COLUMN

管理栄養士の栄養コラム

しっかり食べよう!~いつものおかずを3度おいしく~

2020.11.27

コロナの影響で、外食を控える傾向になり買ってきたお惣菜や、作り過ぎたおかずを何度も食べるのはちょっと嫌だと思っている方は多いのではないでしょうか。

今回はよくある定番のおかず2つ(肉じゃがとひじきの煮物)を簡単なアレンジでおいしく食べ、さらに健康要素をプラスできる情報をお伝えします。

●肉じゃが

1. 和風グラタン
1.バターを塗ったグラタン皿に肉じゃがの汁気を切って入れ、
2.とろけるチーズや粉チーズをかけてオーブン(トースター)で焼きます。

体づくりに欠かせないたんぱく質やカルシウム不足が補える1品になります。
ごはんにかけて焼くと朝食にもおすすめです。

2. 卵とじ丼
1.一人分ならごはんを入れたどんぶりに肉じゃがをのせ、
2.溶いた卵を回しかけて、レンジで好みの固さに加熱します。

卵のたんぱく質やビタミンもプラスされます。

3. カレー味
1. 肉じゃがにカレー粉をふって混ぜるだけ。

カレー粉が消化を助け、食欲増進効果もあるので食欲のない朝の1品にもおすすめです。

●ひじきの煮物

1. サラダ
1. 刻んだキャベツやちぎったレタスとひじきの煮物を混ぜれば海草サラダになります
2. 味に変化が欲しいときは塩分を確認しながら少しマヨネーズやドレッシングを加えます

野菜不足が補えます。
コーン缶を足すと程よい甘味で子どもにも食べやすくなり、
ビタミンや食物繊維の補給にもなります。

2. お好み焼き風
1. 小麦粉(お好み焼き粉)にひじきの煮物を混ぜて卵を足して焼くだけ

たんぱく質が増やせます。
キャベツやネギがあればさらに栄養のバランスが良くなります。

3. ハンバーグ風
1. ビニール袋に生のひき肉を入れ、ひじきの煮物を入れてよく混ぜます。
2. パン粉とマヨネーズを少々入れて袋ごと良くもんだ後、フライパンで焼きます。
3. 形を整えなくてもふたをして中まで蒸し焼きに。焼けたら食べやすい大きさにカット
4. ひじきの煮物の量が多ければそのまま、味が足りなければポン酢でさっぱりどうぞ。

ひと手間加えて変身させると、健康効果も高まり、飽きずに食べられます。
コロナに負けない身体づくりはしっかり食べることです。どうぞお試しください。

(管理栄養士 蛯原 啓子)

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