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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2024年10月号
2024/9/30
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┃ ■ ┃■ ┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2024年 10月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
今年は秋らしい時期が短いそうです。
ただ、ここ数日は日中も日陰だと冷え込むような日が続いています。
寒暖差で体調を崩す方も多いようです。
上衣等の調整でお気をつけ下さい。
インフルエンザ予防接種は10月1日(火)から開始となります。
通常外来では予約なしで接種ができますが、
今年も完全予約制のインフルエンザ予防接種外来を実施いたします。
詳細はクリニック情報に記載しておりますので、
ご確認くださいますようお願いいたします。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2024年9月
― 医療コラム ―> 気管支喘息について
― クリニック情報 ―> 予防接種について(インフルエンザ、コロナワクチン)
休診・代診等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2024年9月
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このところの感染症の流行状況です。
新型コロナウイルス感染症は先月に引き続き、
流行(第11波)の峠を越え、減少傾向にあります。
減少傾向にはありますが、まだまだ少ない状況ではないので注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎が依然流行しています。
診断に迅速検査キットがありますが、
インフルエンザや新型コロナの迅速検査と違い、
咽頭後壁から検体を擦過する方式で、
検体採取が咽頭反射で十分採取できないことも多く、
検査で陰性でも臨床症状や胸部レントゲン写真などから、
総合的に判断されるケースもあります。
大流行していた手足口病は、
流行の峠を越えて減少傾向にあったものが、
ここ3週は連続でまた増加傾向にあります。
溶連菌感染症は例年に比べて増加しています。
インフルエンザの患者様も、ちらほらとおられますが、
本格的な流行はこれから冬場に入ってきてからと想定されます。
先月もお伝えしたとおり、どの感染症も、予防法はコロナ対策と同じです。
密な場所でのマスクの着用と、こまめな手洗い、換気です。
普段からの不摂生をなくし、
睡眠時間を確保した規則正しい生活リズムを構築していきましょう。
さて、10月からインフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されます。
世田谷区ご在住の65歳以上の方は、
どちらのワクチンも自己負担額が2,500円(税込)となります。
二つのワクチンの接種間隔にしばりはなく、同時接種も可能です。
一般の方の当院の価格(任意接種)は以下の通りです。
インフルエンザワクチン 4,500円(税込)
新型コロナウイルスワクチン 17,000円(税込)
用賀アーバンクリニックではどちらのワクチンも予約不要で、
来院いただいた患者様には接種可能な体制となります。
定期受診されている方は、定期受診と一緒に接種が可能です。
また、毎年実施している土曜日の午後のインフルエンザワクチン専門外来も
11月に実施予定です。こちらは、例年どおりの完全予約制となります。
新型コロナウイルスワクチンは、
しばらく接種間隔があいてしまっている方が多いと思います。
冬の寒い時期は、新型コロナもインフルエンザも流行シーズンです。
基礎疾患があり、これまでワクチンを接種して問題なかった方は、
是非、接種を検討しましょう。
新型コロナウイルスワクチンは、
今回から5種類(ファイザー製、モデルナ製、第一三共製、武田薬品工業製、
Meiji Seikaファルマ製)のワクチンが接種可能となりますが、
当院で接種するワクチンは、現時点ではファイザー製のみの予定です。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃医療コラム: 気管支喘息について
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今回は季節の変わり目に悪化しやすい気管支喘息についてお話ししようと思います。
気管支喘息とは、空気の通り道である「気道」が
慢性的に炎症を起こしていることにより、様々なきっかけで気道狭窄を引き起こし、
呼吸困難や咳痰などの症状を引き起こす病気です。
症状は呼吸の時に「喘鳴」と呼ばれるゼーゼー、ヒューヒューという音を伴い、
息苦しさや咳がでます。
夜間から早朝にかけて悪化しやすいです。
症状を引き起こすきっかけはダニ、ホコリ、花粉などのアレルゲンによるもの、
台風や雷雨の後、季節の変わり目の寒暖差など気候によるもの、
その他タバコやアルコール、ストレス、運動など数多くあります。
また風邪をひくと、気道に炎症が起きるため、気管支喘息が悪化しやすいです。
気管支喘息の亜型で、喘鳴は聞こえないですが、
風邪をきっかけに咳が止まらなくなる咳喘息というものもあります。
気管支喘息は、小児期であれば治ることがありますが、
成人の場合は基本的に治りません。
そのため気管支喘息治療の目標は症状をコントロールすることです。
症状のコントロールとは、気道の炎症を落ち着かせ、
正常な呼吸機能を保ち、喘息発作がない状態を続けることです。
治療薬は大きく分けて
長期管理薬(コントローラー)と呼ばれる炎症を抑える薬と、
発作治療薬(リリーバー)と呼ばれる喘息発作が起きた時に症状を和らげる薬
があります。
昔に比べると特に長期管理薬の種類が増え、
比較的気管支喘息をコントロールしやすくなってきています。
しかし喘息発作を繰り返し気管支の炎症が長く続くと、
気道が狭くなったままになってしまいます。
そうなると治療が効きづらくなり、重症化しやすくなります。
喘息は適切に治療し、コントロールすることが重要です。
定期的に受診し、しっかりと治療しましょう。
予防には、生活習慣や体調を整え、室内をきれいに保つことが重要です。
気管支喘息や咳喘息はこの時期に悪化しやすいため、
喘息発作が出ている場合や、
風邪の後の咳がなかなか治らない場合には気軽にご相談ください。
(医師 佐藤 俊一)
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┃▼┃クリニック情報:予防接種につきまして(インフルエンザ・コロナワクチン)
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☆インフルエンザ予防接種
2024年のインフルエンザワクチン予防接種を10月1日(火)より開始致します。
価格:1回につき、4,500円
※世田谷区にお住まいの中学生以下のお子様は2,500円
※65歳以上は2,500円
(区配布の予診票をご記入の上、お持ちください)
【ご注意】
・お時間、ワクチン確保ともにご予約は承っておりません。
・開院時間内であれば予約不要でいつでも接種可能です。
〇インフルエンザ予防接種外来
院内感染防止と診療の効率化の観点から、
今年度もインフルエンザ予防接種の専門外来を実施いたします。
本年も、専門外来は完全予約制とさせていただきます。
詳細が決まり次第、改めてHP、LINE、Facebook等でご連絡致します。
◎開催日程
・10月26日(土)
・11月2日(土)
・11月9日(土)
・11月16日(土)
・11月30日(土)
☆予診票
院内の混雑緩和、待ち時間短縮のために、事前にお読み頂きたい注意事項と
予診票をHPにてダウンロード出来るように準備致しましたので、ご利用下さい。
☆新型コロナワクチン
10月1日より、高齢者の方を対象にコロナワクチンの費用助成が開始されます。
対象者以外は任意接種となり接種費用(当院では17,000円)がかかりますので、
ご注意ください。
【対象者】
1. 満65歳以上の方
2. 満60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器、免疫機能に障害がある方
のうち、1級相当の障害者手帳をお持ちの方
【接種に必要なもの】
・区から送られてくる接種予診票
(1に該当する方は郵送済み、2に該当する方は区にお問い合わせください)
【自己負担金額】
・2,500円
※新型コロナワクチン参考HP
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ 休診・代診等
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☆医師休診
・野間口医師 10月12日(土)休診 → 代診 久富医師
・佐藤医師 10月25日(金)休診 → 代診 未定
26日(土)休診 → 代診 山下医師
急な変更がある場合もございます。
最新の医師のスケジュールにつきましては、
こちらからご確認ください。
最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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