MAIL MAGAZINE
用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2006年6月号
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2006年 6号 ┃■┃■┃
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━━ 皆さん、こんにちは! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先週6月3日付の朝日新聞の土曜版(be on Saturday)にて(株)メディヴァ
代表取締役と共に、用賀アーバンクリニックとその分院である松原アーバン
クリニックの取り組みについてご紹介頂きました。
以来、多くの方からお問い合わせや励ましのお言葉、温かいお心遣いを頂
き、スタッフ一同、本当に感謝しております。この場をお借りして心より御
礼申し上げます。
スタッフ一同、皆様と皆様のご家族の健康を守るパートナーとなるべく、
日々精進して参ります。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜わりますようお願
い申し上げます。
それでは今月も用賀近辺の最新疾病状況などお伝えします。
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況
─ 栄養コラム ─> 旬の食材と栄養よもやま話(第7回)
─ スタッフコラム ─> カウンセリング勉強会(第27回)
─ 脳ドック・肺ドックのご案内
─ クリニック情報 ─> 休診、医師時間割、お知らせなど
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2006年 6月
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あなたのおへそ周りのウエスト径は何センチありますか?
男性で85センチ以上、女性で90センチ以上あるかたは「メタボリックシン
ドローム」という症候の疑いがあります。
最近、メディアでもさかんに報道されるようになったので、ご存知のかた
も多いと思いますが、「肥満、高脂血症、高血糖、高血圧」といった動脈硬
化の危険因子を複数併せ持った状態のことをいいます。こうした危険因子が
いくつも重なると、1つ1つの程度は軽くても、動脈硬化が急速に進み、そ
の結果「狭心症」や「心筋梗塞」、「脳梗塞」などの重大な病気を引き起こ
してしまう、危険な状態とされています。
先月号のメルマガでも編集長が、言及していましたが40歳以上の男性で
は2人に1人がこの症候概念にあてはまることが、厚労省の全国調査で判明
しました。
以前は「シンドロームX」や「インスリン抵抗性症候群」「死の四重奏」
といった言葉で語られていましたが、それらを統合するものとして海外で
「メタボリックシンドローム」という概念が提唱されるようになったため、
昨年の4月に内科学会など国内8学会が委員会を設置し新たな日本の診断基
準を作成しました。
<診断基準>
ウエストサイズ 男性85センチ以上、女性90センチ以上。
かつ
(1)中性脂肪150ミリグラム以上またはHDLコレステロール40ミリグラム未満
(2)血圧130以上または最小が85以上
(3)空腹時血糖値110ミリグラム以上
(1)から(3)のうち2つ以上あてはまる場合にメタボリックシンドロームと
診断される。
内臓に脂肪がたまると、脂肪細胞から分泌されている「アディポサイトカ
イン」と呼ばれる物質の分泌異常が起こり、その結果、高脂血症、高血糖、
高血圧を引き起こし動脈硬化を飛躍的に進めるというメカニズムです。
諸悪の根源は、この内臓脂肪ということなのです。ではなぜウエストサイ
ズが男性85センチ、女性90センチ以上という診断基準なのでしょうか。これ
はCT測定値の内蔵脂肪面積が100cm2を超えると動脈硬化のリスクが高
まるため、この面積に相当するウエスト周囲径を診断基準に採用したのです。
ただし、女性の90センチ以上という診断基準が甘いのではないかという指
摘もあり、78センチ以上が適切ではないかという説もでています。いずれは
診断基準が見直されるかもしれません。
簡単に言えば、内臓肥満の傾向のある小太りな人は、将来、動脈硬化性疾
患である脳卒中や心筋梗塞の予備軍であるということです。「生活習慣を見
直しましょう」ということを周知させるための概念ですので、広くメディア
を使い盛んに報道されているのでしょう。これまで健診で軽度な異常を指摘
されていたかたや、運動不足が続いている人が少しでも意識をもち、自分の
健康と生活習慣を考え直すきっかけになればよいですね。
当院では、管理栄養士さんによる栄養相談も診療に取り入れております。
食生活を見直したいかたは是非ご相談ください。
さて、ここ1,2週間の用賀、世田谷地区の流行情報です。
普通感冒や胃腸炎症状で受診されるかたが目立ちます。溶連菌感染症もま
だまだ多い状態です。子供さんでは、水ぼうそうやおたふくかぜ、リンゴ病
で受診されるかたがみられます。また手足口病やヘルパンギーナ、プール熱
などの夏場に流行する感染症もみられてきました。
近隣の千葉県や茨城県では麻疹(はしか)の集団発生が4月、5月の同時
期にみられ、これから夏場にむけ、関東一円から全国に広がることが懸念さ
れています。はしかは感染力が非常に強く、空気感染をおこします。または
しかに対する免疫がない人が発病すると重症度が高く、約40%が入院し1000
人に1人は死亡することがある恐ろしい病気です。発症した後の特別な治療
薬はないため、対策上、ワクチン接種が非常に重要です。1歳以上でまだワ
クチンを接種されていない子供さんは、急いで予防接種を受けるようにして
ください。
(医師 田中勝巳)
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┃▼┃栄養コラム: 旬の食材と栄養よもやま話(第7回)
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メタボリックシンドロームを予防する食事と運動
メタボリックシンドロームの原因とされている内臓脂肪。内臓脂肪は運動
不足や食事の過剰により起こるとされています。
現代の食事は昔と比べ多様化され、いつでもどこでも色んな国の料理を24
時間食べられ大変便利になりました。しかし、食事の内容が、脂っこいもの
や、甘いもの、肉、アルコールの摂りすぎ、野菜の不足など食生活が変化し
たことで肥満やそれに伴う、高血圧、糖尿病を患われる方も増えてきている
ものまた事実なのです。
運動(活動)においても、電気製品の普及により家事簡素化による活動の
低下(掃除機の普及により床ふきの減少で背筋が衰えてきているなど)、自
動車・電車の普及による歩行時間、距離の減少による運動量の減少があげら
れます。(足の筋力が衰えてきているなど)筋肉量が減ることにより脂肪が
貯まりやすい体になるため、やはり定期的な運動もメタボリックシンドロー
ムを予防するために必要です。
そこで今回は摂りすぎた脂肪を体外へ排出してくれる簡単レシピと雨が降
ってもお家の中で出来る椅子を使った簡単エクササイズを書きたいと思いま
す。
《6月旬のレシピ》
『モロヘイヤのネバネバ和え』
→ 続きはこちらからご覧ください。
http://www.plata-net.com/blog/yoga/2006/06/7_3.html
(管理栄養士 平尾博美)
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┃▼┃スタッフコラム: カウンセリング勉強会(第27回)
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『痛かったんだもん!』
虫歯の治療で歯医者へ行った時、『痛かったら手を上げてね。』と歯医者
さん。
さあ、これから治療を・・・・と機械のスイッチを入れ、口の中に風を送
った途端、手も足も上げる始末。なんとか治療を終えて帰宅。
母『虫歯治療は痛かったね。』と受けとめた上で・・
→ 続きはこちらからご覧ください。
http://www.plata-net.com/blog/yoga/2006/06/27_1.html
(看護師 柳井江利子)
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┃▼┃脳ドック・肺ドックのご案内
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「脳の健康管理」をご存知ですか?
脳卒中(脳血管疾患)は、脳の血管が破れたり詰まることによって起こる
病気です。発症後には後遺症をもたらす可能性もあります。高血圧や糖尿病
などの生活習慣病が原因となることも多いため、予防のためには食生活をは
じめとする生活習慣の改善が有効です。また、本人が無自覚のまま病気が進
行してゆくケースもあるため、定期的に検査を行う「脳の健康管理」も大切
です。脳の異常は早期に発見し、治癒につなげて行きたいと考えます。
また、近年は肺ガンも増加傾向にあります。こちらも定期的な検査により
早期に異常を発見することができます。また、通常のX線検査よりもCT検査
ではより小さな病変の検出が可能です。
用賀アーバンクリニックでは、高度精密検査機器を有するメディカルスキ
ャニングと提携し、脳ドックおよび肺ドックを行っております。これにより
脳・肺の数ミリ単位の異常を早期に発見することが可能となりました。当院
の健康診断と合わせて、みなさまの健康管理・疾病予防にぜひご利用くださ
い。
(院長 野間口聡)
※脳ドック・肺ドックについては用賀アーバンクリニック(03-5717-6331)
までお気軽にお尋ね下さい。
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┃▼┃クリニック情報:休診日、医師時間割、お知らせなど
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◆夏期休診日のお知らせ
8月14日(月)~19日(土)の6日間を休診とさせていただきます。
8月のお盆の時期の診療日は以下の通りです。
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8月12日(土)通常通り診療(8:00-13:00 最終受付12:30)
13日(日)休診(日曜日)
14日(月)休診
15日(火)休診
16日(水)休診
17日(木)休診
18日(金)休診
19日(土)休診
20日(日)休診(日曜日)
21日(月)通常通り診療(8:00-19:00 最終受付18:30)
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ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い申し上げます。
◆ スタッフ紹介
http://www.plata-net.com/yoga/yoga_staff.html
◆ 最新の医師時間割
http://www.plata-net.com/yoga/schedule.html
◆ 最新の医師時間割(印刷用)
http://www.plata-net.com/yoga/schedule_060608.pdf
(患者様サービス担当 田中謙司)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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