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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2013年11月号

2013/11/26
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┃■┃■┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2013年 11月号    ┃■┃■┃
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 ━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

 早いもので今年もあと1ヶ月となりました。
 年の初めに立てた目標はクリア出来そうでしょうか。
 最後まで諦めずに立ち向かいましょう!

 今年の用賀アーバンは、「移転」という大きなイベントがありました。
 隣ではありましたが、休診期間を設けるなど、ご迷惑をお掛け致しました。
 約1ヶ月半が過ぎましたが、スタッフもようやく新しいところでの業務に慣れ
 てきております。
 
 これからは、新しく出来た「2階」を活用すべく、
 新たな取り組みを進めていく予定です。
 決まりましたら、ホームページや本メルマガでもお伝えしていきます。

 新しい用賀アーバンにもご期待下さい。
 
 それでは今月の情報をどうぞ! 
 
                                                      (患者様サービス担当  正者 忠範)

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 ┃▼┃INDEX
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  ─ HOT! Topics    ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年11月
 
  ─ 栄養コラム     ─> 良質な脂肪を「くるみ」から

  ― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等

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 ┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年11月
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 インフルエンザワクチンの接種でご来院される患者さんがピークを迎えていますが、まだ当院ではインフルエンザの流行はみられていません。
 咳が頑固に長引く風邪の患者さんが多い印象です。

 インフルエンザワクチンは、毎年接種することが勧められますが
 その理由を述べてみたいと思います。

 大きく二つの理由があります。

 まず一つ目の理由は、日本で使われている現在のインフルエンザワクチンは
 不活化ワクチンであり、効果が長く持続しないためです。
 はしかや風疹ワクチンなどの生ワクチンは1回接種すると効果が年単位で持続しますが、DPT(三種混合)ワクチンなどの不活化ワクチンは、効果を維持するために複数回の連続した接種や期間をあけた追加接種が必要となります。
 インフルエンザワクチンの効果の持続は概ね4,5ヶ月なので、
 翌年のシーズンに効果を期待するためには接種が必要となります。

 二つ目の理由は、流行が予想されるインフルエンザウイルスのタイプが毎年少しずつ変化するために、インフルエンザワクチンの内容が毎年異なるからです。
 過去の接種によってある程度免疫を得られていたとしても、
 前年のワクチンの効果では今年の流行に対応できない可能性があるのです。

 インフルエンザは発症してもタミフルなどの抗ウイルス薬があるので、
 ワクチンでの予防は必要ないという考え方はお勧めできません。
 発症後に抗ウイルス薬を使っても重篤な合併症を発症する危険性はなくなりません。
 また、抗ウイルス薬を使っても周囲に感染力があります。
 やはりワクチンで予防することが重要なのです。

 もちろん、私たち医療スタッフも毎年接種するようにしています。

 まだ接種をされていないかたは、12月上旬までの接種がお勧めです。
 ご検討下さい。

 さて、来年のスギ・ヒノキ花粉の飛散予測をお知らせします。
 花粉飛散開始時期は、関東では概ね2月中旬と予測されています。
 また飛散量は、最近の10年の平均値との比較で関東北部から東北南部で半分程度、関東南部・東北中部より北では若干少なめから平均並みと予測されています。
 
 全国的に、来年は少し飛散量が少な目のようです。

                                                                                                    (院長 田中 勝巳)
 
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 ┃▼┃栄養コラム:良質な脂肪を「くるみ」から
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 朝夕冷え込む季節になりました。
 
 冬は、気温が低下し、身体は血管を収縮させて体温を維持しようとする為、
 血圧が上がりやすく、高血圧から心筋梗塞を起こしやすくなる危険性が高まる
 と言われています。

 これらの予防の為にも、動脈硬化を予防する食事が大切です。

 その食事の一つとして、魚があります。
 
 魚には、動脈硬化を予防する効果の期待できる良質な脂肪が多く含まれ、
 注目されています。

 しかし、日本人の半数以上が摂取目標に達していないと言われています。

 逆に、脂肪は脂肪でも、揚げ物や肉、乳製品、ケーキ、クッキーなどに含まれる
 脂肪は摂り過ぎが問題となっています。
 肥満や病気の原因の一つとして敬遠されているのは、これらの脂肪のことです。

 良い脂肪を摂る為に、魚が良いのはわかっているけれど、

 ・毎日料理をするのは大変、、、
 ・子供が嫌いで食べてくれない、、、
 ・ついついお肉を選んでしまう、、、

 といった理由などで、毎日の食事で食べるのが難しい方もいらっしゃるのでは
 ないでしょうか。

 今回はそんな方にも手軽に摂っていただける、ナッツの脂肪をご紹介します。

 ナッツと言えば、アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピスタチオなど種類は沢山ありますが、今回私がおすすめしたいナッツは『くるみ』です。

 くるみには、魚と同じ組成の脂肪がナッツ類の中で一番多く含まれています。

 この脂肪は、体内では作ることができない上、人間にとって必要不可欠な栄養素で、食事から摂る必要があります。
 「魚をあまり食べていないな~」という方や、
 「おやつには、スナックが欠かせない」
 「お酒のおつまみは、いつも決まって柿の種」という方にも、
 是非とり入れていただきたいと思います。

 くるみの良い点は、おやつでも食事でもとり入れやすいというところです。
 シンプルにそのまま食べても良いですし、少し甘い物を食べたい時にも、
 くるみに蜂蜜やメープルシロップを少し絡めたおやつの方が、
 ケーキやクッキーのようなおやつより体にとって良い脂肪が摂れるだけでなく、
 過剰な糖分や脂肪を抑えることができます。

 また、お料理にも幅広く活用することができます。

 例えば、ごま和えのごまの代わりとして活用したり、
 すり潰してドレッシングのコク出しに使ったり、
 フライの衣の代わりにしたりすることにより上手にくるみの栄養素を補うことが
 できます。

 日本でのくるみの生産量は、長寿日本1位の長野県が最も多いというデータですが、信州では、くるみだれで蕎麦をいただく「くるみ蕎麦」や「くるみおはぎ」が地元の定番料理だと言われています。

 また、くるみは質の良い脂肪が取れるだけでなく、血液や筋肉を作るタンパク質や体の調子を整えるビタミン・ミネラル、腸内環境を整える食物繊維などの栄養素も補うことが出来ます。

 体にとって良い脂肪やビタミン・ミネラルなどの栄養素が摂れるくるみですが、
 残念ながら沢山食べれば健康になれるというわけではありません。
 健康の為に、と毎日沢山食べてしまうと、くるみの約7割は脂肪ですので、
 脂肪の摂り過ぎでカロリーオーバーになってしまったり、
 消化不良を起こしてしまうこともあります。
 せっかくの努力が本末転倒になってしまうともったいないですよね。

 1日に食べる量の目安としては、カレースプーン1杯くらいまでにしましょう。

 健康な身体を作る為には、先ず、様々な食品から必要な栄養素を補う必要があります。

 バランスの良い食事を心掛けた上で、いつものメニューに工夫してとり入れ、
 よく噛んで召し上がっていただくのが理想です。
 
 また、美味しく食べられるようにする為に、
 油で揚げたり食塩を添加しているものもありますが、
 なるべく無添加の物を選んでいただいた方が安心でしょう。

 良質な脂肪を摂る方法のひとつとして、是非くるみを活用してみてください。

                                                                             (管理栄養士 丸田 美幸)

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 ┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・年末年始の休診を以下の通りとさせて頂きます。

  ☆平成25年12月30日(月)~平成25年1月5日(日)

    平成25年1月6日(月)より通常診療となります。

 〔休日診療医院案内〕※診療費が休日扱いになります
   ・玉川地域内科・小児科医療案内  3704-2481(9:00~17:30)
   ・東京都保健医療情報センター(コンピューター応答) 5272-0303(24時間)
 ・医師時間割  http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html#020
   
   急な変更等がある場合もございます。
   ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
   詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。

                                                                   (患者様サービス担当 正者 忠範)

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