MAIL MAGAZINE

用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2011年8月号

 2011/8/26
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━┳━┓
┃■┃■┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2011年 8月号    ┃■┃■┃
┗━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━┛

 ━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
 
 涼しくなってきたかなと思えば、再び暑い日が戻ってきました。気温差が大きく
 体調管理が難しいですね。
 
 クリニックの待合室に設置してある時計は、時間毎に音楽が鳴り、人形が出てき
 ます。
 これを楽しみにしているお子様も多いようで、音が鳴り始めると時計の前に集ま
 って真剣に見入っています。その風景が何とも微笑ましく、外の暑さを忘れるく
 らいの癒しを子どもたちから貰っています。
 
 サーバーの入替に伴い滞っておりましたオープンカルテですが、ようやく復旧致
 しました。長らくご迷惑をお掛け致しました。何か不具合等がございまましたら、ご連絡を頂ければと思います。

 今月は医療コラムをお休みさせて頂きます。次月にご期待下さい。 
 
                                                             (患者様サービス担当  正者 忠範)

 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃▼┃INDEX
 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
  ─ HOT! Topics    ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2011年8月
 
  ─ 栄養コラム     ─> 「残暑を乗りきる、胃腸を元気にする食事」

  ― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等



 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2011年8月
 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 用賀アーバンクリニックのホームページが新しくなりました!
 是非、一度ご覧下さい。

   http://www.yoga-urban.jp/

 見やすくて温かい雰囲気のページを目指しました。
 また、クリニックの情報を以前より細かく掲載するようにしました。
 どの分野の診療ができるのか、どのような検査が受けられるのかなども詳しく掲載しています。各ドクターの顔写真も撮り直していますのでお楽しみに。

 また、姉妹クリニックである桜新町アーバンクリニックのホームページも新しくなりました。今後は順次連携を進めていく予定です。ご参考下さい。
 
   http://www.sakura-urban.jp/


 さて、用賀近辺の流行状況ですが、夏風邪症状で受診されるかたがおられますが、大流行している感染症はありません。

 今年、過去最高の流行だった手足口病の患者さんも少しずつ減少傾向にあるようです。

 今シーズン(2011/2012年)のインフルエンザワクチンの株が決まりました。
 昨シーズンと全く同じで、次の3種類の抗原が含まれます。

 (1)新型ブタインフル A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm株
 (2)季節性A香港型 A/ビクトリア/210/2009(H3N2)株
 (3)季節性B型 B/ブリスベン/60/2008株

 2シーズン前に「新型ワクチン」と呼ばれたブタインフルエンザ(H1N1)が組み込まれています。また今シーズンから小児の接種量が増えることになりました。

 【接種量】

 ・3才未満 1回0.25ml×2回

 ・3才以上13才未満 1回0.5ml×2回

 当院での接種開始は昨年同様に10月1日からを予定していますが、詳細が決まり次第、メールマガジンでもご案内させていただきます。

                                                                              (院長 田中 勝巳)

 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃▼┃栄養コラム:「残暑を乗りきる、胃腸を元気にする食事」
 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 湿気が多く体がだるくなりやすい時期でもある夏場は、食欲が落ちることもあります。
 暑いとそうめん、ざるそば、冷やし中華、ジュースやアイス、ビールが定番になりがちですね。
 どれもこれも涼を呼ぶ夏の風物詩ではありますが、このような食事が多くなると胃腸に負担をかけてしまいます。
 胃薬に頼る前にちょっとした工夫で胃腸を守ってあげたいものです。

 ●冷たい食べ物は胃腸の血流を悪くしてしまいます。温かい食べ物もご一緒に!
  
  胃の粘膜は血管が多く、血流が豊富です。
  そのうえ胃酸に満たされても耐えうる強く丈夫な臓器でもあります。
  しかし、氷の入った飲み物や、アイス、よく冷えた麺類など冷たい食べ物は胃の血管を収縮させてしまうので、胃の血流が悪くなってしまいます。
  本来、胃の細胞は大体3日くらいで新しいものに入れ替わる回復の早い細胞です。
  しかし、胃の血管が収縮して血液量が減ってしまうと、その回復も遅くなってしまいますし、胃酸の分泌が悪くなり、胃腸の働きも鈍くなってしまい消化不良や下痢につながりやすくなります。
  胃腸の調子を整える近道は、胃腸を温める食べ物を積極的に摂ることです。
  冷たい飲み物を飲むときは、食べ物は加熱した温かいものを多めに組み合わせて、反対に冷たい料理の時には飲み物は温かいものにするなど、冷たい物に偏らないことをお勧めします。
 温かいスープや温かいご飯やおかずはもちろんですが、調味料ならショウガやニンニク、味噌などがお勧めです。
  体を温める夏野菜であるカボチャをみそ汁の具にしたり、小松菜と白身魚にショウガを入れたお吸い物など、旬の野菜を使って簡単に体を温める1品ができます。
 
  また、夏場には冷えたビールが増えてしまいがちですね。
  飲み会では、空腹の状態で乾杯することが多いのですが。空腹時のアルコールは胃粘膜に刺激が強く、炎症を起こしやすくなってしまいます。
  飲み会では胃腸を冷やしてしまいがちなので、一気飲みせずにゆっくり飲むことをお勧めします。
 
  そして、食べるときにはよく時間をかけて噛むことがポイントです。
  口の中で食べ物の温度を上げる事にもなりますし、胃酸の分泌を促し消化をスムーズにすることができます。

 ●バランスの良い食事と、食べ過ぎに注意
 
  夏は麺だけなど偏った食事になりがちですが、食事はバランスが基本です。
  肉、魚、卵、豆腐や納豆などの蛋白質は体の細胞や血液、各種酵素の材料にもなっています。ただし、脂肪が多い食品や調理での油が多いと消化に時間がかかり胃の負担になるので、肉なら赤身やささみ、魚なら白身など脂の少ないところにしたり、揚げ物などは控えた方が消化に時間がかからず胃腸への負担を軽くできます。

  そして野菜に多く含まれるビタミン・ミネラルもしっかり取りたいものです
 
  また、食べすぎないことも肝心です。胃酸が大量に分泌され、また長時間働かせることになるので胃粘膜に負担をかけてしまいます。
  満腹になるまで食べず、腹八分目にすることをお勧めします。

 ●胃を守る、ねばねばの食べ物

  納豆、長芋、里芋、つるむらさき、モロヘイヤ、オクラ、レンコン、昆布などに含まれる粘り成分のムチンは胃の粘膜の成分でもあります。
  例えば、
    ・ゆでたつるむらさきやモロヘイヤにかつお節をかけてお浸しで1品、
    ・長芋とゆでた里芋と豆乳でポタージュスープにして1品

  胃に優しい料理をいつもの食事に加えてみてはいかがでしょうか?
  また、夜遅くなってしまった時には肉料理よりも納豆ごはんがお勧めです。
  手軽に食べられて胃を保護してくれます。

 ●胃の調子を整える生活リズム

  胃腸を元気にするには、食事の内容の他にも生活のリズムが大切です。
  人間の体は睡眠中に回復を行っています。もちろん胃も同じですので、睡眠不足は胃粘膜の回復を遅らせてしまいます。
  特に夜10時~明け方4時頃は体を回復させる副交感神経が働く時間です。
  できるだけ夜は体を休めるために早めの夕食をお勧めします。
  できれば寝る2~3時間前には食事を済ませておくのが理想です。 

 暑い夏はつい冷たい物をとりすぎて胃腸のトラブルを招いてしまいがちですが、
 今回ご紹介したように、食べ方を工夫したり生活習慣に気を付けることで、胃腸を守ることができます。胃腸をいたわりながら、上手に残暑を乗りきりましょう。

                                                                            (管理栄養士 白金 千尋) 
              
 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ・最新の医師時間割  http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html
 

    急な変更等がある場合がございます。
  ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
    詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。

                                                                  (患者様サービス担当 正者 忠範)

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このメールマガジンは、用賀アーバンクリニックの患者様に、より便利かつ安心して医療サービスを受けて頂きたいと願い、発行しています。
  
 メールマガジン内容に関するご意見やお問い合わせ、アドレス追加・変更、配信中止の際は、お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。
 
 ※メールでの医療相談は承っておりません。

 〔アドレス追加〕       mm-add@yoga-urban.ne.jp
 〔アドレス変更〕       mm-change@yoga-urban.ne.jp
 〔配信中止〕           mm-bye@yoga-urban.ne.jp
 〔バックナンバー〕     http://www.plata-net.com/blog/yoga/

                  ■ 発行 用賀アーバンクリニック メールマガジン編集部
               Copyright(c)2011 Yoga Urban Clinic。 All rights reserved。
バックナンバー一覧へ
ページの先頭へ戻る