2014/11/29
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2014年 11月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
気がつくと11月ももう終わり。2014年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。
急に寒くなる日が続き、秋を楽しめる時間が短かったように思います。
当院も来月より15年目を迎えます。
開院時にお生まれになったお子様が中学校3年生になることを考えると、
月日の経つ早さを実感します。
今後も地域住民の皆様に安心しておかかりいただけるよう、
医療を提供してまいります。
時節柄、多くの患者様が来院しており、待ち時間の長くなっている日が
続いております。
お時間に余裕をもっての受診をお勧めいたします。
年末年始のお休み予定を記載しておりますので、クリニック情報もご参照
ください。
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2014年11月
─ 栄養コラム ─> 「朝ごはん、パンとごはんと、どっちがいいの?」
― クリニック情報 ―> 12月の診療体制について
― クリニック情報 ―> 休診、クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2014年11月
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すでに、インフルエンザの患者さんが出始めています。
まだまだ流行の初期段階だと考えられますが、例年に比べて、この時期にしては
多い状況です。
年によって多少は流行の時期がずれるのですが、
例年12月末頃から流行し始め、1月下旬から2月上旬に流行のピークを迎えます。
そして、3月から4月にかけて流行の終息をみせるのがパターンです。
まだ、インフルエンザワクチンを接種されていないかたは、出来るだけ早めに受けることをお勧めいたします。当院では、インフルエンザワクチンの接種に予約は不要で、まだワクチンの在庫も潤沢にありますので、是非ご相談下さい。
さて、インフルエンザが流行する寒い時期には、ノロウイルスを中心とした感染性胃腸炎の流行時期でもあります。当院でも、胃腸炎で受診される患者さんが増えてきました。
現在の流行状況としては、普通風邪で受診される患者さんが最も多く、
次いで感染性胃腸炎が目立ちます。
その他、溶連菌感染症やインフルエンザの患者さんがちらほらとみられる感じです。
さて、風邪やインフルエンザの予防に湿度管理が重要であることはご存じでしょうか?
室内で快適な湿度は40-60%だと言われています。40%以下になると、目や肌、のどに乾燥を感じるようになり、インフルエンザなどのウイルスが活動しやすくなります。
逆に60%以上になると、ダニやカビが発生しやすくなります。
これからの時期、暖房を使用することで屋内の湿度は低くなりすぎることがあり、それがインフルエンザなどの感染につながります。
加湿器を上手に利用して、部屋の湿度を40-60%に保つようにしましょう。
湿度計があれば、冬場の暖房の時期には、なかなか湿度が上がらないことを実感されることが多いと思います。
最近は、加湿器に湿度計も備わっている機器も多いですが、装備されていない場合は、湿度計を購入されて、よくいる部屋や寝室の湿度を常にモニターしておくことがお勧めです。
風邪やインフルエンザの対策だけでなく、ドライアイや皮膚の乾燥の予防にも役立つので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「朝ごはん、パンとごはんと、どっちがいいの?」
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「朝ごはんはパンとごはんとどちらがよいか?」
受験を控えているお子様や、仕事が忙しく少し体重が増え気味のご主人のために、また、ご自身の健康を考えて、こういった質問は珍しいことではありません。
3年前には、家庭でのパンの購入代金が米の購入代金を初めて追い越すほどになりました。
一方で、コンビニのおにぎりやお弁当の購入金額は増えています。
ご飯は食べたいけれど炊くのが面倒だし、おかずをそろえるのも時間がかかるし・・・
といった状況なのかもしれませんね。
最近は美味しいパンがたくさんありますし、種類も迷うほどに豊富になっていて
どれも食欲をそそります。
白い小麦粉だけで作られたふわふわのパン、ビタミン類をはじめ、ミネラル・タンパク質・食物繊維などの豊富な茶色いどっしりとした全粒粉のパン、お菓子のようにおしゃれなデニッシュ、バターを織り込んで焼き上げたクロワッサン。
その他、サンドイッチや人気のウインナーロールやカレーパン、コーンマヨネーズなどのお惣菜パンはそれだけで簡単にすましてしまうこともよくあることです。
手軽ですぐに食べることができるのはとても便利ですが、
思った以上に脂肪のとり過ぎにつながりやすいので注意が必要です。
たとえば、『パンと牛乳』、『ごはんとお味噌汁』を比べてみますと、
6枚切りの食パン1枚(60g)には何も塗らなくても作る過程でバターや生クリームが入っているため、約2.6gの脂肪が含まれています。
牛乳コップ1杯(200ml)の脂肪の量は7.6gですので、あわせて食べると、
それだけで10.2gの脂肪を摂ることになります。
これに加えて、バターやマーガリン、ウインナー、卵なども添えますと、
更に脂肪の量は増えることになりますし、お惣菜パンやクロワッサンなどは1個で食パン1枚の約6倍の15gを超えてしまうことも珍しくありません。
成人の1日の脂肪の目標量はおよそ40gですので、パンの朝食にすると1日の1/3~1/2の量の脂肪を簡単に摂ってしまうことになります。
一方、ごはんの脂肪の量はというと、ごはん1膳には0.5g、豆腐の味噌汁には1.5g含まれていますので両方合わせても2.0gしかありません。
特に、昼や夕食がお肉料理や外食が多い方は、必要以上に脂肪をとりがちですから、メニュー選びには気をつけたいところです。
また、ごはんとパンの大きな違いは、ごはんの方がゆっくりと消化・吸収されるということです。つまり、腹持ちが良く、脳にとっても安定したエネルギーの供給源になりますのでお仕事や勉強において、集中力も継続しやすくなります。
でも朝の忙しい時におかずをそろえることを考えると、やっぱり迷ってしまいますが、それほど難しく考える必要はありません。
たとえば、ごはんと納豆、ごはんと豆腐のお味噌汁など、ご飯と大豆製品を組み合わせて食べるだけで理想的な栄養バランスの朝ごはんになります。
皮膚や筋肉、血液や細胞を作っているたんぱく質は20種類のアミノ酸からできています。
そのうち9種類は人間の体内で作ることができない『必須アミノ酸』と呼ばれているもので、必ず食べ物から摂る必要があります。
『必須アミノ酸』がすべて揃うことによって、より効率的に体を作っていくことが可能になります。
ごはんの中に含まれている『必須アミノ酸』のうち、唯一不足しているのがリジンですが、その働きはおもに組織を修復したり、成長を促進したりするといわれています。
大豆にはリジンが豊富に含まれていますので一緒に食べることによってお互い足りない
ところを補うことができるのです。
お味噌汁には大豆製品の豆腐や厚揚げはもちろん、大根、ごぼう、人参などの根菜類、小松菜、ほうれん草、キャベツ、もやし、サツマイモ、玉ねぎ、ワカメ、こんにゃく、しいたけなどを入れて、具沢山にすると、ビタミン、ミネラル、食物繊維も摂れてさらに体の調子を整える栄養がプラスされます。
「朝ごはん、ごはんとパンと、どっちがいいの?」
この答えは、今回ご紹介した以外にも理由はたくさんありますが、
忙しい朝でもお勧めしたいのは、やっぱり体にやさしく栄養バランスのとれる『ごはん』です。
(管理栄養士 田中 佳代子)
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┃▼┃クリニック情報:12月の診療体制について
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2009年より当院に勤務しておりました増田浩三医師が11月から非常勤での勤務
となりました。
来年の1月から常勤で「西村俊樹(にしむらとしき)医師」が入職致しますが、
12月が非常勤医師による不規則な勤務となります。
・増田浩三医師 毎週水曜日、金曜日の担当に変更
※木曜日午前中は安齋医師(小児科)が担当(12月)
・宮坂洋二医師 毎週火曜日(12月)
・遠藤浩信医師 土曜日(12/13)
・木村加奈子医師 土曜日(12/6,12/20)
となります。
しばらくはご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう
お願い申し上げます。
急な変更がある場合もございます。
ホームページのニュース欄にも記載は致しますが、
詳細は、お電話にて確認して頂くと確実です。
(患者様サービス担当 越路 公雄)
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┃▼┃クリニック情報:休診、お知らせ等
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・伊能医師 12月1日(月)~10日(水)休診となります。
この間の代診は以下の通りです。
12月1日(月)安齋医師
3日(水)安齋医師(午後 乳幼児健診・ワクチン外来)
5日(金)小澤医師(乳幼児健診・ワクチン外来は午後のみ安齋医師担当)
8日(月)安齋医師
10日(水)安齋医師(午後 乳幼児健診・ワクチン外来)
・年末年始の休診を以下の通りとさせていただきます。
☆ 平成26年12月30日(火)~平成27年1月4日(日)
平成27年1月5日(月)より通常診療となります
(休日診療案内)
・玉川地域内科・小児科医療案内 03-3704-2481(9:00~18:00)
・東京都保健医療情報センター(コンピューター応答)03-5272-0303(24時間)
(患者様サービス担当 越路 公雄)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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