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管理栄養士の栄養コラム

用賀アーバンクリニック健康コラム:熱中症から身を守るために〜新設された「酷暑日」とは?〜

2026.07.31

近年、地球温暖化の影響もあり、日本の夏の暑さは以前より厳しさを増しています。
用賀周辺にお住まい・お勤めの皆様も、日々の厳しい暑さに体力を奪われていないでしょうか。

気象庁は2026年4月、最高気温が40℃以上の日を新たに「酷暑日」と呼ぶことを決定しました。
(https://www.jma.go.jp/jma/press/2604/17a/20260417_40degree_name.pdf)
これまでの「真夏日」「猛暑日」に加えて、さらに危険な暑さを表す言葉が必要になったこと自体、
私たちの夏の過ごし方を見直す大きなきっかけになると思います。

関東甲信地方の夏:夜間の熱中症にも要注意

気象庁の予報では、関東甲信地方の今年の8月の気温は、平年より高くなる可能性が高いとされています。
東京都世田谷区でも、日中の強い暑さだけでなく、夜間の寝苦しさに対する注意が必要です。

暑さは体に少しずつ負担をかけるため、「まだ大丈夫」と思っているうちに、
脱水や熱中症が進んでしまうことが多々あります。

見逃さないで!熱中症の初期症状と危険なサイン

熱中症は、段階によって現れる症状が異なります。ご自身やご家族に以下の症状が出た場合は、すぐに対処してください。

■ 熱中症の初期症状

  • めまい、立ちくらみ
  • 筋肉のこむら返り
  • 頭痛、吐き気
  • 強いだるさ
  • 大量の汗をかく

【対処法】 この段階で、すぐに涼しい場所(エアコンの効いた室内など)へ移動し、水分と塩分を補給して休むことが大切です。

■ 危険なサイン(重症化の恐れ)

  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • ぼんやりしている
  • まっすぐ歩けない
  • 体が熱いのに、汗をかいていない

【対処法】 このような症状が見られる場合は大変危険です。迷わず救急車(119番)を要請してください。

用賀の内科医が教える、熱中症予防の3つの基本

熱中症は、日々の心がけで予防できる病気です。以下の3つのポイントを守りましょう。

  1. こまめな水分・塩分補給 喉が渇いてからまとめて飲むのではなく、日中は時間を決めてコップ1杯の水を少しずつ飲むようにしましょう。大量に汗をかいた時には、水だけでなく経口補水液などで塩分の補給も必要です。 (※高血圧、心不全、腎臓病などで塩分や水分の制限を受けている方は、自己判断で大量に摂取せず、必ず主治医にご相談ください。)
  2. エアコンの適切な使用 「冷房は体に悪い」と感じる方もいますが、猛暑・酷暑の日には室温を適切に下げることが命を守る対策になります。設定温度だけでなく、実際の室温や湿度を確認し、扇風機やサーキュレーターも上手に使いましょう。夜間も無理に冷房を切らないことをおすすめします。
  3. 無理をせず休息をとる 夏の体調不良は「少し休めばよくなるだろう」と見過ごされがちです。十分な睡眠と栄養をとり、疲れを感じたら無理をしないことが大切です。

体調に不安を感じたら、用賀アーバンクリニックへ

いつもと違う強いだるさ、食欲低下、ふらつき、尿の量が少ないなどの症状が続く時は、早めの医療機関の受診が大切です。暑さを我慢せず、涼しい環境を整えながら、この夏を安全に過ごしていきましょう。

熱中症の不安や、夏の体調不良(夏バテ)、持病の管理について気になることがございましたら、世田谷区用賀の「用賀アーバンクリニック(内科)」までお気軽にご相談ください。

執筆者プロフィール 医師:佐藤 俊一 用賀アーバンクリニック 総合診療医
[佐藤医師の詳細なプロフィールはこちら]
https://yoga-urban.jp/staff/

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