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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2024年12月号
2024/11/30
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┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2024年 12月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは！用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
いよいよ来週からは12月になりますが、まだ暖かい日も続いていますね。
クリニックの前のプラタナスもまだ葉が付いています。
ようやく銀杏も色づいてきたでしょうか。
駒沢公園も週末は多くの人で賑わいそうです。
インフルエンザ、コロナウイルス感染症に加え、
りんご病が流行しています。
お二人の先生にコラムを書いて頂きましたので、ご参考下さい。
12月から紙の保険証発行終了という報道があります。
実際はどうなのか、クリニック情報に記載致しましたので、
ご参考下さい。
それでは今月の情報をどうぞ！
（患者様サービス担当 正者 忠範）
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─＞ 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況＠2024年11月
― 医療コラム ―＞ りんご病について
― クリニック情報 ―＞ 12月からの保険証取扱いにつきまして
― クリニック情報 ―＞ 休診・代診等
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┃▼┃HOT! Topics： 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況＠2024年10月
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2024年12月2日より現行の健康保険証が新たに発行されなくなり、
マイナンバーカードの健康保険証利用を基本とする仕組みに移行されます。
12月2日というと、もう数日後です。
これから医療機関を受診する時はどうすればいいの？という疑問は、
今月号の別コラムをご参照下さい。
このところの感染症の流行状況です。
寒くなってきた影響か、インフルエンザでも新型コロナウイルス感染症でもない、
風邪症状の患者様が増えてきました。
お腹に症状のでる感染性胃腸炎の患者さんも増えてきています。
流行していたマイコプラズマ感染症と手足口病はピークを越えて、
減少傾向にありますが、依然高い水準で流行が続いています。
インフルエンザが流行期入りしました。
これからの流行拡大が懸念されます。
新型コロナウイルス感染症は、12週ぶりに増加傾向がみられ、
こちらもこれからの流行が危惧されます。
インフルエンザワクチンも新型コロナウイルスワクチンも
診療時間内であれば予約不要で接種可能なので、
検討されている方は、
本格的に流行する今早めに接種されることをお勧めします。
伝染性紅斑（りんご病）が流行しており、
東京都内では警報基準に達しています。
患者の7割は、6歳以下の小児とされていますが、
大人でも感染することがあります。
ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因ですが
特徴は以下の通りです。
・両頬に赤い紅斑、体や手・足に網目状の発疹がみられ、
1週間程度で消失します。
発疹が淡く、他の疾患との区別が難しいこともあります。
・大人が感染すると両頬の赤い紅斑が目立たず、
発熱、リウマチ様の関節痛からはじまり、
遅れて手足に赤い網目状の発疹が出現してくることがあります。
・発疹が出現する7～10日前に、
微熱や風邪のような症状がみられることが多く、
この時期にウイルスの排出が最も多くなります。
・ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、
手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。
・妊娠中（特に妊娠初期）に感染した場合、
まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。
周囲で患者発生がみられる場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、
できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。
（院長 田中 勝巳）
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┃▼┃医療コラム： りんご病について
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今回は現在インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎と同様に流行している
伝染性紅斑（リンゴ病）についてお話ししようと思います。
伝染性紅斑はパルボウイルスB19というウイルスによる流行性の発疹性疾患です。
症状は一般的な風邪と同様、頭痛、咽頭痛、鼻汁や発熱の後に、
両ほほにリンゴのような赤い紅斑が出現するのが特徴的です。
顔に紅斑が出た後に両上下肢や体幹部にも網目状の紅斑が出てくることもあります。
また小児期の場合は全く症状がなく、
かかったことに気が付かない場合もあります。
11月に入り6年ぶりに都の警報基準を超えましたが、
一般的には1年を通してみられる病気で、
今回のようにたまに大きな流行が起きます。
かかるのは小児期に多く、大半は10歳未満にかかります。
成人がかかると発熱と関節痛のみと特徴的な症状が出ないことが多く、
診断をつけるのがとても難しい場合があります。
感染経路は咳やくしゃみなどの飛沫感染、
またはウイルスが付着したものを触れ、
その手で口や鼻に触れることによる接触感染です。
このウイルスは環境中に残りやすく、アルコール消毒も効かないため、
物理的によく掃除を行うことが重要となってきます。
この病気の特徴は初めの風邪のような症状の時にはウイルス血症が起きていて、
人にうつす可能性がありますが、
顔に紅斑がでて伝染性紅斑と診断がつく頃には感染性はありません。
治療法には特別な抗ウイルス薬などはなく、予防接種も存在しません。
しかしながら特に大きな後遺症なく自然に治癒することが多いです。
また一度感染すると終生免疫が得られるため、
一般的に再感染はしないといわれています。
注意が必要なのは妊婦さんや免疫不全者、
特定の貧血の病気を持っている患者さんです。
妊婦さんが感染すると流産や胎児の異常（胎児水腫）が起きることがあり、
重篤な病態になる場合があります。
また免疫不全者や特定の貧血を持っている人は貧血が悪化することがあります。
妊娠をしていない特に持病のない人や、
すでにかかったことのある人はさほど恐れる必要のない病気ですが、
ほかの感染症も流行っていますので手洗いなどの手指衛生や
うがい・マスクなどをしていきましょう。
（医師 佐藤 俊一）
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┃▼┃クリニック情報：12月からの保険証取扱いについて
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新聞、テレビ等で
「12月2日から紙の保険証の発行終了」という報道がなされています。
実際に医療機関での受付などはどうなるのか、Q＆A形式でご案内致します。
※2024年11月29日現在の情報となります
Q. 12月2日からいままでの保険証は使えなくなるの？
A. 紙の保険証の新規発行が終了となります。
いままでの保険証は最長1年間利用可能です。
今後は、マイナンバーカードに健康保険証機能が搭載されていますので、
マイナンバーカードで受付していただくことになります。
※保険証機能の登録は医療機関受付でも可能です
Q. マイナンバーカードを持っていないのですが？
A. 12月以降に「資格確認証」が順次発送されます。
保険証代わりに受付に提出頂くことが可能ですが、
有効期限がありますので、ご注意ください。
※保険組合ごとに異なりますが、最長5年です
Q. 「資格情報のお知らせ」を貰いました
A. 「資格情報のお知らせ」だけでは医療機関の受診は出来ません。
マイナンバーカードと合わせてご提示いただく必要があります。
Q. マイナンバーカードを忘れました
A. 有効期限内の保険証、資格確認証をお持ちのようでしたら、
受付は可能です。
それもお忘れの場合は、一旦、自費としていただき
後日カードをご持参いただいてからの精算となります。
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┃▼┃クリニック情報：予防接種につきまして（インフルエンザ・コロナワクチン）
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☆インフルエンザ予防接種（予約不要）
2024年のインフルエンザワクチン予防接種を実施しております。
価格：１回につき、4,500円
※世田谷区にお住まいの中学生以下のお子様は2,500円
※65歳以上は2,500円
（区配布の予診票をご記入の上、お持ちください）
【ご注意】
・お時間、ワクチン確保ともにご予約は承っておりません。
・開院時間内であれば予約不要でいつでも接種可能です。
☆予診票
院内の混雑緩和、待ち時間短縮のために、事前にお読み頂きたい注意事項と
予診票をHPにてダウンロード出来るように準備致しましたので、ご利用下さい。
☆新型コロナワクチン
10月1日より、高齢者の方を対象にコロナワクチンの費用助成が開始されています。
対象者以外は任意接種となり接種費用（当院では17,000円）がかかりますので、
ご注意ください。
【対象者】
1. 満65歳以上の方
2. 満60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器、免疫機能に障害がある方
のうち、1級相当の障害者手帳をお持ちの方
【接種に必要なもの】
・区から送られてくる接種予診票
（1に該当する方は郵送済み、2に該当する方は区にお問い合わせください）
【自己負担金額】
・2,500円
※新型コロナワクチン参考HP（世田谷区）
https://www.city.setagaya.lg.jp/02015/10838.html
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┃▼┃クリニック情報：クリニックからのお知らせ 休診・代診等
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☆休診案内
〇年末年始
・12月30日（月）～1月3日（金）
※1月4日（土）より通常診療
休日診療案内
･玉川地域内科、小児科医療案内 03-3704-2481（9:00～18:00)
･東京都保健医療情報センター（コンピュータ応答）03-5272-0303（24時間
〇医師休診
・1月15日（水）福富医師休診 → 代診 重松医師
・1月27日（月）野間口医師休診 → 代診 重松医師
・1月29日（水）野間口医師休診 → 代診 重松医師
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
（患者様サービス担当 正者 忠範）
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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