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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2016年4月号

2016/3/28
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┃■┃■┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2016年   4月号 ┃■┃■┃
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 ━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
 
 先日、東京でも桜の開花宣言がなされました。用賀近辺の桜もちらほらと
 咲き始めているようです。開花宣言後、寒の戻りで寒くなっていますので、
 今年は桜が長く楽しめるかもしれませんね。

 いよいよ新年度が始まります。
 新しい生活に期待と不安が入り混じっていることと思います。
 今月の医療コラムでは、その対処法を神経内科専門医指導医からの
 アドバイスとして、記載しておりますので、ぜひ、ご参考ください。

 4月から小児科に澤井潤医師が加わります。
 スタッフ紹介として、コメントをいただいておりますので、
 こちらもあわせてご覧ください。

 それでは、今月の情報をどうぞ!
 
                                                                (患者様サービス担当  正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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  ─ HOT! Topics    ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2016年3月

  ─医療コラム     ─> 「新しい生活を始めるにあたって」

  ─ 栄養コラム     ─> 「五感で楽しむ間食」
  
  ― クリニック情報 ―> 澤井医師のご紹介
                         
  ― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2016年3月
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 インフルエンザの流行は峠を越えましたが、まだ終息していません。
 昨年のこの時期にくらべると、まだ多い状況で、A型よりB型インフルエンザの
 患者様が目立ちます。熱が上がったり下がったりする例も多く、微熱程度でも、
 倦怠感や関節痛が強いようであれば要注意です。
 まだまだ寒暖の差があるので、体が冷えないように注意していきましょう。

 インフルエンザの流行情報は以下のページをご参照下さい。
 http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/flu/2015/Vol18No16.pdf

 さて、花粉症の症状がひどくなり受診される患者さんが増えてきました。
 花粉対策のポイントの一つとして、外出からの帰宅時に確実に花粉を払いのける
 ことが重要です。外から帰ってきた時には、衣服や皮膚は花粉だらけになってい
 ると考えて下さい。目に見えるわけではないのですが、花粉が付着していること
 を想定しながら、玄関先でしっかりと手で衣服から払い落とすことが重要です。
 手で払うことである程度の花粉は除去されるようですが、玄関先にブラシを準備
 しておくことも一つの方法です。
 
 玄関用に特化した空気清浄機も市販されているようです。
 
 屋内に入ってからは、お顔の洗浄がお勧めです。

 例年、スギ花粉症の人は4月末頃まで、ヒノキ花粉症まであるかたは、5月上旬頃まで症状が持続します。これから1ヶ月間、まだまだ症状が悪化しやすい時期なので、マスクや眼鏡の装着なども含めて、花粉対策をしっかりとしていきましょう。

                                                                                        (院長 田中 勝巳)    

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┃▼┃医療コラム:「新しい生活を始めるにあたって」
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 4月は、進学や就職を契機に、新たな生活をはじめることになる方の多い月です。
 また、そうした人たちを迎え入れる側の人にとっても、やはり新たな生活のはじ
 まりとなる面があります。

 その第1日目は1週間ほど長く、第1週は1か月ほど長く感ずるものです。
 7日目あたりにいくらか緊張がほどけて、疲れを感じ、
“これが続くのはしんどいなあ”と感じるかもしれませんが、つぎの週からは、
 さほど長くは感じられなくなるものです。

 最初の休日にからだを休めることが体調を崩さないコツとなります。

 新しい生活がはじまって、7日目、30~40日目、90~100日目、それから3か月ごと、1年目。このあたりは、慣れに伴う緊張の緩和により、疲れが出やすい時期です。
 これは自然なことであり、一時的なことであり、意識的にペースを少し落とすとか、いっそお休みをもらうとかして疲れを癒すと、また力が湧いてくるものです。

 反対に、そのあいだの期間は、疲れていても緊張のためにそれを感じにくいということでもあります。

 幸い、日本の祝日は、5月の連休、夏休み、秋のシルバー・ウィーク、お正月など、こうした疲れの出る時期に用意されており、これをうまく利用して心身のリフレッシュをはかることで、通年での体調管理に役立てることができます。

 このことは、たとえば、入院加療を終えて、退院後の生活再開の場合にも当てはまることです。つまり、退院後の初日は長く感じられ、また、はじめの1週間は長く感じられ、疲れがでます。ここで無理せず、ゆっくりからだを休めてください。

 入院治療自体が大仕事であり、決して休んでいたわけではありません。
 退院後1か月目の疲れがうまく癒せれば、一安心です。

 新しい生活を始めるにあたり、節目ふしめの休養を念頭に、
 よき一年をお過ごしください。


                                                                 (神経内科専門医指導医 西村敏樹)

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┃▼┃栄養コラム:『五感で楽しむ間食』
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 間食した後、「あーあ今日も食べちゃった」と罪悪感を感じたことはありませんか?
 
 最近食べた間食は何でしたか?
 
 今回は、後悔せずに満足できる間食のとり方についてご紹介いたします。

 そもそも食べ物が手に入りづらかった頃は、間食は嗜好品として娯楽にも勝る楽しみの一つでした。
 そのため「何を食べるか」「いつ食べようか」「どこで誰と食べようか」を考えながら準備することも楽しみだったのではないでしょうか。

 それが現在は、コンビニや24時間スーパーの進出で、いつでも食べたい時にお菓子に手が届き、ただ空腹を紛らわすため、なんとなく目の前に合ったからと、ついつい食べてしまう機会が増えてきているように思います。

 また「ダイエットのために」と、お菓子のカロリーが気になって、十分に楽しむことができないとおっしゃる方も少なくありません。

 間食を心から楽しむことは、日頃のストレスを軽減したり、生活をより豊かにしてしてくれます。有意義に間食をとるために、五感で楽しむ食材を選んでみてはいかがで
 しょうか。

 「おいしい!」と感じる時は幸せをもっとも感じる瞬間です。
 人は舌で感じる味覚のほか聴覚、触覚、視覚、嗅覚の五感で“うまい”や”まずい”
 を判断します。

 五感を満たしてくれる、おすすめの食品やポイントをご紹介いたします。

 ・味(うまみ)を楽しむ

  間食というとチョコレートやあんこなどの甘みを強調する食べ物を思い浮かべる方が多いかもしれません。

  味覚には[甘味][塩味][酸味][苦味]の4種類と[うまみ]があります。
  普段、[甘味]の強い間食を選ぶ方は、自然の[甘味]を活かしたドライフルーツはいかがでしょうか。食物繊維や、脂質と糖の代謝を助けるビタミンB群、利尿作用を促すカリウムが含まれており、便秘など腸のトラブルにも効果が期待できます。
  そして鉄分が多いプルーンやレーズン、ビタミンCが多いマンゴーなど、それぞれ違った効果が期待できるので、少量ずつを組み合わせて食べるのもいいですね。
  
  また時には、[甘味]以外の新しい味覚にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
  味覚の中で[酸味]と[塩味]には口腔内を刺激して唾液をより多く出してくれる
  ので、味を敏感に感じられるようになり、よりおいしく感じさせてくれます。

  他に唾液が増えることで虫歯や口臭などの口腔トラブルを軽減してくれる働きもあります。

  [酸味]の感じるものとして酢昆布や果物、ヨーグルトがあります。

  [塩味]は食欲をそそるため食べ過ぎてしまいやすく、とり過ぎには注意が必要ですが、昆布やするめ、干し梅は日持ちもよく便利な食品です。
  同時に[うまみ]の代表となるグルタミン酸が豊富なので脳の活性化をサポートしてくれます。チーズや生ハムなども、熟成の期間とともにうま味成分のグルタミン酸が増します。お茶に含まれるテアニンもうま味成分の一つで、特に玉露や抹茶等に多く含まれています。興奮を鎮めて緊張を和らげる働きと、心身をリラックスさせる効果を持っていますので、食べ物と一緒に楽しんでみてください。

 ・音を楽しむ
 
  まず食べる環境にこだわってみましょう。
  心地よい音楽を聴きながらならリラックス効果も高まります。明るい会話も心のスパイスとなって心から満足することが出来るのではないでしょうか。
  ぜひ何かしながらのながら間食を見直して、じっくりと食材や食べることを楽しんで欲しいと思います。

 ・食感を楽しむ

  歯ごたえのあるナッツや炒り大豆などある程度堅さのある食品がおすすめです。
  ナッツには心不全や動脈硬化など、心血管疾患の予防になることが知られています。
  血液中の老廃物を洗い流し、酸素や栄養素を送り込む働きがあり、血行がよくなることで、美肌の効果があると言われています。

  また食物繊維が豊富で、コレステロールを低下させる働きを持つ、
  大豆イソフラボンが豊富な「いり豆」をとりいれてみてはいかがでしょうか。
  よく噛むことで満腹感が得られやすいので、ついつい食べ過ぎてしまう方にも
  おすすめです。

 ・見た目を楽しむ

  カラフルな旬の果物が最適です。
  ビタミンやミネラル、食物繊維はもちろん、果物の鮮やかな色素の中には、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれています。体の中で発生した活性酸素を中和する働きがあり、細胞の老化を防止するのでシミやしわをできにくくしてくれます。
  イチゴやラズベリーのエラグ酸、黄色のみかんにはフラバノン、紫のベリーにはアントシアニンというポリフェノールが入っています。

  また切りたての果物のフレッシュな香りは気分をリフレッシュするアロマも期待できます。

  そしてきれいな盛りつけは食品の味を左右することもあります。
  中身を見ずに袋から直接口に運んでいては五感を十分に発揮することができません。
  ちょっとひと手間かけて見た目を意識してみましょう。

 ・香りを楽しむ

  間食との組み合わせに温かいドリンクをチョイスしてみるのもいいでしょう。
  紅茶、ほうじ茶、ジャスミンティやハーブティなど、その日の気分にあわせて香りも選べます。蒸気と一緒に香りが引き立ち気持ちを静めるアロマの効果が期待できますし、温かい飲み物は胃の負担を軽減し食べ過ぎを防いでくれる働きもあります。

 このように間食は五感を意識することによって、より満足感を上げて、楽しむことができます。
 また思い出によっても味が変化します。
 気の合う仲間や家族と笑顔で食べるなど「いつ」「どこで」「誰と」にこだわるとより充実した日常を過ごすことにもつながるはずです。

 ぜひ五感を大切にしながら間食を楽しんでください。

 ※疾患による食事制限や肥満傾向にある方は、
   医師や管理栄養士とご相談の上お召し上がりください。 

                                                                                           (管理栄養士 情野 祐子)
 
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┃▼┃クリニック情報:澤井潤医師のご紹介
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 みなさまはじめまして。
 
 4月より小児科の常勤として診療させていただきます、
 澤井 潤(サワイ ジュン)と申します。

 名古屋大学医学部を卒業し、愛知県で研修を終えたのち、
 国立成育医療センターICU勤務を経て、都内クリニックで小児のプライマリケア
 に従事して参りました。

 お子様とご家族が健康であるためには、家庭医はどうあるべきか、
 ということを念頭に置きながら診療していきたいと思っています。
 
 ただ単純に薬を処方するのではなく、ホームケアを中心とした医療を
 みなさまにわかりやすく説明することを心がけて診療してまいります。

 また、治療ノート(https://www.c-notes.jp/)という医療情報サイトの
 アトピー性皮膚炎、マイコプラズマ肺炎の監修も行っております。
 ご興味のある方は一度ご覧ください。

 私自身も7歳の娘と4歳の息子がおり、恥ずかしながら子育てに四苦八苦しております。

 こんなこときいてもいいのかな?と思うような症状や子育てのお悩みにについても共有させていただき、一緒に解決策を考えさせていただければと思いますので
 お気軽にご相談ください。

 当面は火、金、土曜日に診療を行っております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

                                                                                                    (医師 澤井 潤)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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 ☆休診予定

    野間口医師 4月 9日(土)休診 → 代診 神野医師
 
 ☆小児科診療担当変更のお知らせ

   3月19日(土)をもって小児科 安齋医師が退職いたしました。
   上記のとおり今後は「澤井  潤医師」が担当いたします。

   澤井医師担当 火曜日
          金曜日(午前は乳幼児健診・予防接種外来担当)
          土曜日 

   
  急な変更がある場合もございます。
  ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
  詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です


                   (患者様サービス担当 越路 公雄)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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〔配信中止〕           mm-bye@yoga-urban.ne.jp
〔バックナンバー〕     http://www.plata-net.com/blog/yoga/

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