2013/9/27
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2013年 9月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
今年の秋の大型連休は、暦の関係で三連休が2回でした。
「敬老の日」は台風が直撃して大変な天気でしたが、「秋分の日」はとても
よいお天気となりました。皆様は如何お過ごしでしたか?
私は、家族で山登りに出かけました。
筑波山に登ったのですが、紅葉はまだでした。
800mの低山ですが、頂上の寒さから季節の移り変わりと、
しっかり登ることができた子どもたちの成長を感じることができた、
いいお休みでした。
食欲の秋、という方もおられると思います。
ぜひ、今月の栄養コラム、高齢者向けではありますが、参考になるかと
思います。
また、先日からお知らせしておりますクリニックの移転についてですが、
HOT!Topicsで田中院長からご案内がありますので、ご覧下さい。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年9月
─ 栄養コラム ─> 間食のとり方 ~高齢者の方へ~
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2013年9月
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暑かった夏も一段落し、朝晩は涼しくなってきました。
現在、大流行している感染症はありませんが、季節の変わり目には風邪をひいたり、喘息が悪化したりすることが多い時期です。
引き続き体調管理に努めていきましょう。
当院は、10月15日(火)からお隣のビルに移転することになりました。
引っ越し作業のため、10月10日(木)から休診とさせていただきます。
休診中は、ご迷惑をおかけしますが、ご理解頂けますようお願いいたします。
隣のビルは現在工事中ですが、4階建ての1階と2階がクリニックとなります。
クリニック前には、今と同じように3台分の駐車場が確保され、
自転車置き場も設置される予定です。
1階には受付、診察室、処置室、薬局があります。
2階はレントゲン室、エコー室、内視鏡室、処置室、診察室
と、主に検査部屋が中心となります。
もちろんエレベーターを完備しているので、車椅子やベビーカーでの移動も
可能です。
移転後も、診療時間や診療科、担当医師、院内薬局に変更はありません。
クリニックの電話番号も変わりありません。
これまでよりも、エコー検査や胃カメラ検査が受けられやすい体制となります。
エコー担当の臨床検査技師、胃カメラ担当の医師二人が、
新しく私たちのチームに加入します。
これまで要望の多かった、土曜日のエコー検査や胃カメラ検査にも対応することが可能となりました。
胃カメラは、検査を楽に受けられるように、鼻からの最新式の胃カメラ(経鼻内視鏡)を導入いたしました。
経鼻内視鏡はこれまでの、経口内視鏡よりもファイバーの径が細く、
口から検査を受ける場合でも楽に受けられます。
また、小児科では乳児健診、予防接種専用外来の時間帯が増設される予定です。
(予定では2014年1月以降となります)
移転後もこれまでと変わらず、グループ診療で質の高いプライマリ・ケアを実践するクリニックを目指し、スタッフ一同日々努力する次第です。
今後ともよろしくお願いします。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:間食のとり方 ~高齢者の方へ~
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高齢者の方にとって、「間食(おやつ)」は1日の楽しみの一つになっていることも多いのではないのでしょうか?
もともと、「おやつ」は、1日2食だった江戸時代に、
農民たちが「八つ刻(やつどき)=午後2時~4時」に間食をしていたことが由来だと言われています。
「おやつ」と言うと、甘いチョコレートやクッキー、せんべいなどのお菓子を
思い浮かべるかもしれませんが、おやつ=お菓子、というわけではありません。
今回は、2つのタイプに分けて、間食の上手なとり方をご紹介します。
<食欲がなく、食べる量が減っている方>
最近、食欲がなく、
「朝ごはんを食べていない」
「そうめんやパンなど簡単なもので済ませている」、
こんな方はいらっしゃいませんか?
年をとるとともに、唾液の量が減り、噛む力や飲みこむ力が弱くなることで、
食欲の低下が起こりやすくなります。
食事の量が減ると、普通に生活をしていても、「栄養不足」になり、
体重の減少や筋肉量や筋力の低下などが心配されます。
また、免疫力が低下するため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
理想は、1日3食、バランスのいい食事をとることです。
バランスのいい食事とは、
1、主食(ご飯、パン、麺)
2、主菜(魚、肉、卵、大豆、乳製品)
3、副菜(野菜、海藻、きのこ) を組み合わせることです。
ただ、食欲がなくて、しっかり食事をとれない時は、
「間食」を1つの食事として取り入れてみてはいかがでしょうか?
ご飯などの主食が減っている時は、「糖質」を補う
・おにぎり、サンドイッチ、ふかし芋など
おかずの量が減っている時は、「たんぱく質」を補う
・牛乳、ゆで卵、チーズ、卵豆腐、豆乳、冷奴、かまぼこなど
がおすすめです。
手軽にとれるように、ごはんを一口大にしておいたり、牛乳や豆乳を
冷蔵庫に常備しておくと安心ですね。
前の食事で何を食べたのか覚えておき、足りていないものを「間食」で補うことで、「栄養不足を防ぐ」ことにつながります。
また、食事前にお菓子を食べて、食事が食べられなくなっている場合は、
お菓子は食後の楽しみに、まずは食事をとることを優先しましょう。
<1日3食しっかり食べられている方>
毎食しっかり食べているが、「ついついお菓子にも手がのびている」
「食後には必ずデザートを食べる」。
こんな方の場合は、食事からのエネルギー(カロリー)を摂り過ぎているかも
しれません。
必要以上のカロリーを摂ると、体重が増加し、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になりやすくなったり、腰やひざへの負担が大きくなり、生活に支障をきたすことがあります。
1日の間食の量は、1日に必要なエネルギー量の1割くらいが目安です。
例えば、まんじゅうなら1個、せんべいなら2~3枚、かりんとうなら3~4個、
カステラなら1切れ、アイスクリームなら小1個です。
菓子パンやケーキは、カロリーが高いものが多いので、食べ過ぎには注意が必要です。
カロリーの低い「間食」でおすすめのものは、「果物」や「ゼリー」です。
果物は、ビタミンをはじめ、ポリフェノールやカロテノイドなど老化を防止する抗酸化作用のある栄養素がたっぷり。
りんごなら1/2個、みかんなら1~2個、ぶどうなら1/2房程度、が1日の適量です。
缶詰やドライフルーツは、砂糖が加えられており、カロリーが高くなっていますので、生の果物の半分くらいまでが目安です。
果物やゼリーは、甘みを楽しめると同時に、「水分の補給」にもなります。
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなり、水分摂取量が減る傾向にあります。
水分が不足すると、頭痛や脱力感などの脱水症状が起こることがありますので、「間食」にも上手に「水分」を取り入れることがおすすめです。
ただ、炭酸飲料や乳酸菌飲料、飲むヨーグルトなど甘い飲みものには、
思いのほか糖分がたくさん入っています。
また、100%果汁もスティックシュガー5~6本くらいのカロリーがありますので、飲みものは、できるだけお茶やお水など甘くないものがおすすめです。
高齢者の方にとって、「間食」を上手にとることは、
「元気に過ごす」ポイントになります。
現在、通院をされている方は、主治医と相談しながら、
それぞれのライフスタイルや健康状態に合わせて「間食」を楽しんでください。
(管理栄養士 吉澤 ちえ美)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・移転に伴い、下記期間を休診とさせて頂きます。
○休診期間 10月10日(木)~12日(土)
○移転開業予定日 10月15日(火)
患者様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解頂けますようお願い申し上げます。
また、行政手続の関係上、スケジュールが変更になる場合もございますことを
ご了承下さい。
・小澤医師 10月30日(水)午前休診 → 代診 伊能医師
・医師時間割 http://www.yoga-urban.jp/about_yoga/staff.html#020
急な変更等がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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