2013/3/25
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2013年 3月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
梅が咲いたと思ったら、いつの間にか桜も咲き始め、すっかり春の装いと
なりました。例年になく早く咲いている印象なので、今年の入学式は、
残念ながら葉桜となってしまいそうですね。
春分の日、子どもたちと駒沢公園に遊びに行きました。
桜の花がほぼ満開で素敵だったのと同時に、マラソン(ランニング)を
されている方の多さに圧倒されました。
東京マラソンの出場倍率を始め、ブームになっているとは知っておりましたが、
こんなに人が走っているとは思いもしませんでした。
私は走るのが苦手なので、専ら山(登山/ハイキング)ですが、
何事も三日坊主にならないよう、継続して行えるとよいですね。
今月の医療コラムは休載致します。また、次月にご期待ください。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年3月
─ 栄養コラム ─>「ストレスや疲れにに負けない食事」
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年3月
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インフルエンザの流行は終息傾向にありますが、まだちらほらと患者さんが
来られる状況です。
寒暖の差が大きい日があるためか、普通風邪で受診される患者さんも多い印象です。
油断することなく、日頃の体調管理に努めていきましょう。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/flu/2012/Vol15No17.pdf
風疹の流行が続いています。
3月10日までに患者報告数が1656人となり、昨年1年間の報告のすでに7割にまで達しています。
流行の中心は20~40歳代の男性が中心で、首都圏なかでも都内での報告が突出
しています。
風疹は妊娠中の女性がかかると赤ちゃんの心臓や目などに障害がおきることが
あります。そのため妊婦さんへの感染には特に注意が必要です。
女性のかたは妊娠前のワクチン接種(ワクチン接種後2ヶ月間の避妊が必要です)をお勧めします。その他、ワクチン接種が勧められるかたは以下の方となります。
・妊婦の夫、子供、その他の同居家族
・10代後半から40代の女性
(特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方)
・出産からまもない女性
(妊娠初期の検査で、風疹の抗体価が低かった方)
さて、関東ではスギ花粉の猛烈な飛散が続いています。
3月末にかけてスギ花粉の大量飛散は続く見込みとのことです。
またスギに加えヒノキの花粉が飛び始めた地域もあり、3月下旬から4月上旬は
スギ・ヒノキのダブルで飛散量が多くなるようです。
今年は桜の開花が記録的に早く、都内では3月下旬には満開を迎えそうですが、
花粉症対策はまだまだ怠りなく続ける必要がありそうです。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「ストレスや疲れに負けない食事」
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桜も開花し、日中は春らしく暖かな日が多くなってきました。
歓送迎会の機会が多くなりがちで、年度がわりということもあり、
何かと忙しい時期ですね。
晩御飯が遅くなったり、飲み会でほとんど食事をとれなかったり・・
疲れて、朝起きるのが遅くなり、わりと寝たのになんだか疲れがとれないなあ・・
なんていう経験はありませんか?
それに加え、新生活や人事異動などにより、新しい環境で新鮮さがある一方、
無意識にストレスを感じていた、ということもあるかと思います。
わたしたちは、激しい運動をした時だけでなく、ストレスを長く受けて、
自律神経のバランスが乱れた時も疲れたと感じます。
ですから、ストレスの解消には、休養だけでなく、栄養バランスのよい食事や
適度な運動も効果的です。
今回は、「ストレスや疲労感への抵抗性と食事の関係」について、
お伝えしたいと思います。
ストレスを感じると、精神的につらいだけでなく、わたしたちの身体も、
血圧が上がるなどの色々な影響を受けます。
その影響の一つが、細胞の損傷です。
細胞が傷ついてしまうことで、免疫力が低下するので、
病気にかかる原因になってしまいます。
特にタバコを吸う方は、細胞へのダメージがより顕著です。
ストレスに対抗するために必要な栄養素は様々ですが、
今回のおすすめは、免疫力を高めるために大切なビタミンCとEです。
“細胞の老化を防ぐ働きを持つ抗酸化物質”
と、テレビや新聞などで見聞きされたことのある方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれます。
野菜を毎食食べるのはもちろんですが、手軽な補給としては果物もおすすめです。
最近では、果物は洗ったり、皮をむいたりが面倒で、食べる習慣があまりない、
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
今が旬のいちごや、またはキウイフルーツなどはいかがでしょうか。
果物の中でもいちごやキウイフルーツはビタミンCを多く含みます。
いちごなら皮をむいたりせずに食べられますし、
キウイは半分に切ると、スプーンですくうだけでも食べられます。
ただし、果物は糖分を多く含み、食べ過ぎると、
中性脂肪の上昇や、肥満の原因になってしまうため要注意です。
一日の食べる量の目安として、いちごなら片手の平にのるくらい、
キウイフルーツで1個半ぐらいが適量です。
ビタミンEは、主にカボチャや植物性の油(ベニバナ油・サラダ油・アーモンド
など)に多く含まれます。
植物油は、古くなったり、加熱したりすると酸化がすすみますので、
小さめのものを購入し、早めに使い切るようにするのがおすすめです。
また、ビタミンCと一緒に摂るとビタミンEの抗酸化作用がアップする、
といわれています。
一方、疲労感を感じる原因としては、食事からのエネルギー不足に加え、
炭水化物だけの食事など栄養の偏りも挙げられます。
例えば、時間がなくて、朝食や昼食を食べられなかったり、
ゼリー飲料や、おにぎりだけといった簡単なものだけですませてしまったりすると、身体が、エネルギー源や、身体の組織(筋肉・血液・ホルモンなど)の原料不足で、疲労感というSOSサインを出してしまいます。
なるべく、炭水化物(ごはん・パン・めん類など)と
たんぱく質(肉・魚・卵・豆類・乳製品)をそろえた食事を心がけましょう。
さらに、身体の調子を整えてくれる副菜(野菜・きのこ・海藻)が加わると、
より一層、疲労回復や疲れにくい食事として効果的です。
忙しいときに炭水化物とたんぱく質をそろえる食べ方の一つとして、
『しらす丼』などはいかがでしょうか。
ごはんにしらす、かいわれ大根をのせて、お醤油を少しかけてできあがりです。
しらすの代わりに、缶詰のツナやサバ、イワシもおすすめです。
さらに海苔やしそを加えると、カルシウムやマグネシウムも摂れます。
ストレスを受けると体外に排出されてしまう、カルシウムやマグネシウムは、
しらす、海苔、しそ、缶詰のサバ、イワシにも含まれています。
また、明太子やいくらを加えると、ビタミンEも摂れます。
ただし明太子やいくらは、塩分やコレステロールも多めに含まれているため、
量や頻度には注意が必要です。
また、水分の摂り方も疲労に影響します。
忙しさに追われたり、トイレが面倒だったりで、
水分をとらずに過ごしてしまう方もいらっしゃると思いますが、
水分不足は疲れやすさの原因となります。
ですので、こまめな水分補給も疲労を溜めないコツといえます。
水分補給には、お茶や水がおすすめです。甘さのある飲み物は、
余分な糖分も一緒に摂ることで、かえって喉が渇いてしまう原因になります。
コーヒーや紅茶は、含まれているカフェインに利尿作用があるため、
水分補給の効果は薄くなってしまいます。
このように、日頃のちょっとした対策で、ストレスに強い身体をつくり、
疲労感を軽減することができます。
この時期忙しいからとあきらめずに、今一度、ご自身の食事や水分の摂り方
を見直してみてはいかがでしょうか。
(管理栄養士 堀井 智子)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・4月より、木曜日午後の小児科担当医が、以下のように変更となります。
伊能医師 → 小澤医師
・最新の医師時間割 http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html
急な変更等がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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