MAIL MAGAZINE
用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2021年11月号
2021/10/30
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2021年11月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
秋を通り越して冬になったかと思うくらい寒い日が続きます。
ただ、日中はお天道様が出ていれば、日向は暖かく気持ちのよい気候です。
検体回収で砧公園近辺を自転車で走ることが多くなりましたが、
ぎんなんがたくさん落ちてますね。
食べると美味しいのですが、あの匂いは苦手です。。。
葉はまだ色づいていないようですので、
黄色くなった葉っぱをみるのも楽しみです。
インフルエンザ予防接種、すでに開始しております。
予約なしでご来院頂ければ、接種可能です。
4,500円/回(税込)となります。
また、クリニック情報にも記載致しましたが、
今年度も土曜日午後のインフルエンザ予防接種外来(予約必須)を実施致します。
詳細は下記及びHPをご覧下さい。
緊急事態宣言は解除されました。
新型コロナウイルス感染者数は減少していますが、
うがい、手洗い、三密を避ける、という感染対策はきちんと続けて行きましょう。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2021年10月
─ 栄養コラム ─> 「気になるプリン体と食事」
— クリニック情報 —> クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2021年10月
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新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、
すでに2回の接種を終了した方が対象者の70%を超えました。
感染者も激減しており、コロナによる医療逼迫は改善されています。
感染者の激減は、ワクチン接種の推進だけが理由ではないでしょうが、
ワクチン接種推進が一つの要因になっていることは間違いありません。
予防できる疾病についてワクチンを接種することは、
これまでの他の感染症に学ぶところですが、
改めてワクチンの恩恵を感じるばかりです。
11月から12月上旬にかけては、
インフルエンザワクチン接種に最適な時期となります。
昨年度はコロナの影響もあり、歴史的に感染者が少なかった年となりましたが、
免疫が落ちている人が増えると大流行が懸念されます。
是非、接種をご検討下さい。
用賀アーバンクリニックでは、
月曜日から土曜日の一般外来の時間帯に予約なしで接種が可能です。
逆にこの時間帯のインフルエンザワクチンの予約は承っておりません。
また、一般外来とは別枠として、
11月の土曜日の午後に「インフルエンザワクチン専門外来」を設けています。
この専門外来だけは、予約が必要ですので、
この時間帯にご希望の方はホームページからの予約をお願い致します。
詳しくはクリニック情報をご参照下さい。
インフルエンザワクチンは、
その年度に流行しそうな4つの株(A型が2株、B型が2株)が入っています。
接種して2週間後に免疫が高まり4,5ヶ月は効果が持続します。
13歳未満の方は3,4週間の間隔をあけて2回の接種が必要で、
13歳以上の方は1回の接種で免疫が獲得できるワクチンです。
50歳以上の方を対象とした、帯状疱疹のワクチンも好評で希望者が増えてきました。
帯状疱疹は、過去に感染した水ぼうそうのウイルスが再燃しておこる疾病で、
50歳以上になると発症頻度が増加し、
80歳までに3人に1人は発症する頻度の高い疾病です。
また、帯状疱疹後神経痛で強い痛みが遷延することもあるのが特徴です。
ワクチン接種により免疫を高めて予防する効果があることと、
発症しても重症化予防効果があると言われています。
以前のメールマガジンでも大石先生から紹介いただきましたが、
より効果の高い「シングリックス」というワクチンがお勧めです。
2ヶ月の間隔をあけて2回接種が必要ですが、
発症予防効果が50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%と報告されています。
1回の接種が 23,650円(税込)と高価となりますが、
効力も強いので、接種が推奨されるワクチンとなります。
さて、常勤医として一緒に診療を共にしていた大石大輔先生が、
11月から大田区御嶽山近くにご開業されることになりました。
このメールマガジンでもコラムを記載していただいていましたが、
先生のお人柄がしのばれるようなホームページが以下となります。
用賀アーバンクリニックと同じように、
ファミリードクターをコンセプトとしたクリニックとなります。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「気になるプリン体と食事」
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尿酸値が高い場合『プリン体の多い食品を減らす』と『水をよく飲む』は
検査値の改善にすすめられている食事療法です。
プリン体とは、元々細胞の中にあり、生命活動に必要なものなので、
私たちの体内でも作られて、肝臓で代謝されると尿酸となって排泄されます。
体内で作られる量がほとんどで、食事からの方が少ないのですが、
その両方をあわせたプリン体の量に対して、
排泄する量のバランスが悪くなると尿酸値が上がってくるので
食事からの対策も有効というわけです。
プリン体を、ひと皿で食べる量で比較すると、
鶏卵、牛乳にはほとんど含まれず、
肉、魚の内臓、魚の干物などが最も多く含まれているので、
レバーやイワシの丸干しなどは注意が必要です。
野菜は含まれている量は少ないので、
毎食1.2皿摂取しても問題ありません。
注意してほしいことは、通常よく食べている肉や魚は、
野菜に比べると多く含まれているので、
レバーを食べなくても焼き肉や海鮮料理をたくさん食べると、
プリン体の摂取量は多くなるということです。
バイキングや大皿盛りは特に過剰になりやすいので、
できるだけ一人前ずつ盛り付けた食事の方がおすすめです。
自宅の場合、プリン体は水に溶けやすい性質を持つため、
調理の工夫で、必要なたんぱく質を確保しつつ、
プリン体の量を減らすことができます。
一番効果的に減らす方法としては、肉や魚をゆでることです。
ゆでる過程でプリン体がお湯に溶けだします。
ゆでてから、炒めたり、焼いたりすると
プリン体を減らして食べることができます。
ですから、注意したいのは、煮出したスープです。
煮干しや豚骨、鶏骨を煮込んだスープには、
プリン体が溶けだしているので、形がなくても摂取することになります。
寒くなってくると飲み干してしまいがちなラーメンのスープや、
鍋料理の後の雑炊などは、
プリン体だけでなく塩分や脂肪分も多くとることになるので、
スープは飲み干さないで半分残すことを日頃から心がけておきたいものです。
水分は『1日2L目標』と言われている方も多いと思いますが、
これは排泄量を増やすためです。
肥満のある方は、
肥満であることが排泄されにくい状況をつくっていますので、
空腹時や飲酒時はまずは水分補給を増やし、
運動量も増やして、肥満を解消していきましょう。
排泄をよくするものとして
最近ではビタミンC摂取の効果も発表されています。
しかし、ビタミンCの多い果物に含まれている果糖は
尿酸値を上げる働きがあるので、
果汁100%のジュースでの水分補給は避け、
甘くないお茶や水での水分補給をおすすめします。
そして、食事とともに対策が必要なことはアルコールです。
プリン体カットでもアルコールそのものに影響があります。
ノンアルコールを利用し、飲酒の量や頻度の見直しも尿酸値改善の近道です。
緊急事態宣言が解除され、
徐々に外での飲食も増えている方もいらっしゃるかと思いますが、
自覚症状がなくても尿酸値が高いことは体からの警告です。
食べ過ぎにはどうぞ注意してお楽しみください。
(管理栄養士 蛯原 啓子)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ等
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☆インフルエンザ予防接種外来
今年度もインフルエンザ予防接種外来を実施致します。
こちらは完全予約制となっております。
〇実施日
・11月6日(土)13日(土)20日(土)27日(土)
〇実施時間/場所
・14:00~17:00
・当院1階
〇注意事項
・インターネットからのみの予約制
・詳細はHPをご確認ください
☆内科診療体制
大石大輔医師の退職に伴い、火曜日/水曜日/金曜日/土曜日が当面の間、
代診となります。
最新情報はHPに掲載致しますので、ご確認下さい。
(患者様サービス担当 松葉 広昭)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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