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用賀アーバンクリニック通信

用賀アーバンクリニック通信2023年7月号

2023/6/30

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┃ ■ ┃■ ┃  月刊  用賀アーバンクリニック通信 2023年  7月号 ┃■┃■┃

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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━

梅雨入りして、蒸し暑い日が続いています。

沖縄県が梅雨明けしましたので、これから本格的な雨の季節となりそうです。

先日、娘の運動会に参加しました。

暑いくらいの天気の中、娘のクラスは優勝することができました。

クラスメイトとともに喜んでいる姿を見て、

学校での生活を垣間見られて嬉しく思いました。

ただ、季節外れの感染症の流行で、お休みの子もいたとのこと。

この日もクラスメイトに大きな声を出して応援していましたが、

その後、感染拡大せずにいるのは日頃の感染対策なのかもしれません。

まだまだ油断は禁物です。

人混みの多いところでは、きちんとマスクをして過ごしましょう。

また、7月よりオンライン診療枠を減枠、土曜日は休止と致します。

詳細は、こちらをご確認くださいますようお願いいたします。

それでは、今月の情報をどうぞ!

(患者様サービス担当  正者 忠範)

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┃▼┃INDEX

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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2023年6月

― 医療コラム  ―> Dr,佐藤の医療よもやま話「帯状疱疹とワクチン」

― クリニック情報 ―> クリニックからのお知らせ等

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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2023年6月

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様々な感染症が流行しています。

小児科領域では、ヘルパンギーナの流行が都内で警報基準を超えました。

またRSウイルス感染症も急増しています。

溶連菌感染症と診断される患者様もおられます。

これらは、乳幼児に多い疾病ですが、学童や成人にも感染することがあります。

A型インフルエンザも流行しており、

クリニック周囲の小学校では、学級閉鎖や学年閉鎖されています。

6月にインフルエンザがこれだけ流行するのは異例です。

新型コロナウイルス感染症も増加しており、

「第9波に入った可能性がある」と報道されています。

コロナが5類となり感染対策が緩みがちではありますが、

コロナが消えてしまったわけではなく、現実、様々な感染症が流行中です。

体調を崩すと身体がつらいだけでなく、気分も滅入ります。

普段からの体調管理、人混みでのマスクの着用や手洗いの励行を実践して、

感染症を予防していきましょう。

感染症対策もそうですが、我々が罹患する疾病には、

その人の生活習慣が大きく関与していることが知られています。

脳卒中や心筋梗塞、がん、認知症にいたるまで、生活習慣を改善すること

により、その疾病のリスクを減らせることが様々な研究からわかってきました。

その「生活習慣のひずみ」を評価して、そうした疾病の発症リスクを推定できる検診が、当院で可能となりました。

「フォーネスビジュアス検査」(疾病リスク予測検査)です。

すでに、テレビ番組で取り上げられ、テレビCMが放送されているので、

ご存知の方もおられることと思います。この検査が可能な医療機関は、

都内でもまだ10数件と限られています。

わずかな血液で、体を構成する約7000種類のタンパク質のバランスを複合的に解析することにより、受検者の生活習慣のひずみと以下の疾病リスクを

推測します。

検査でわかることは、

・心筋梗塞・脳卒中の4年以内の発症リスク

・肺がんの5年以内の発症リスク

・認知症の20年以内の発症リスク

・現在の体の状態(耐糖能、肝臓脂肪、アルコールの影響、心肺持久力、

 内臓脂肪、安静時代謝量)

わずかな血液で、受検者の身体の上記の状況を評価できてしまうとは、

正直、画期的な検査だと思います。

がん発症リスクについては、今後、肺がんだけではなく、

その他のがん発症リスクを評価することが可能となる予定です。

生活習慣の改善に励み、1年後に再検査をすると、

検査結果が改善する例もあり、モチベーションをあげることが可能です。

お勧めの特別健診となりますので、ご興味のある方は、医師にご相談下さい。

私が取材を受けた下記の記事もご参考下さい。

https://dime.jp/genre/1571482/

(院長 田中 勝巳)

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┃▼┃医療コラム:Dr.佐藤の医療よもやま話「帯状疱疹とワクチン」

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今回は、7月から世田谷区でも50歳以上で一部公費負担となる

帯状疱疹の病態及び帯状疱疹ワクチンについてお話し致します。

〇帯状疱疹について

帯状疱疹は体の片側に神経の走行に沿って帯状にピリピリした痛みが

あらわれ、その後水泡をともなう赤い発疹が出現します。

痛みが徐々に増していき、寝られないほどになってしまうこともあります。

帯状疱疹が怖いのは、帯状疱疹が治った後も痛みが残ることがあることです。およそ2割のかたは、帯状疱疹後神経痛といって、

痛みが数か月以上持続します。

また60歳以上の方ではその割合が増えてしまいます。

帯状疱疹の原因は、多くの人が子供のころにかかった水ぼうそうです。

水ぼうそうは治った後も神経節と呼ばれるところにウイルスが潜伏

しています。

ストレス、疲労、加齢など免疫力が低下すると、

以前かかった水ぼうそうが再活性化して、帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹の治療には抗ウイルス薬が存在します。

できるだけ早期に治療を開始した方が、効果が高いとされているので、

疑わしい場合は早めに医療機関に受診しましょう。

よく質問がありますが、帯状疱疹は基本的には水ぼうそうになった人には

うつりません。

しかし水ぼうそうになったことのない小児にはうつりますので、

すべてかさぶたになるまでは注意しましょう。

〇帯状疱疹のワクチンについて

帯状疱疹の予防にはワクチンがあります。

今まであった1回接種の水痘生ワクチンと2020年に発売された2回接種の

不活化ワクチンのシングリックスがあります。

シングリックスの方が優れた効果を示しており、

帯状疱疹に対する予防効果は、50歳以上では97%、70歳以上では91%、

また帯状疱疹後神経痛に対する予防効果も50歳以上で100%、

70歳以上で85.5%の減少率を認めました。

効果の持続期間も少なくとも10年以上はあるとのことです。

シングリックスのデメリットとして接種回数、接種費用の高さ、

副反応がやや強いなどがあげられます。

この機会に50歳以上の方は帯状疱疹ワクチン接種をお勧めします。

ワクチン接種ご希望の方は担当医とご相談ください。

(ご参考:世田谷区ホームページ)

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/004/d00202774.html

(医師 佐藤 俊一)

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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ等

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☆お知らせ

〇夏期休診

・8月11日(金/祝)~8月16日(水)

〇田中医師

・予約診療 火曜日午後の予約枠が4月より「午前」となっております

〇佐藤医師

・予約診療 火曜日、水曜日、金曜日の午後が予約枠となりました

○福富医師

・水曜日 6月より午後のみとなりますのでご注意ください

急な変更がある場合もございます。

最新の医師のスケジュールにつきましては、

こちらからご確認ください。

https://yoga-urban.jp/staff/#tantoui

最新の情報は、ホームページ/LINE等でご案内致します。

                 (患者様サービス担当 松葉 広昭)

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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━

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