2017/11/29
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2017年 12 月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
昨年は、11月に雪が降りましたが、今年はその心配はなさそうです。
国道246号線の銀杏も色づいていますが、すでに落葉しているものもあり、
季節が進んでいるのを実感します。
先日、娘の小学校で学芸会がありましたので、観覧してきました。
中でも、6年生の劇では、AI(人工知能)を取り上げておりました。
AIに支配された仲間を取り戻す、というストーリーでしたが、
生徒たちが内容を考えたと聞き、時代の流れを実感しました。
現在、報道でもありますように、
インフルエンザワクチンが不足しております。
在庫があれば、来院時に接種いただくことが可能ですが、
その有無は、事前にお電話いただければ回答いたします。
HOT! Topicsにも記載がありますので、ご参照ください。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2017年11月
─ クリニック情報 ―> インフルエンザ予防接種及び専門外来について
─ 栄養コラム ─> 「生姜(ショウガ)で風邪予防」
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2017年11月
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11月の土曜日に実施していた、インフルエンザワクチン専門外来が終了しました。
1階での一般外来とは空間的に隔離された2階を利用しての特別外来でした。
合計4回の開催でしたが、9時から12時までの3時間の受付で、
平均147名もの方にご来院いただきました。
今年はワクチン不足が報道されていたこともあり、
昨年以上に多くの方にご来院いただきました。
その分、待合室でご不便をおかけしたケースもあったかと思いますが、
来年度以降もより充実した取り組みとなるように、
今年度の反省点も集約しながら次回につなげていきたいと考えています。
なお、今後も在庫がある日には通常外来での接種は可能ですので、申し添えておきます。
接種して概ね2週間で効果が期待でき、5ヶ月間ほど有効です。
12月上旬までの接種をお勧めしております。
さて、感染症の流行情報です。
インフルエンザと診断される人が散見されますが、本格的な流行はこれからです。
普通風邪や感染性胃腸炎で受診される人が目立ちます。
先月よりも、感染性胃腸炎で受診されるかたが目立ってきた印象です。
寒さが厳しい日も増えてきました。
体が冷えないように、空調や衣服で調整していきましょう。
今回は、「咳エチケット」についてのお知らせとお願いです。
咳やくしゃみがでる時には、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
マスクをもっていない場合は、ティッシュやハンカチで口と鼻を押さえて、
他の人から顔をそむけて1メートル以上離れるようにしましょう。
鼻水・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、
手の平で咳やくしゃみを受け止めた時にはすぐに手を洗いましょう。
装着したマスクにもバイ菌が付着しており、
そのマスクを通じて他人に感染する可能性があります。
装着したマスクは、共用する机にはおかないように気をつけましょう。
よく、診察室でマスクをはずされて、
そのマスクを診察室の机に置かれるケースを拝見しますが、
感染源になりうることをご理解下さい。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:生姜(ショウガ)で風邪予防
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生姜は風邪に良いということを耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
この時期になると、スーパーや薬局で生姜湯、生姜キャンディー、
生姜パウダーなどをよく見かけますね。
今回は生姜の何がいいのか、どのように食べると風邪予防や、
風邪を悪化させないことに繋がるのかについてお伝えしたいと思います。
生姜の成分の中で風邪予防や、風邪を悪化させない効果が期待できる、
と言われている成分はジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールの3つになります。
『ジンゲロール』は熱に弱く生の状態に多く含まれており、
のどの痛みなどに効く殺菌作用の働きがあります。
『ジンゲロン』はジンゲロールに熱を加えることにより作られる成分で、
身体の内部から温める効果により、免疫力向上効果、風邪のウィルス撃退にも効果があります。
『ショウガオール』もジンゲロンと同じく、ジンゲロールに熱を加えることにより作られる成分で、ジンゲロールとほぼ同じ作用がありますが、胃腸の働きを活発にし、身体を内側から温める効果が特に期待できる成分です。
生姜は生の状態、熱の加え加減により成分の含有量が変化しますので、
それぞれに合わせた生姜の使い方についてご紹介します。
・生の生姜
生の状態では、ジンゲロールを多く摂ることができ、
風邪の引きはじめでのどが痛い時や予防に効果的です。
食べ方としては、生姜をすりおろし、うどんやそば、お豆腐の上に乗せて食べたり、はちみつをかけたりして食べるといいですね。
はちみつにも殺菌効果がありますので、相乗作用が見込めます。
また、焼き肉や焼き魚のお供におろしたての生姜を一緒に食べるのもいいでしょう。
この際、すりおろした生姜は空気に触れることでてジンゲロールが減少してしまうため、すりおろしたらなるべく早めに食べることがポイントです。
多めにすりおろしておき、冷凍で保存しても効果は同じくらい期待できますので、おすすめです。冷凍保存期間の目安は2か月程度です。
また、市販されているチューブタイプの生姜には、数割程度しか生姜は含まれておらず、添加物が含まれているものが多いため、生の生姜をすり下ろしたものと比べるとジンゲロールの含有量はグッと下がると言われています。
簡易的で、すぐに使いたい時などチューブタイプは重宝しますが、
やはり効果効能をしっかり得たい時は、生姜そのものを摂取できるといいですね。
・少し加熱した生姜
ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールの3つの成分をまんべんなく摂ることができます。
加熱(80~100度くらい)すると消滅すると言われているジンゲロールは
少し加熱した生姜(60度くらい)の時は、まだ少し成分が残っているので、
ジンゲロン、ショウガオールと合わせて3つの風邪の有効成分がすべて摂れます。
食べ方としては
生姜をすりおろしたものと、はちみつ、ぬるま湯を足して混ぜて生姜湯にして飲む方法
がおすすめです。
・加熱した生姜
完全に生姜を加熱することでジンゲロン、ショウガオールを多く摂ることができます。
生姜をすりおろしたものと卵を、鶏ガラスープで味付けし、よく火を通します。
忙しい時など、手軽に摂りたい場合は粉末の生姜を使ってもいいですね。
また、生姜を使い切れずに余らせてしまう場合もあると思います。
そんな時におすすめの活用法をご紹介します。
生姜2かけほどを皮ごと薄くスライスし、水大さじ2、はちみつ大さじ1と一緒に煮立たせ、
火を止めた後にレモン汁1/4個分(あれば)を加えます。
冷蔵庫で冷やしたら自家製ジンジャーシロップの完成です。
保存期間は冷蔵で1週間ほどです。お湯で割って飲んでもいいですし、
炭酸水で割って飲むと自家製ジンシャーエールとしても楽しめます。
生姜の成分は刺激が強いため、食べすぎにより腹痛や下痢の原因にもなります。
1日の推薦される摂取量は10g程度だと言われています。
これは薄いスライスであれば6枚程度。おろしたものであれば小さじ1杯ほどです。
いつもの料理に生姜を加えるだけで風邪予防や風邪を悪化させないことにも
つながりますので、日ごろから意識して摂取できるといいですね。
生姜を上手に楽しみ、風邪に負けない健康な冬を過ごしましょう。
(管理栄養士 青木智沙紀)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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☆年末年始休診
・平成29年12月28日(木)午後 ~平成30年1月4日(水)
※平成29年1月5日(木)より通常診療となります
※平成12月28日(木)は12時30分までの受付となります
(休日診療案内)
・玉川地域内科、小児科医療案内 03-3704-2481(9:00~18:00)
・東京都保健医療情報センター(コンピュータ応答)03-5272-0303(24時間)
☆医師休診
・野間口医師 1月15日(月)休診 → 代診 未定
17日(水)休診 → 代診 未定
急な変更がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です
(患者様サービス担当 越路 公雄)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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