2013/5/24
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2013年 5月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
あっという間に大型連休も終わりました。天候もよかったので、お出かけに
なられた方は楽しめたのではないでしょうか。
私も家族で山登りに行きました。まだ雪が少し残っていたのですが、
山頂からの景色もよく、よい気分転換になりました。
次のお休みにでもまた行こう、という話をしていたところ、
80歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんのニュースがありました。
素晴らしい精神力、体力に感動するとともに、
同じようにエベレストへの登頂は難しいかもしれませんが、
いつまでも元気に山登りをしていたい、チャレンジ精神を大事にしたい、
そう思いました。
今月は医療コラムをお休みします。
また次月をお楽しみにして頂ければと思います。
それでは今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年5月
─ 栄養コラム ─> しっかり噛んで肥満予防
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年5月
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インフルエンザの流行はほぼ終息し、
当院でもインフルエンザと診断される患者さんはおられなくなりました。
普通風邪、胃腸炎、溶連菌感染症の患者さんが少し多いような印象がありますが、大流行といった状況ではありません。
先日、姉妹クリニックで今年の4月にオープンしたばかりの
「イーク表参道」の 内覧会に行ってきました。
内覧会とはクリニックをその地域の一般の方に公開し、
自由に院内の設備や院長、職員の人柄に触れる機会を設ける、
見学会のようなものです。
「イーク表参道」は、女性スタッフによる女性のための人間ドック及び、
婦人科検診を主とした健診医療機関です。
2008年6月に開業した「イーク丸の内」と全く同じコンセプトをもち、
今回は表参道に開業しました。
http://www.ihc.or.jp/concept/
普段は男子禁制のため、診療中には見学に行けないのですが、
今回は内覧会とあって、私以外の男性の参加者も数多く来られていました。
姉妹クリニックとはいえ、院長先生をはじめお会いするスタッフは全員と初対面
でしたが、心地よい雰囲気で丁寧に案内していただきました。
クリニックは4階にあるのですが、
表参道からの眺望を一望できる採血室の景観は圧感で、
待合室も緑の木々に囲まれた暖かい陽光が降り注ぐ、明るい空間となっていました。
清潔で暖かい雰囲気の、女性らしいクリニックに仕上がっています。
渡邊院長とお話しましたが、消化器内科がご専門で、
胃や大腸の内視鏡検査も積極的にされていて、健診だけでなく一般外来もある
ということです。
大腸の検査は、どうしても抵抗のあるかたが多いと思いますが、
女性スタッフだけで検査をしてもらえる体制であれば、
かかりやすくなるのではないでしょうか。
表参道であれば用賀からでもそう遠くないので、
是非ご利用いただければと思います。
もちろん、当院からご紹介もできますので、何かあれば診察室でご相談ください。
http://www.ihc.or.jp/facilities/index_omotesandou.html
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:しっかり噛んで肥満予防
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今年もまた梅雨入り宣言が気になる頃となりました。
普段から、体重を気にして外で体を動かすことを意識されている方は、
梅雨空に左右されて運動不足になりやすいので、
お食事面でも気を付けていきたいですね。
そこで今回は太りにくい食べ方についてご紹介します。
みなさんは食べ方が早いと言われたことはありますか?
食べる速さを体型別にみると、
BMI25以上の肥満者は、肥満ではないBMI25未満の人に比べて、
早食いの人の割合が多いことがわかりました。
※BMIとは身長からみた体重の割合を示す体格指数
※体重kg÷身長m÷身長mで計算
早食いと肥満には何らかの関係があるようです。
その原因を考えてみましょう。
肥満の原因は、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多くなること。
つまり、「私たちの体にとって必要な量よりも食べすぎること」
によって起こります。
なぜお腹がいっぱいになるかというと、
食事をすることによって脳にサインが送られ、
食べ始めてから20~30分すると脳が満腹のサインを感じる、
というしくみがあるからです。
早食いをすると、「脳が満腹を感じるまでに食べすぎてしまうこと」
が考えられます。
ですから、食べすぎを抑えるためにもまずは早食いをやめ、
よく噛んでゆっくり食べることが大切になってきます。
噛むことで交感神経が活性化され、
内臓脂肪の分解を促進する効果もあります。
また、よく噛むことで脳に刺激を与え、より多くの栄養(血流)を送ります。
脳が活性化され、爽快感が得られるのでストレスを解消し、
ストレス食いも控えられることで肥満の予防にもつながります。
食べすぎを防ぐためにも、しっかり噛んで、
30分くらい時間をかけて食事をしましょう。
噛むことのメリットには肥満予防の他に、
唾液中に含まれる抗酸化作用の働きによる生活習慣病の予防効果や、
食べ物が消化しやすくなることで内臓の働きを助ける効果があります。
このように、噛むことは体にとって多くの良い働きをしてくれます。
それでは、しっかり噛んで食べるための工夫をご紹介します。
(1)噛みごたえがある食材・調理法を選ぶ
・ご飯は、白米よりも玄米や雑穀米
・パンは、食パンやロールパンよりフランスパンやライ麦パン
・お肉は、ひき肉よりも厚みのあるお肉、
・煮物にするときは、大根やかぶ、じゃがいもや里芋などよりも
ごぼう、れんこん、たけのこ
などのような噛みごたえがある食材を選ぶことで噛む回数が増えます。
調理法では、魚は切り身の刺身よりもさんまやあじ・ほっけの開きなどを
焼き魚にすることで、骨をとりながら食べるので、
ゆっくり時間をかけて食べることにつながります。
刺身ならイカやタコのような噛みごたえがあるものがおすすめです。
野菜は少しかためにゆでることでしっかり噛むための工夫にもなります。
さらに、野菜のゆで時間を短くすることで、
加熱に弱いビタミン類の損失を抑えることもできます。
(2)野菜の切り方を工夫する
よく噛んで食べるための料理作りのポイントとしては、
野菜を大きめに切ることです。
みじん切りやせん切りのような細かい切り方をするよりはコロコロとした形、
いつもより大きめ・長めに切ることが、よく噛まないと飲み込めないので、
しっかり噛むための工夫のひとつになります。
サラダを例に挙げるとすると、
芋をつぶして口当たりがなめらかなポテトサラダよりも、
シャキシャキとした歯ごたえのある生野菜サラダがおすすめです。
大きめに切ったきゅうりやレタス・トマト、長めに切った水菜や
パプリカ・セロリ等、野菜の切り方を工夫することで、
しっかり噛んで食べるための料理になり、野菜を切る手間も省けます。
(3)1品料理より定食スタイルにする
丼物やめん類などの1品料理やお茶漬け・卵ごはん・納豆ごはんなどは
あまり噛まずに、飲みこむように食べてしまいます。
ごはんやめん類だけでなく、肉や魚を使ったおかずと野菜のおかずがある
定食スタイルにすることで、自然とよく噛んで食べるようになるだけではなく、栄養のバランスも整います。
(4)食べながら水やお茶を飲むのは控えましょう
水分補給は大切ですが、食べ物が口に入っているうちに水やお茶などの水分を
口に含むことはよく噛まずに流し込んでしまう原因になります。
食事の最中の水分摂取は控え、食事の食べ始めと食べ終わりにしましょう。
しっかり噛むことで唾液がたくさん出てくるので、
水やお茶がなくても飲み込みやすくなります。
(5)飲みこんでから、次の食べ物を口に運ぶ
食べ物が口に入ったまま、次の食べ物を口に運ぶとよく噛めていないうちに
飲みこんでしまうことになります。
きちんと飲みこんでから次の食べ物を口に入れることで時間がかかり、
食べ過ぎる前に脳が満腹のサインを感じることができます。
そのための工夫のひとつとして、一口食べたら箸をおくように意識すること
をおすすめします。
そうすることで食事の味をしっかりと味わうことができます。
箸おきや割りばしの箸袋を折った箸おきの代用を利用するとより効果的です。
心や体を元気にして肥満予防にもなる『しっかり噛んで食べること』を意識し、
ゆっくりとお食事を味わって、食事時間を楽しみませんか。
(管理栄養士 脇山 薫)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・6月より、火曜日午前の担当医が、以下のように変更となります。
第1、3 小澤医師(小児科)
第2、4、5 満尾医師(循環器内科)
・医師時間割 http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html
急な変更等がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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