2013/7/25
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━┳━┓
┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2013年 7月号 ┃■┃■┃
┗━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━┛
━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
猛暑日が続いています。熱中症の症状で救急車で医療機関に運ばれる方も、
増えてきました。皆さんも十分ご注意下さい。
学生さんや生徒さんは夏休みですね。通勤の電車も比較的空いています。
私も小学校1年生の娘がいるのですが、 初めての夏休みを迎えています。
宿題も出たようですが、7月中に終わらせることにしたそうです。
私自身も目標だけはそう思っていましたので、本当にできるようサポート
できればと考えています。
今月の医療コラムはお休み致します。
また、次月にご期待下さい。
クリニックから大事なお知らせが「HOT! Topics」にあります。
ぜひご一読下さい。
では、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃INDEX
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年7月
─ 栄養コラム ─> おいしく食べて高血圧予防
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年7月
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎年夏に流行する子供の感染症である手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱
(プール熱)の患者さんが増えてきています。
特に手足口病が最も流行しています。
患者の約9割は6歳以下の小児です。
そのうち2歳以下の小児が半数以上と、主に小さな子供さんにみられる感染症ですが、まれに大人のかたも感染され受診されるケースもあります。
コクサッキーA群やエンテロウイルス71型等によるウイルスが原因の感染症で、
咳やくしゃみを吸い込んだり、手を介して口に触れたりすることでうつります。
こまめな手洗いと集団生活でのタオルの共有は避けるように心がけましょう。
症状が治まった後も、便の中には2-4週間ほどはウイルスが含まれるので、
トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
さて、用賀アーバンクリニックは今年の10月に隣のビル(現在工事中)に移転することになりました。
クリニック前の駐車場は現行と同じ3台分を確保し、
ビルの1階と2階部分がクリニックとなります。
移転後は、総床面積が少し増えることになります。
今までは、部屋数が少なく、感染症の患者さんの隔離部屋等に苦労してきましたが、少し余裕が持てそうです。
また超音波検査室、内視鏡室などが新たに設置され、
これまで以上にエコーや胃カメラの検査が受けやすくなる予定です。
また、胃カメラでは検査が楽に受けられる経鼻内視鏡システムを導入予定です。
移転後も、現行の外来体制に大きな変更はありません。
これまでと変わらずに、健康問題が生じた時に気軽に受診していただけるクリニックを目指して、職員全員が一層精進を重ねる気概でおりますので、何卒よろしくお願いいたします。
なお、正確な移転日等については後日改めてお知らせいたしますので
もうしばらくお待ち下さい。
(院長 田中 勝巳)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃栄養コラム:おいしく食べて高血圧予防
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
暑い日が続くと、そうめん、ざるそば、冷やし中華など、冷たい麺がおいしい季節になりますね。ビールや冷酒などのアルコールもすすみ、おつまみには冷奴や塩のきいた枝豆、焼き鳥などもおいしいですね。
しかし塩分の摂り過ぎは血圧を上げることがある、というのは皆さんご存知のとおりです。麺類やおつまみは塩分が多いですし、またアルコールも血圧を上げやすい作用があります。
そこで今回は、血圧が気になる方にお勧めの食材や食べ方についてお伝えしたいと思います。
1、野菜や果物をとる
野菜、果物には「カリウム」という栄養成分が特に多く含まれています。
このカリウムは、取り過ぎた塩分の排泄を促して血圧を下げる働きがあります。
カリウムは熱に弱く、水に溶けやすいのでできれば生野菜、生の果物がおすすめです。
また、野菜を調理する場合は、煮汁も一緒に摂れる味噌汁やスープがおすすめです。
ただし、味噌汁やスープは飲み過ぎると塩分を摂り過ぎてしまうため、
具沢山にすることでカリウムも多くとれて、一方で飲むスープの量は減るので塩分の摂り過ぎ予防にもなります。
特に夏野菜は緑黄色野菜が多く(オクラ、ピーマン、インゲン、カボチャなど)
おすすめです。
果物でカリウムを摂る場合は果糖が多く含まれますから、
食べ過ぎには注意が必要です。
2、香りを利用して薄味にする
「おいしさ」には香りも重要な役割をしています。
薄味で物足りない時も、香りのある野菜や果物をちょっと加えるだけで、
味気なさをカバーできます。
シソ、黄ニラ、ミョウガ、ショウガ、セロリ、パクチー、ゴボウ、春菊、三つ葉、小ねぎなどは香りのある野菜の代表格です。
その他、山菜やキノコも熱を加えると良い香りがします。
またレモン、オレンジ、すだち、かぼす、柚子などの柑橘類は肉料理、魚料理、
サラダのドレッシングなど幅広く使えるのでおすすめです。
そばに小ねぎやオクラを添えたり、そうめんにシソやショウガ、ミョウガを添えたり、サラダうどんにしてレモンを絞ったり、香りのある食材の手軽なひと工夫で薄味でもおいしく食べられます。
3、「だし」を利用する
「だし」には旨味成分が多く含まれているので、味に深みが出て、塩分が少なめでも 十分おいしさを感じます。
特に汁物は飲む量が多くなると塩分を摂り過ぎになってしまうので、
「濃いめのだし」にすると、少ない塩分でもおいしく食べられます。
干しシイタケ、干し昆布、煮干し、鰹節などの定番だしに加えて、
キャベツ、レタス、ゴボウ、大根、人参などを具にすると、野菜からも独特の自然な甘みと旨味が出てくるのでおすすめです。
4、アルコールをコントロールする
アルコールは少量であれば血管を拡張させて血圧を「下げる」働きもあると
言われていますが、逆に適量を越すと血管を収縮させて血圧を「上げる」
働きもあると言われています。
日々の飲酒量が多いほど血圧を上げ、高血圧の原因になりやすいのでアルコール量のコントロールも大切です。
負担を感じずに、自然に減らすには
1、アルコールテイストのノンアルコール飲料に「最初」「途中」「最後」
のどこかで置き換える、
2、アルコールを薄める
※焼酎は炭酸で割ってレモンを絞る
※ウィスキーは割るならシングル、ロックなら氷を入れる
3、グラスの大きさを替える
※太くて大きいグラスを、細めのグラスにする
など、共通するポイントは「アルコールの吸収をゆっくりにさせること」。
酔うほどに食欲も増して「食べたく、飲みたく」なりやすいので、
まずは「ゆっくり飲む」ように心がけてください。
特に夏は喉が渇いていると、ビールなど一気飲みしてしまう事もありますので、
まずは水で喉を潤してから飲むことも飲み過ぎ対策になります。
また、おつまみで塩味の効いたものはお酒がすすみますし、
お酒がすすむと食欲が出てきて、、、と食べ過ぎ飲み過ぎになり体重増加に
つながりやすくなります。
内臓脂肪が増えると血圧を上げる原因となるので、体重にも気を付けたいですね。
最後に簡単なおつまみを1品ご紹介します。
【タコと夏野菜のマリネ】
≪材料≫
・タコ(刺身5~6切れくらい、もしくはコロコロに切る)※イカ、エビなどでも可
・キュウリ(1/3本くらい。軽く叩いて輪切りにする)
・プチトマト(4個1/2に切る)
※野菜はセロリ、パプリカ、ブロッコリーなどお好みで
・マリネ液
(酢小さじ1、オリーブオイル小さじ1、軽くひとつまみ、パセリ少々、胡椒少々)
※パセリの代わりにバジルやオレガノでもおいしくいただけます。
≪作り方≫
・マリネ液をよく混ぜ合わせる。
・切った食材をボールに入れ、マリネ液をまんべんなく混ぜ合わせる。
魚介類は旨味が多く噛みごたえもあるので、食べ過ぎ予防の期待ができますし、
酢の酸味とパセリの香りも塩が少なくても美味しく食べられるポイントです。
また時間が経つと野菜から水が出て味が薄まってしまい
調味料を足してしまいがちなので、食べる直前に混ぜ合わせるのがコツです。
日々の食事の中のちょっとした工夫で塩分の摂取量を少なくしたり、
薄味でもおいしく食べる事ができますので、
この夏は、高血圧予防の食事をしてみてはいかがでしょうか?
(管理栄養士 白金千尋)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・8月休診のお知らせ
8月13日(火)~17日(土) 休診
・7月医師休診のお知らせ
7月29日(月)田中医師休診 → 代診 増田医師
・6月より、火曜日午前の担当医が、以下のように変更となっております
第1、3 小澤医師(小児科)※7月は2日、16日
第2、4、5 満尾医師(循環器内科) ※7月は 9日、23日、30日
※8月は 6日(臨時)、20日
・医師時間割 http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html#020
急な変更等がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、用賀アーバンクリニックの患者様に、より便利かつ
安心して医療サービスを受けて頂きたいと願い、発行しています。
メールマガジン内容に関するご意見やお問い合わせ、アドレス追加・変更、
配信中止の際は、お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。
※メールでの医療相談は承っておりません。
〔アドレス追加〕 mm-add@yoga-urban.ne.jp
〔アドレス変更〕 mm-change@yoga-urban.ne.jp
〔配信中止〕 mm-bye@yoga-urban.ne.jp
〔バックナンバー〕 http://www.plata-net.com/blog/yoga/
■ 発行 用賀アーバンクリニック メールマガジン編集部
Copyright(c)2013 Yoga Urban Clinic。 All rights reserved。