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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2014年9月号

2014/9/29
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┃■┃■┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2014年  9月号  ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

 すっかり涼しくなり、標高の高い山のほうでは、もう紅葉が始まっています。
 今年の紅葉は、例年より早いと聞いています。
 用賀近辺はまだのようですが、季節の移り変わりをしっかり感じたいですね。

 10月からインフルエンザの予防接種が始まります。
 医療コラムとクリニック情報に詳細を載せておりますので、ご覧ください。

 早いもので、隣のビルに移転して1年が経とうとしています。
 スタッフの動きは慣れてきましたが、それでも日々の改善を進めております。
 12月には15年目に入ります。
 これからもさまざまなサービスを提供していけるよう努めてまいります。
 ご意見、ご感想などお待ちしております。

 それでは今月の情報をどうぞ!

                                                                (患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX
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  ─ HOT! Topics    ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2014年9月

  ─ 栄養コラム     ─> “食欲の秋”と上手につきあう間食のとり方

  ― クリニック情報 ―> 桜新町アーバンクリニックより

  ― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2014年9月
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 暑かった夏が過ぎ、少し肌寒く感じる時もでてきました。
 季節の変わり目で、風邪をひいてこられる患者さんが増えてきました。
 1日のうちでも寒暖差があるので、体が冷えないように注意していきましょう。

 70年ぶりに国内感染が確認された「デング熱」報道の影響で、
 熱がでると「デング熱」ではないかと心配されて受診される患者さんも多い状況です。
 すでに、ご存じのかたも多いと思いますが、いまいちど「デング熱」について簡単にポイントをお伝えしたいと思います。


 感染経路:

 デング熱ウイルスをもった蚊に刺されることで発症します。
 人から人への感染はありません。また感染しても発症しないことも多くあります。

 潜伏期間:

 2~15日(多くは3~7日)です。

 症状:

 突然の高熱で発症します。頭痛、目の痛み、顔面紅潮、結膜充血を伴い、
 発熱は2~7日間程度持続します。初期症状に続き、全身の筋肉痛、関節痛、倦怠感を呈し、発症後3~4日で発疹が出現します。
 概ね1週間程度で回復しますが、まれにショックや出血傾向で致死的な病態に進行する場合もあります。

 検査:

 血液検査にて白血球の減少や血小板の減少がみられ、デング熱が疑われる場合は、保健所に連絡して確定診断するための特殊な血液検査が必要です。

 治療法:

 特別な特効薬はありません。対症療法が中心です。

 経過と予後:

 予後は概ね良好です。血漿漏出と出血傾向が主症状の場合は適切な治療がされないと致死性が高いと言われていますが、症状が回復しはじめると迅速に回復するのが特徴です。
 今回の騒動で、日本ではまだ死者の報告はありませんが、中国やマレーシア、シンガポールでは死者の報告があるようです。

 予防:

 ワクチンや予防薬はないので、蚊に刺されないことが唯一の予防法です。
 ヤブや木陰でよく刺されるので、その時間帯に屋外で活動する場合は、長袖、長ズボンの着用に留意し、虫除けスプレーなどの使用も推奨されます。


 さて、10月1日から当院でもインフルエンザワクチンの接種を開始します。
 効果は5ヶ月間ほど持続するので、11月から12月上旬までには接種を済ましておくことがお勧めです。詳細は今回のクリニックからのお知らせをご参照下さい。
      

                                                                                                        (院長 田中 勝巳)

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┃▼┃栄養コラム:“食欲の秋”と上手につきあう間食のとり方
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 9月に入り暑さが涼しさにかわり過ごしやすくなってまいりました。
 昔は田んぼや山々の様子から季節を感じとってきましたが、最近は、季節を感じる場所がコンビニやスーパーに変わってきたのではないでしょうか。

 特にお菓子コーナーでは、秋にちなんでさつま芋や栗を使った季節限定の商品が目立つように陳列してあり、ついついカゴに入れてしまいます。

 “食欲の秋”なんて言葉もあるくらい食事や間食の量が増えやすい季節でもありますね。

 そこで今回は、間食のとり方によって食事の食べ過ぎを防ぐ方法をお伝えします。

 さて、間食というと甘いケーキやチョコレート、せんべいなどのお菓子を思い浮かべる方も多いかもしれません。お腹が空いているわけでもないのについつい目の前にあると「別腹」と言って口に運んでしまうことはありませんか。

 甘いものを食べると、脳で幸福感をもたらす物質が分泌され、食べようという意欲が出てくるのです。実際に食べていなくとも、甘さやおいしさを想像するだけで、この物質は出てくるため、ついついお菓子に手が伸びてしまいます。

 しかしお菓子は思った以上にカロリーの高いものがほとんどです。

 一般に洋菓子は砂糖や小麦粉など糖分のあるものとバターや生クリームなど脂肪を多く含むものが使われているため、ショートケーキ1個でご飯1杯分もしくはそれ以上のカロリーがあります。

 また和菓子は油も使わずヘルシーと思われがちですが、実はせんべい2枚でご飯半分のカロリーがあります。ですから食事をしっかり食べて、その上いろんなお菓子を食べ過ぎると体重が増える原因になります。

 よく「もっと食べたい時はどうしたらいいの」と質問を受けることがあります。
 増えてしまいそうな時は本当に身体が欲しているのか、まずは考えてみましょう。

 食べたい時に5分間待ってみます。涼しくなってきたので少し外を散歩してみたり、掃除を始めてみたり、体を動かしていると意外と忘れてしまうものです。
 それでも「なにか口寂しい」というときは紅茶やウーロン茶、コーヒーなど甘みを加えていない飲み物を飲んでみたり、ノンシュガーのガムを噛んで気分をリフレッシュしてみましょう。

 さらに「もう1つ…」と手が伸びてしまう際は、食べた後すぐに歯を磨くと口の中がさっぱりして食べ過ぎを防いでくれます。

 ここで大切なのは、食べないことではなく、とり過ぎないことです。

 ダイエット中「がまん、がまん」と無理をしがちですが、無理があれば長続きしません。
 ストレスになって、かえって食べすぎることにもなりかねません。

 今までは、食べたいときに気がすむまで食べていたとしたら、
 これからは時間と分量を決めて、それ以上はだらだらと食べないようにしましょう。

 1週間単位で調節する無理のない方法がおすすめです。

 「これだけしか食べられない」ではなく「これだけ食べられる」と考え、
 がんばっている自分へのご褒美と思えば楽になります。

 一方、甘いものはあまり食べないけれど、空腹感から特に夜の食事量が増えてしまうという方も多くいらっしゃいます。

 そのような場合には、逆に間食も食事の一部と考えて活用し、タイミングよくとることで、食事のどか食いを防ぎ、体重が増えるのを予防することができます。

 間食の回数は1日1回がベストです。
 一般に食事と食事の間隔は5~6時間が理想とされています。
 しかし中には、なかなか規則的に食事をとるのが難しく、昼食と夕食の間が7時間またはそれ以上開いてしまう日もあるでしょう。
 夕食が遅くなりそう、あるいは寝る直前になってしまいそうな場合は、
 夕方にエネルギーにかわりやすいおにぎりもしくはサンドイッチを間食として食べておき、あとで夕食におかずだけ食べるというような小分けの食事をおすすめします。
 食べる量はおにぎりでしたら1個、サンドイッチは2切れ程度の約200kcal前後が目安です。
 さらに、このときのポイントは中の具材の選び方です。
 野菜が一緒にとれるサンドイッチや昆布入りのおにぎりを選ぶとカロリーを抑えることができます。

 最近はカロリー表示されているものが多くなりました。
 裏を見て数値で確認するのもよいでしょう。コンビニも増え、昔に比べてお腹が空けば食べたいものがすぐ手に入りやすい環境にあります。
 さらに魅力的な商品もぞくぞくと店頭に並び、誘惑の多い日常になってきました。
 手に取る前に一度ご自身の生活を振り返りかえってみてはいかがでしょうか。

 うまく間食と付き合うことで、
 太りやすいと言われている“食欲の秋”を乗り切っていきましょう。

 
 
                                                                                              (管理栄養士 情野 祐子)

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┃▼┃クリニック情報:桜新町アーバンクリニックより
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 桜新町アーバンクリニックの婦人科医に変更があります。
 これまで、月曜日・火曜日を担当していただきました大野医師が退職され、
 10月より、火曜日~金曜日、土曜日午前の外来を「藤岡医師」が担当いたします。
 月曜日、土曜日午後が休診となりますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。


                     (桜新町アーバンクリニック)  

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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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 ・10月1日(水)より、インフルエンザの予防接種を開始いたします。
   
     ☆接種費用 3,700円(1回目、2回目とも)

     ☆ワクチン 3価混合ワクチン(昨年度と同様です)
                 ※含有株 Aカリフォルニア(H1N1)Aニューヨーク(H3N2)
                           Bマサチュセッツ

      【ご注意】

    ・お時間、ワクチンともにご予約は承っておりません
    
    ・中学生のお子様は予診票に保護者のサインがない場合の接種は
     お受けすることができません。
     お一人での来院の際は、前もって保護者の方による予診票の
     ご記入をお願いいたします。

    ・小学6年生までのお子様は、予診票にサインがあっても保護者の方の
     同伴がない場合の接種はお受けすることができません。
 

 ・休診予定 なし

  急な変更がある場合もございます。
  ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
  詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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                  ■ 発行 用賀アーバンクリニック メールマガジン編集部
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