MAIL MAGAZINE
用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2024年5月号
2024/4/26
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━┳━┓
┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2024年 5月号 ┃■┃■┃
┗━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━┛
━━ こんにちは！用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
桜の季節もあっという間に終わり、気づいたらゴールデンウィークです。
先日まで朝晩の上衣は必須でしたが、ここ数日はいらないくらいの気温です。
この先も暑くなる予報のようです。
今回、佐藤医師の医療コラムで「熱中症」を取り上げていただきましたので、
ぜひ、ご参考下さい。
本年のゴールデンウィークは、特別な休診はなく、
カレンダー通りに診療致します。
お出かけされる方も多いでしょうか。
新年度の疲れを少しでも癒やせるといいですね！
それでは、今月の情報をどうぞ！
（患者様サービス担当 正者 忠範）
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃INDEX
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─ HOT! Topics ─＞ 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況＠2024年4月
― 医療コラム ―＞ 熱中症について
― クリニック情報 ―＞ クリニックからのお知らせ等
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃HOT! Topics： 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況＠2024年4月
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このところの感染症の流行状況です。
インフルエンザの患者様は少なくなってきました。
1日診察して0～3名程の状況です。
新型コロナウイルス感染症は、インフルエンザよりは多い状況です。
高熱にならない患者様もおられるので、注意が必要です。
その他、普通風邪や感染性胃腸炎で受診される方が目立ちます。
小児科領域では、例年より溶連菌感染症やRSウイルス感染症が多いようです。
この二つの疾患は、成人にも感染するので注意が必要です。
RSウイルス感染症は、乳幼児や高齢者が感染すると、重い肺炎になることがあります。
その予防に、RSウイルスワクチン「アレックスビー」が、
日本でも接種できるようになりました。
対象者は60歳以上です。
接種することにより、発症する確率が4分の1から5分の1に減少し、
入院する確率が5分の1に減少すると言われています。
特に呼吸器疾患や心疾患の持病のある方、免疫力が低下している方に推奨されます。
筋肉注射での1回接種となり、費用は29,000円（税込み）です。
詳細は医師にご相談下さい。
（院長 田中 勝巳）
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃医療コラム： 熱中症について
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月24日から環境省による、
熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）の運用が始まりました。
これは、以前よりある熱中症警戒アラートが、
「気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る被害が生ずる
おそれがある場合(熱中症の危険性に対する気づきを促す)」
となっているのに対し、
熱中症特別警戒アラートは
「気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による人の健康に係る
重大な被害が生ずるおそれがある場合(全ての人が、自助による個人の予防行動の
実践に加えて、共助や公助による予防行動の支援)」
となっており、
過去に例のない広域的な危険な暑さを想定し、命を守ることを目的としています。
近年夏の平均気温は徐々に上がってきており、
昨年は統計開始以来最高となりました。
今年は昨年同様の猛暑が見込まれているため、
熱中症特別警戒アラートの運用が始まったと考えられます。
熱中症とは、
・暑熱環境下にて身体適応の障害によって起こる状態の総称
と定義されています。
症状は重症度によってかなり変わってきますが、
・めまい・立ちくらみ、生あくび、頭痛、嘔吐、意識の低下、けいれんなど
があります。
重症の場合は、救急車を呼ぶなどして医療機関で治療をする必要が出てきますが、
軽いものなら涼しい場所へ移動し、服をゆるめ、体を冷やし、水分塩分摂取がで
きそうならとりましょう。
ちなみに熱中症は暑い屋外で起きるものと考えられがちですが、
室内でも発症します。
また単純に気温によるものだけではなく、湿度が高いことや、風が弱いなども
関係してきます。
乳幼児や高齢者、肥満者などは体温調節がうまくできないことがあるためなりやすく、
また二日酔いや寝不足、風邪や胃腸炎など体調不良者なども注意が必要です。
予防は、外では涼しい恰好、日陰を利用して、日傘や帽子も活用しましょう。
水分塩分はこまめに摂取し、体調不良や二日酔いなどの際は無理しないようにしましょう。
また室内で気温湿度も確認し、無理せずクーラーを使いましょう。
今回このテーマを上げさせていただいた理由は、
4月末より突然暑い日が続いてきており、熱中症のリスクが上がっているためです。
まだ夏本番よりも気温は低いですが、急激に気温が上がると、
体がまだ暑さに慣れていないため体温調節等がうまくいきません。
ゴールデンウィークも暑い日が続くと予想されています。
体に気を付けてお過ごし下さい。
（医師 佐藤 俊一）
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃クリニック情報：クリニックからのお知らせ等
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆休診
〇医師
・野間口医師 5月11日（土）休診 → 代診 久富医師
・田中医師 5月23日（木）休診 → 代診 泉医師
・佐藤医師 6月1日（土）休診 → 代診 山下医師
〇ゴールデンウィーク
・本年度はカレンダー通りに診療いたします
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
（患者様サービス担当 正者 忠範）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、用賀アーバンクリニックの患者様に、
より便利かつ安心して医療サービスを受けて頂きたいと願い、
発行しています。
メールマガジン内容に関するご意見やお問い合わせ、
アドレス追加・変更、配信中止の際は、
お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。
※メールでの医療相談は承っておりません。
アドレス追加：mm-add@yoga-urban.ne.jp
アドレス変更：mm-change@yoga-urban.ne.jp
〔バックナンバー〕https://yoga-urban.jp/blog/
■ 発行 用賀アーバンクリニック メールマガジン編集部
Copyright(c)2024 Yoga Urban Clinic.All rights reserved.
