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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2022年10月号

2022/9/28

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┃■┃■┃ 月刊  用賀アーバンクリニック通信 2022年10月号     ┃■┃■┃

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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、まだまだ日中は暑く感じる日も。

とは言え、間もなく10月です。衣替えも進めていきたいところです。

先週は台風の影響で、天気の悪い連休でした。

静岡では大きな被害が出ているようです。

「天災は忘れた頃にやってくる」日頃からの備えを改めて見直してみましょう。

10月3日より、インフルエンザ予防接種を開始致します。

クリニック情報に記載致しましたので、ご確認頂けますでしょうか。

それでは、今月の情報をどうぞ!

                  (患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX

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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2022年9月

─ 栄養コラム   ─> 「もっと食べよう!身体を整えるさつま芋」

― クリニック情報  ―> クリニックからのお知らせ等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2022年9月

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新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、減少傾向にあります。

当院の「発熱・かぜ様症状外来」も混雑が緩和され、

以前のような開院前の長蛇の列はなくなりました。

PCR検査の陽性率も少しずつ下がってきています。

このまま第7波が順調に収束に向かうことを期待したいものです。

9月26日から、全数届け出制度が改正され、

医療機関で「新型コロナウイルス感染症」と診断された患者様の大部分は

発生届の対象外となりました。

これまでは診断がつくと全ての感染者の「発生届」を提出し、

保健所はそれをもとに健康観察や入院調整をしてきましたが、今後は、

・65歳以上の人

・入院が必要と判断される人

・薬や酸素投与が必要な人

・妊婦

に限定されることになります。

これらの感染者は、全体のおよそ2割程度で、残りの8割程度の方は発生届の

対象外となりますが、東京都では「東京都陽性者登録センター」にご自身で

登録をすることが推奨されており、登録をすると、

次のサービスを受けることが可能です。

・My HER-SYS(マイハーシス)による健康観察

・食料品やパルスオキシメーターの配送

・都の宿泊療養施設(ホテル)等での療養

・自宅療養中の相談(うちさぽ東京)

登録は任意ではありますが、

こうしたサービスを受けられることや、

悪化時のスムースな入院調整のためにも、感染されて発生届対象外と診断された場合は、ご自身で登録をされることを強くお勧めいたします。

新型コロナウイルス感染症は、

これまで毎年冬になると感染者が増加していました。

気温が低いほど、湿度が低いほど広がりやすい性質があるのです。

年末年始にかけて、第8波が懸念されており、

また、新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2019-2020シーズン以降、

この3年間は感染者が極めて少なかったインフルエンザの大流行も

懸念されており、ツインデミックが想定されているのです。

今年の5月から8月にかけて、

南半球(5月から8月は冬期)のオーストラリアでは

過去に例のないほどインフルエンザの流行がありました。

オーストラリアも、過去2年間は日本と同様に流行がみられなかったので、

日本の冬も同様の傾向になることが想定されています。

インフルエンザもワクチン接種で免疫をつけておくことが非常に重要です。

当院でも10月3日(月)から、

インフルエンザワクチンの接種を開始いたします。

また、毎年好評をいただいている「インフルエンザワクチン専門外来」を

土曜日の午後に、10月29日から12月3日まで6回を予定しています。

今年は、上にあげた理由により、ワクチン接種が例年以上に推奨されるため、

この「インフルエンザワクチン専門外来」の日程を増やしました。

こちらでの接種は、例年どおり予約専用となりますが、従来どおりに、

一般外来で接種される場合は、予約不要(予約不可)となります。

今年のインフルエンザワクチンも、A型2種類、B型2種類のウイルス株を含む、

不活化4価HAワクチンが使用されます。

この4種類の株は、毎年選定が行われており、

WHOの推奨株(南半球のシーズン前に1回、

北半球のシーズン前に1回と毎年2回選定している)を参考にしながら、

国内での流行状況・流行株の解析情報・国民の血清抗体保有状況等を考慮して、

製造株が決定されます。

今年の株は以下となり、昨年の株とA(H1N1)、B(山形系統)の株は変更なし、

A(H3N2)、B(ビクトリア系統)は変更となっています。

2022/2023シーズンのインフルエンザワクチン製造株

A/ビクトリア/1/2020(IVR-217)(H1N1)

A/ダーウィン/9/2021(SAN-010)(H3N3)

B/プーケット/3073/2013(山形系統)

B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)

インフルエンザワクチンの有効性は、被接種者の年齢や

免疫応答・流行株とワクチン株との抗原性の一致度など

種々の条件により異なりますが、

発症、重症化、死亡の予防に一定の効果があることが知られています。

また、ワクチン効果の持続期間は約5ヶ月であること、

ワクチン株はインフルエンザウイルスの流行状況から

毎年変更が行われていることから、毎年接種することが必要になります。

新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔が気になる方も多いと思いますが、

インフルエンザワクチンとの同時接種が認められ、

また接種間隔のしばりがなくなりました。

インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは、

スケジュールを心配せずに接種可能となります。

インフルエンザワクチン以外のその他のワクチンと、

新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔は従来どおり、

13日以上の間隔が必要となりますのでご注意下さい。

                        (院長 田中 勝巳)

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┃▼┃栄養コラム:「もっと食べよう!身体を整えるさつま芋」

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マスク生活も長引き、常に感染症対策に気が抜けない今、

秋の味覚の中でおすすめしたい食品としてさつま芋があります。

さつま芋の代表的な栄養素と言えば、炭水化物です。

最近、太るからと嫌われている炭水化物ですが、

たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルと並ぶ、

健康に欠かせない5大栄養素のひとつです。

炭水化物は、大きく2つに分けると、

・エネルギーとして吸収される『糖質』

・消化吸収されないのでエネルギーにならないけれど、

体にとって重要なはたらきをする『食物繊維』

に分けられます。

ですから炭水化物をとらないでいることは、

エネルギーを減らすだけでなく、身体を整え、

健康に欠かせない栄養も不足することになります。

食物繊維は、

・腸内環境を整える

・下痢や便秘の症状を改善する働き

が、代表的です。

しかし、最近は、免疫細胞の約6割は腸にあると言われ、

そのカギをにぎる栄養として、注目されるようになってきました。

腸内環境を整えるメリットは、免疫や便通だけではありません。

糖尿病、脂質異常症、肥満、動脈硬化などにも

予防、改善効果があることがわかっています。

食物繊維の含有量をご飯と同じ量で比較すると、

さつま芋はご飯の約2倍の食物繊維がとれます。

また、ご飯ではあまりとれない

ビタミンA,ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC,ビタミンE、カリウムなどもとれます。

手軽に毎日の食生活に取り入れる方法をご紹介します。

★手間いらずのさつま芋ご飯

1.さつま芋はタワシを使ってきれいに洗います。

2.米は研いだら、いつもどおりの水加減に入れます。

     (さつま芋は水分があるので、水は足さない)

3.洗ったさつま芋を米の上にのせて、ふたをしてスイッチ

     (早炊きコースにはしない)

4.炊きあがったら、さつま芋をしゃもじでくずして軽くまぜ、

      盛り付ける

    (あれば黒ゴマ少々ふる)

 さつま芋を皮ごとカットして入れる場合は、あくがでてきますので、

水にさらしてからの方が見た目や味がよくなりますが、

あく抜きせずに食べても問題ありません。

あくの中身はさつま芋の皮や切った時に出てくるもので、

老化や免疫力低下の原因となる「活性酸素」を取り除く働きのある

ポリフェノールです。

ご飯100g(コンビニのおにぎりサイズ)は約160kcal、

さつま芋100gは約130kcalです。

混ぜてご飯だけの時と同じ量食べるなら、

カロリー少なめで、栄養量は増やした食べ方となります。

★1日1杯は食べたい【みそ汁】に入れる

1.煮くずれしやすいので大きめに切る

2.だし汁で煮えたらみそを入れ、沸騰させない。

生姜や七味を入れると少なめの味噌でも

おいしく食べることができます。

さつま芋は、電子レンジでも加熱して食べることができますが、

一人暮らしであれば、上記のように炊飯器でお米を炊くときに入れ、

炊き上がったらさつま芋の半分はサラダやみそ汁、

おやつにして食べると数日に分けて飽きずに食べることができます。

甘味があり、食べ過ぎやすいので、

1回量が多くならないようにだけご注意ください。

                    (管理栄養士 蛯原 啓子)

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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ等

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☆インフルエンザ予防接種

2022年のインフルエンザワクチン予防接種を10月3日(月)より開始いたします。

価格:1回につき、4,500円
※世田谷区にお住まいの中学生以下のお子様は3,500円
※65歳以上は無料(23区、狛江、調布、三鷹にお住まいの方のみ)

【ご注意】
・お時間、ワクチン確保ともにご予約は承っておりません。

☆インフルエンザ予防接種外来

院内感染防止と診療の効率化の観点から、
今年度もインフルエンザ予防接種の専門外来を実施いたします。
本年は、完全予約制とさせていただきます。

◎開催日程

・10月29日(土)
・11月5日(土)
・11月12日(土)
・11月19日(土)
・11月26日(土)
・12月3日(土)
※いずれも14時~17時予定

詳細が決まり次第、改めてHP、LINE、Facebook等でご連絡させて頂きます。

☆予診票

院内の混雑緩和、待ち時間短縮のために、事前にお読み頂きたい注意事項と

予診票をHPにてダウンロード出来るように準備致しましたので、ご利用下さい。

https://yoga-urban.jp/news/235/

☆休診

〇増田医師が体調不良のため、引き続き、休診となります。

10月中 代診 福富医師

急に変更がある場合もございます。

最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。

                (患者様サービス担当 松葉 広昭)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━

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