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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2023年3月号
2023/2/28
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2023年 3月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
2月は「逃げる」とはよく言ったもので、あっという間に、3月です。
まだまだ寒い日が続きますが、
先日、地元の公園を散歩中に見た河津桜が7分咲きくらいでした。
多くの方が木の下で食事をしたり、写真を撮っていたりするのを見て、
春が近づいているのを実感しました。
ただ、ここで気を抜かずに、マスクを始めとする感染対策は
続けて行って頂きたいものです。
5月に新型コロナウイルス感染症が5類になることを踏まえ、
現在、朝8時から行っております「発熱・かぜ様症状外来」の
運用方法を変更することを考えております。
決まりましたら、HP/メルマガ/Facebook/LINE等でご案内致します。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2023年2月
─ 栄養コラム ─> やせなくても維持が大切!~人生後半の体重~
― クリニック情報 ―> クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2023年2月
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今年の冬は、心配されていた新型コロナウイルス感染症と
インフルエンザの同時大流行はおこらず、コロナ発生以来、
久しぶりにインフルエンザが小流行したものの、その流行の山は低く、
このまま収束していくことを期待したいものです。
「発熱・かぜ様症状外来」を受診される患者様では、
新型コロナウイルス感染症は減少傾向にあり、
インフルエンザや感染性胃腸炎で受診される方が多い状況です。
マスク着脱の議論が進んできていますが、
今後もしばらくは、当院を受診される際にはマスク着用を
お願いすることになります。
引き続きの感染対策にご協力の程、よろしくお願いいたします。
東京都のインフルエンザの流行状況は以下のページをご参考下さい。
さて、花粉症で受診される患者様が増えてきました。
今年の関東甲信越地方の花粉飛散量は、例年の200%、前年の210%と
非常に多いと予想されています。
都内のスギ花粉飛散のピークは3月上旬から3月下旬にかけて、
ヒノキ花粉飛散のピークは4月上旬から4月下旬にかけてと
予報されています。
花粉に曝露しないような花粉対策がまずは重要ですが、
内服薬、点鼻薬、点眼薬にて症状を緩和することが可能です。
症状が重度になる前にご相談下さい。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:やせなくても維持が大切!~人生後半の体重~
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平均寿命が延びてきました。
おいしく食事を楽しみ、自分でトイレに行ける体で人生を
楽しみたいものです。
健康を数字で表す指標のひとつとして体重があります。
子どもは『増える=成長』で喜びだけですが、
だんだん歳を重ねると『増える=太る=良くないこと』という式が
出来上がって、「太らないように」あるいは「やせなくちゃ」
というような意識をしている方が多いのが現状です。
病気の原因になる体重増加の原因を見つけて減量することは
大切ですが、人生の後半になると、減量よりも食事を整えた上で
体重維持することも大切です。
厚生労働省は『日本人の食事摂取基準』という食事の目安を、
5年に1度見直して発表していますが、
2020年4月には加齢とともに低体重、低栄養が深刻なため、
大きな改定がありました。
身長と体重で表す体格の指数である
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}について、
これまで、50~69歳では20~24.9とされていましたが、
50歳以上の年齢区分が改定になり
「50~64歳は20~24.9」「65歳以上は21.5~24.9」
と下限が改定されました。
つまり、50歳以上は、下限であるBMI20や21.5の体重を
下回らないように、やせすぎないことが重要なのです。
(*18~49歳は18.5~24.9で改定されていません)
下記に計算法を示しますので、計算して確認してみて下さい。
例:身長160cmはメートルにして1.6(m)で計算します。
BMI 21.5の場合 21.5×1.6(m)×1.6(m)=55kg
BMI 24.9の場合 24.9×1.6(m)×1.6(m)=64kg
このBMIが24.9を超えている人の場合でも、
3食の食事を安易に減らすことはおすすめできません。
なぜなら食事だけを減らすとすぐに筋肉がやせます。
しかも加齢とともに栄養の吸収率も下がってくるので、
例えば野菜だけ多くても脳の機能や体力の低下が早まります。
ですから、朝昼兼用の1日2食や、めん類が多くなると
必要な栄養が不足するだけでなく、噛むことも減り、
気分の落ち込みや認知症の発症、
進行に影響があることがわかってきました。
心の元気を失うことは、
歩けなくなることより人生がつまらなくなります。
やせすぎよりややしっかりした体型の方が、
病気も少なく長生きしやすいことがわかっています。
体重を減らしたい人は、
まずは今の体重で筋力を維持できることが大切です。
体重に変化がない人も、老化現象として、
脂肪量は増えて、筋肉量が徐々に減って体重を維持しています。
甘いもの優先で食事を減らさないように筋肉や脳、
血液などの材料である肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などは
必ず毎食1~2品を約6時間おきに
1日3回規則的に食べると、
体調もぐっとよくなり全身の老化防止につながります。
一度落ちた筋肉をもとに戻すことは難しいので、
筋肉を少しでも落とさないためには、
しっかりたんぱく質をとって、筋肉を使うことです。
じっと座っている時間を5分でも減らし、
足だけに限らず、腕や指先、あるいは深い深呼吸をして
胸やお腹でもとにかく痛みのない範囲で動かすことです。
美味しく食べて笑顔で体重維持を確認する毎日を送ることができれば、
心も体も元気でいられるのではないかと思います。
(管理栄養士 蛯原 啓子)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ等
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☆休診
〇田中医師
・3月29日(水)休診 → 代診なし
・3月30日(木)休診 → 代診 佐藤医師
〇増田医師
・療養中でしたが、3月末日をもって退職となります。
水曜日の診療は福富絵玲奈医師が担当いたします。
(予約診療ではございません)
急に変更がある場合もございます。
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
(患者様サービス担当 松葉 広昭)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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