2015/10/29
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2015年 11月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
朝晩が冷え込むようになり、先週は木枯らし1号も吹いたようです。
早いもので10月ももう数日ですね。
用賀近辺の紅葉もまもなくでしょうか。きれいに色づいたら、砧公園辺りで、
ゆっくり落ち葉広いでもしたいものです。
ところで、娘たちの通う小学校では、運動会が終わったと思ったら、
来月は学芸会も開催されるようで、室内で劇の練習をしているようです。
まさに、運動と芸術の秋ですね。
練習の成果を見せてもらうのを楽しみにしています!
先月に引き続き、インフルエンザの情報も掲載しております。
それでは今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2015年10月
─ 栄養コラム ─> 「秋の食材を活用したお弁当」
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2015年10月
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今月は、研修生の受け入れの多い月となりました。
昭和大学5年生の医学生が3日間、関東中央病院からお二人の研修医の先生が
それぞれ丸一日、当クリニックで研修をされました。
医学部、研修医の教育カリキュラムの一貫として、実地医家の現場を肌で感じる
地域医療実習が計画されており、毎年、私どものクリニックでは、こうした研修
生を積極的に受け入れています。
また、今回は、はるばる海外からフランス人家庭医の先生も研修に来られました。
フランスと日本では医療制度が異なるため、当クリニックのような複数医師体制
の診療所はないということで、貴重な経験をされたことと思います。
医師のみならずコメディカルが、各職場で情報を共有しながら、それぞれの立場
で患者さんに接している姿を学んでもらえたことと思います。
こうした若い学生さんや研修医の先生達が研修に来られると、改めて日々の自分
達の診療を顧みるよい機会となります。私たちスタッフも刺激を受けながら成長
していけたらと考えています。
さて、10月1日(木)からインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
あるメーカーのワクチンが出荷を差し控えられていてワクチン不足が懸念されて
いまいしたが、10月21日には出荷自粛が解除されました。
心配されていたワクチン不足は、大丈夫そうです。
近況の流行状況です。
まだ、当院ではインフルエンザと診断された患者さんはおられません。
ワクチンをご希望されるかたは、12月上旬までには接種を終えることをお勧め
しております。
普通風邪や胃腸炎の患者さんが増えてきました。
寒暖の差もあり、風邪をひきやすい時期です。
手洗い、うがいを励行して、睡眠不足にならないように、
規則正しい生活を送るように心がけましょう。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「秋の食材を活用したお弁当」
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秋晴れが心地よく行楽にぴったりのシーズンですね。
お弁当を持参してレジャーを楽しむご予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、収穫の秋でもあり、旬のおいしい食べ物の豊富な季節です。
そこで、今回は秋の食材を用いたお弁当作りについてご紹介いたします。
秋の旬の魚といえばサンマが代名詞ですが、
サケやサバも脂がのっていておいしい時期です。
特にサンマ、サバ、イワシなどの青魚やサケに含まれる脂はDHA・EPAを多く含んでいます。
DHA・EPAには
1. 血圧を下げる
2. 血中の中性脂肪を減らす
3. 悪玉コレステロールを減らす
4. 善玉コレステロールを増やす
という働きがあります。
お弁当のメインのおかずというと肉類や卵焼きが定番ですので、
魚メニューの頻度が少なめだなという方は、ぜひバリエーションを増やして定番
のひとつにして頂くことをおすすめします。
例えば、夕食の残りの焼魚をアレンジしてふりかけにできます。
それを、お弁当に加える方法はいかがですか。
〔ソフトふりかけ〕
1. ほぐし身にした焼魚を細かく刻んだきのこと一緒に軽く炒り
2. しょうゆ・みりんで味付けし
3. お好みで大葉・かつおぶし・しょうが・ねぎ・塩昆布・ごま・山椒などを加える
それから、秋の野菜ではいも類、きのこ類が一般的に知られていますね。
他にも、かぶやにんじんは寒い時期になると甘みが増しますし、チンゲン菜も晩秋が旬とされています。旬の野菜は栄養価が高く、お値段がお手頃なものが多いのが嬉しいですね。
お弁当の中身の比率としては主食(ごはん・パン・麺など)と主菜(肉・魚・卵・乳製品・豆製品)が多くなりがちですが、副菜(野菜・きのこ類・海藻)もたくさん摂りたい食品です。
お弁当の中身の比率としては、主食:主菜:副菜は2:1:1くらいが目安です。
おかずの半分くらいは副菜を詰めるようにすると、彩りも良くなり栄養バランスのよいお弁当になりやすいです。
副菜をしっかり食べることのメリットの1つは、
食物繊維を摂ることができることです。
食物繊維は穀物・野菜・きのこ類・海藻・果物全般に含まれます。
中でもいも類、きのこ類は食物繊維を多く含み、よく噛むことでより多く分泌される唾液や胃液を含んで胃腸で膨らみ満腹感が得られるので、過食や肥満の防止になります。
また、大腸の腸内細菌に利用され腸の働きを正常にしてくれるため、
便秘や大腸がんの予防につながるといわれています。
近年の厚生労働省の国民栄養調査では、日本人のほとんどの年代で不足している成分のため、ぜひ意識して摂りたいものです。
手軽に電子レンジで作れる副菜のメニューを2つご紹介します。
お弁当の隙間に詰めるのにもぴったりです。
〔さつまいもの甘煮〕
1. 皮付きのまま薄めの輪切りにし(4~5枚くらい)水に5分ほどさらす
2. 水1/2カップとはちみつ大さじ1をまわしかけ、
ラップをふんわりかけて電子レンジでやわらかくなるまで1分~1分30秒
加熱してできあがり。
〔まいたけのレモンマリネ〕
1. まいたけ1/4パック(30gくらい)を食べやすい大きさに裂く
2. 電子レンジで30秒加熱し、水気をよく切る。
3. レモン汁大さじ1と砂糖・塩・こしょう・オリーブオイルを
それぞれ少々加えて混ぜ合わせてできあがり。
最後に、魚がメインで野菜も一緒にとれるお弁当にぴったりのメニューをご紹介します。
秋の食材を使った、魚の旨味と野菜の甘みを感じられるメニューです。
●サケとれんこんのハンバーグ
<材料>(2人分)
・サケ 切り身2切 ・れんこん(小)1節(150g)・たまねぎ 1/4個(40g)
・パン粉 カップ1/3(15g) ・卵 1/2個
・酢 少々 ・塩・こしょう 少々 ・サラダ油 ・酒 大さじ2~3
~付け合せ~
かぶ・チンゲン菜・にんじん・たまねぎなどお好きな野菜(食べやすい大きさに切る)
~お好みで~
大根おろし・ポン酢しょうゆ・大葉
<作り方>
1. れんこんは皮をむき、酢少々加えた水に5分間つけて、すりおろす。
(れんこんは1/3くらいを残し、荒みじんにして食感を残しても良い)
2. たまねぎはみじん切りにする。
3. 皮と骨を取り除いたサケをすり鉢ですり身にする(もしくは包丁でたたく)。
4. 1~3にパン粉、卵、塩・こしょうを加えミンチにし、2~4等分にし小判形に整える。
5. フライパンにサラダ油を熱し、4.を2~3分間焼く。
焼き色がついたら裏返しフライパンの空いているところに付け合せ野菜を入れ、酒大さじ2~3を全体にふり、ふたをして弱火で5~6分間蒸し焼きにしてできあがり。
※お好みで大葉・大根おろし・ポン酢をかけて下さい
※1.~4.はフードプロセッサーを用いてもOK
※塩サケを使うときやポン酢をかける場合は、下味の塩を控えめにしましょう。
お弁当のおかずにも旬の魚や野菜などを入れて、
秋の味覚を楽しんでみられてはいかがでしょうか。
(管理栄養士 堀井 智子)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・10月1日(木)より、インフルエンザの予防接種を開始しております。
☆接種費用 4,200円(1回目、2回目とも)
1~15歳(中学3年生まで)の世田谷区民の方は、助成券記入で
3,200円になります。
※生年月日が平成27年1月1日~1月31日の方は、1歳になっても
助成の対象とはなりませんので、ご注意ください
【ご注意】
・お時間、ワクチンともにご予約は承っておりません
・中学生のお子様は、予診票に保護者のサインがない場合の接種は
お受けすることができません
お一人での来院の際は、前もって保護者の方による予診票のご記入を
お願いいたします
・休診予定なし
急な変更がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 越路 公雄)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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