
年末、年始は、つい羽目をはずしがちですが、ちょっとした心がけで、身体をいたわることができます。楽しく飲んで、楽しく食べて、心も身体も健康に過ごしましょう。
（管理栄養士 蛯原 啓子）
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┃▼┃クリニック情報：休診、お知らせ等
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・新型インフルエンザワクチン予防接種による受付時間変更
当院では、11月12日（木）より新型インフルエンザワクチンの予防接種を開始
致しております。この予防接種は「重症になりやすい方を優先的に接種し、有
熱者との接触を避ける」という厚生労働省からの指導で、完全予約制とさせて
頂きます。
新型インフルエンザワクチン予防接種の時間
○毎週木曜日 12時～13時
○毎週土曜日 7時30分～8時30分
一般診療の受付時間を当面は下記の通り変更させて頂きます。
木曜日 11時30分 受付終了（午後は15時から通常診察を開始します）
土曜日 8時25分 受付開始
患者様にはご迷惑をお掛け致しますが、新型インフルエンザの感染拡大防止のため、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
(院長 野間口 聡)
・年末年始のお知らせ
今年は、12月29日(火）より1月3日（日）を休診とさせて頂きます。
玉川地区の休日体制をHPに掲載してあります。ご参照下さい。
・最新の医師時間割
http://www.plata-net.com/yoga/schedule.html
急な変更等がある場合がございます。
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
（患者様サービス担当 正者忠範）
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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