2017/6/27
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2017年 7 月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
今年もまた梅雨の季節がやってきました。
降る日は土砂降りだったりもしますが、全体的に雨の日が少なく感じます。
昨年のメルマガを見返したのですが、九州では豪雨の6月だったようです。
今年は自然災害が起こらないことを願います。
さて、内科担当の西村敏樹医師がこの7月末で退職となり、
8月より、小島陽子(コジマヨウコ)医師に勤務いただくことになりました。
加えて、若干の体制変更も行っておりますので、
クリニック情報をご覧ください。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2017年6月
─ 栄養コラム ─> 「昼食を抜くとなぜ良くないの?」
― クリニック情報 ―> 8月からの診療体制について
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2017年6月
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インフルエンザの患者さんは、みられなくなりました。
アデノウイルス感染症である、咽頭結膜熱(プール熱)が流行しています。
咽頭炎や結膜炎、高熱をきたすウイルス感染症で、小児に多い疾病ですが、
大人にも感染します。以前は、プールを介して感染しやすかったため、
プール熱という別名もあります。毎年、夏に流行するのですが、
今年は過去5年間の同時期に比較して報告数がかなり多くなっています。
ウイルス感染症のため、抗菌薬の効果がありません。
予防のため、手洗いを励行し、タオルの共用を避けるようにしましょう。
のどの奥を擦過することにより、10分程度で感染の有無を評価できる
迅速検査があります。
また、手足口病も増加してきています。
主にエンテロウイルスによる夏風邪のひとつで、
名前のとおりに手、足、口に小さな水疱やびらんができる病気です。
主に乳幼児が罹患する感染症ですが、まれに大人の感染もあります。
熱がでる場合、でない場合と様々ですが、お口の中にびらんができると、
食べ物や飲み物がしみてしまい、涎が目立つようになり、
食欲がなくなります。
まれに髄膜炎等の合併症をおこすことがあります。
複数のウイルス型が存在するため何度も罹患します。
こちらも抗菌薬の効果がありません。
予防のため、感染者との濃厚接触を避け、
手洗いとうがいを徹底していきましょう。
さて、先月号でもお伝えしましたが、
平成29年度の世田谷区特定健診が始まっています。
お誕生日の月に関係なく受診できるので、今の時期はお勧めです。
世田谷区国民健康保険、後期高齢者医療制度に加入されている方は、
是非、ご利用下さい。
世田谷区の以下のHPをご参照下さい。
☆特定健診のご案内
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/112/237/243/d00127789.html
☆長寿健診のご案内
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/880/904/d00022934.html
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「昼食を抜くとなぜ良くないの?」
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食事は1日3食が理想と分かっていても、
忙しかったり、朝食が遅かったりするだけでなく、
梅雨の季節は特に、雨だったりすると、外に食事を買いに行くのも面倒で、
『昼食を食べないことがある』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
朝食をしっかりと食べていても、
昼食を食べないことは体にとって大きなデメリットがあります。
今回は昼食を食べないことによる影響を2つに分けて確認していきましょう。
1.栄養素が不足してしまう
当然ながら、1食分食事を抜いてしまうと、
1日の必要な栄養素を摂ることができません。
栄養素は慢性的に不足してしまうことで全身の機能が低下し、
体力が低下しやすいため、病気にかかりやすくなったり、
疲れやすくなるなど様々な体の不調を引き起こします。
また、食事に含まれるたんぱく質やビタミンが不足することは、
血管や筋肉、内臓の老化を早めるだけでなく、
仕事や勉強の効率を低下させる原因となります。
だからといって1日に必要な栄養すべてを2回に分けて摂取しようとすると、
胃腸や肝臓などの負担になってしまいます。
さらに空腹時間が長すぎると、
筋肉もエネルギー源に使われるため筋肉量が減少し、代謝を低下させ、
太りやすくなったり、スポーツでのパフォーマンスの低下にも繋がります。
2.病気や肥満の原因になる
食事の間隔は約6時間が理想的と言われます。
しかし、昼食を抜くと夕食までの時間が理想の倍ほど空くことになります。
すると、夕食の食事量が多くなり、3食定期的に食事を食べた場合より
血糖値が上がりやすくなります。
血糖値が上がることでインスリン(血糖を下げるホルモン)の分泌量が増えると、すい臓へ負担がかかるほか、インスリンの作用によって糖を細胞の中に取り込むため、脂肪として蓄積されやすくなります。
また、体内で脂肪の合成を促すタンパク質の働きは日中が最も低く、
夕方の18時以降に右肩上がりで活発になると言われています。
さらに、夜間の時間帯は自律神経の1つである副交感神経が優位になり、
腸からの食べ物の吸収が高まりますので、
夕食の量が多いと太りやすくなるというわけです。
このようなことから1日3回の食事で、割合としては朝:昼:夕=3:3:4くらいに食事の量を配分することが理想的と言われています。
また、夕食が遅くなりがちの方は、3:4:3くらいの割合にされることがおすすめです。
尚、昼食を食べると眠くなってしまう方は、ベースには睡眠不足はないか、
炭水化物や甘いデザート類が多くないかチェックしましょう。
体のリズムは昼食を食べなくても14時くらいには眠くなるのですが、
炭水化物や甘いものが多いと血糖値が急上昇することで、
眠気を強くしてしまうと言われています。
昼食を抜くことによる影響を見ていきましたが、
どうしても昼食を抜いてしまう方の場合、
まずはおにぎりやサンドイッチなど手軽に食べやすいものから取り入れてみましょう。
さらに、食事の中身も考慮して選べると、
まんべんなく栄養素を摂ることができて理想的です。
☆おにぎりの場合
具材によってメリットとデメリットがあります。
腹持ちの良さや少しでもエネルギーを摂りたい方は、
ツナマヨネーズやカルビなどを選ぶと良いですし
運動をする、あるいは多く汗をかく場合は梅や昆布など塩分が多めのものが
おすすめです。
良質なたんぱく質が摂れて、どんな方にもおすすめなものは大きめの鮭が
入っているもの、あるいは納豆巻などです。
さらにごはんも雑穀米や赤飯、もち麦などを選ぶと、
食物繊維やミネラルが多く摂れ、
血糖値がゆるやかに上がる特徴があります。
☆サンドイッチの場合
マヨネーズを多く使用したものは1個でエネルギーを摂ることができます。
また、中に挟むものによって、肉や卵、ハムなどがある方がたんぱく質を多く
摂れますし、レタスやトマトなど野菜がある方がおすすめです。
さらに、パンの種類も選べそうあれば、胚芽パンやライ麦、全粒粉のものですと栄養価が高くなります。
これらを食べる習慣が付いてきたら、さらに肉や卵なども一緒に入っている
野菜サラダや具沢山のスープなどを1品と、ゆで卵やヨーグルトなどを1品ずつ
追加すると、栄養のバランスが良くなり、生活習慣病の予防や眠気防止にも
繋がります。
昼食をしっかり食べて、暑い夏に向けて健康な体づくりをしていきましょう。
(管理栄養士 朝隈 加奈)
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┃▼┃クリニック情報:8月からの診療体制変更について
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西村医師の退職に伴い、以下体制に変更になります。
1. 火曜・金曜・土曜の体制
小島陽子医師(新入職)が担当します
(7月末日までは月曜日15:00~19:00の診療を行います)
2. 木曜午前の体制
・小澤医師(小児科)が追加
・田中医師が8:00から診療開始
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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☆医師休診
・7月15日(土)澤井医師 → 代診田久保医師
☆夏季休診
・8月9日(水)午後~8月15日(火)
※ 9日(水)は12時30分までの受付となります。
※ 16日(水)から通常通りの開院時間となります。
急な変更がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です
(患者様サービス担当 越路 公雄)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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