MAIL MAGAZINE
用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2006年10月号
2006/10/16
┏━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━┳━┓
┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2006年10月号 ┃■┃■┃
┗━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━┛
━━ 皆さん、こんにちは! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月(平成18年10月)より医療保険制度の改正が行われました。改正の主
なポイントは以下の通りです。
1)70歳以上の現役並みの所得を有する方の窓口負担が2割→3割に変更
2)高額療養費の自己負担限度額の引き上げ
3)療養病床に入院する70歳以上の方の食費の負担増と居住費負担の新設
4)出産育児一時金の支給額増額
今回の改正では、70歳以上の方(特に現役並みの所得を有する方)への負
担増を求める一方、出産育児一時金が30→35万円の増額となりました。急速
に進む少子策高齢化の中で何とか国民皆保険を将来にわたり維持して行こう
という国の意思を感じ取ることができます。
医療費の国民負担が増加する傾向が続くなか、日常生活の中で「予防」と
いう考えが、ますます重要になるでしょう。
個々人の生活に合った健康づくり活動や、生活習慣病の予防を楽しみなが
ら継続して行うことが大切と思います。また、たとえ病気にかかったとして
も日常生活の中で上手く病気と付き合ってゆくことも大切と思います。
もし「予防や健康の維持が大切と思うけど、何から始めたらよいのか?」
とお悩みの場合は、いつでもお気軽に用賀アーバンクリニックのスタッフま
でお声を御掛け下さい。スタッフ一同、皆様と皆様のご家族の健康を守るパ
ートナーとなるべく、いつでも皆様のお悩みやご相談をお待ちしております。
それでは今月も用賀近辺の最新疾病状況などお伝えします。
(患者様サービス担当 田中謙司)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃INDEX
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況
─ お知らせ ─> 無料栄養セミナーのご案内
─ スタッフコラム ─> カウンセリング勉強会(第31回)
─ 栄養コラム ─> 旬の食材と栄養よもやま話(第11回)
─ クリニック情報 ─> 医師時間割、お知らせなど
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2006年10月
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
季節の変わり目で、日中と朝晩の温度差が目立ってきました。この2、3週
間は、風邪で受診される患者さんが急増しています。くしゃみ、鼻水、咳、
のどの痛みで受診される患者さんや、突然高熱で受診されるかたもおられま
す。肺炎をおこされて、外来で点滴による治療を継続したり、入院加療が必
要なため病院をご紹介させていただいた患者さんも増えてきました。インフ
ルエンザの患者さんはまだおられませんが、体調管理を徹底したいものです。
これから冬場にかけて、病院や診療所に行かれる方は、マスクの着用をお
勧めいたします。
また最近目立つのが、喘息症状を悪化させて受診される患者さんが激増し
ていることです。風邪が誘因となっているケース、天候の変動で悪化されて
いるケースなどさまざまです。9月から11月にかけては、喘息発作で救急
外来を受診される患者数が最も多くなる時期と言われています。秋に増加す
る理由として、夏の暑い時期にダニが増殖し、布団などに潜むダニの数が増
加し、秋になりその死骸や排泄物を吸い込むことで影響がでると考えられて
います。また気候の変動により気圧が低くなることも原因のひとつと考えら
れています。
喘息の従来の治療は、発作が起きたときに狭くなった気道を広げるなど、
発作に対する治療が中心でした。しかし、最近では、悪循環を断ち切ること
を目的に、発作のないときの慢性的な炎症を抑える治療が主体となっていま
す。喘息は自覚症状がないときでも、気道の炎症や気道の過敏な状態が続い
ています。自覚症状がなくなったからといって、すぐに治療をやめると、ま
たぶりかえして次の発作をひきおこすことがよくあります。そうした状態を
繰り返しているうちに、気道の粘膜の下に「線維化」といって気道の柔軟性
がなくなり、内腔が狭くなってくることがわかってきました。つまりどんど
ん喘息が重症化していくのです。これをリモデリングとよぶのですが、現在
の喘息治療の原則はこのリモデリングをいかにして防いでいくのかというこ
とが主眼となっています。
風邪をひいても天候が変わっても、喘息が悪化しないように普段の治療に
よるコントロールがとても重要です。悪循環に陥ることなく、病気と上手に
つきあっていきましょう。
(医師 田中勝巳)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃お知らせ : 無料栄養セミナーのご案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
用賀アーバンクリニックでは、2~3ヶ月に1回、土曜日の午後、栄養セ
ミナーを開催しております。これまでに、食事に関する様々なテーマで開催
しております。
第1回(2005年10月)「生活習慣病予防の食事」
第2回(2005年12月)「離乳食 大事な食の第一歩」
第3回(2006年 2月)「病気を予防する外食・おやつの利用の仕方」
第4回(2006年 5月)「子どもの健康を考えたお弁当の作り方」
第5回(2006年 7月)「メタボリックシンドロームを予防する食事」
第6回(2006年 9月)「サラリーマンの昼食対策」
患者様だけでなく、ご家族、お知り合いの方、どなたでも参加自由です。
どうぞお気軽にご参加下さい。
第7回 「病気のときの子ども食事」のご案内
「熱が高い」、「下痢」、「便秘」など子どもの体調が良くない時、
何を食べさせたらいいのか困っていませんか?
離乳食から小中学生の食事が主ですが、大人にも役立つ内容です。
お気軽にご参加下さい。
内容 : 病気のときの子ども食事
場所 : 用賀アーバンクリニック
日時 : 11月25日 土曜日 午後2時30分 受付
午後3時 開始
参加費: 無料
講師 : 当院 管理栄養士(非常勤)
定員 : 先着 20名
申込方法: 用賀アーバンクリニック受付、または、お電話にて
03-5717-6331(代表)
03-3707-4976(予約専用)
(管理栄養士 蛯原啓子)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃スタッフコラム: カウンセリング勉強会(第31回)
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『お母さんに言っちゃお~!』
6歳離れた姉弟。ケンカすると弟が必ず『お母さんに言っちゃお~!』と
言いに来る。今までは小さいからと弟の言うことを聞いてきたが、最近は姉
の方にも立つようにしているが・・・・・。どうしたらいいのでしょうか?
→ 続きはこちらからご覧ください。
http://www.plata-net.com/blog/yoga/2006/10/post_12.html
(看護師 柳井江利子)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃栄養コラム: 旬の食材と栄養よもやま話(第11回)
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カボチャ
カボチャは、ウリ科の植物で、キュウリ、メロン、スイカの仲間です。栄
養素ではデンプンを多く含み、β-カロテン(体内でビタミンAに)、ビタミ
ンC、ビタミンEを多く含む緑黄色野菜です。
《今月の旬のレシピ》
『スイートパンプキン』
→ 続きはこちらからご覧ください。
http://www.plata-net.com/blog/yoga/2006/10/11_3.html
(管理栄養士 平尾博美)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼┃クリニック情報:休診日、医師時間割、お知らせなど
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆田中医師休診のため、安齋医師による代診のお知らせ
---------
10月28日(土)終日
---------
田中医師が休診のため、上記の日を安齋医師による代診とさせていただ
きます。ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い申し上げます。
◆ スタッフ紹介
http://www.plata-net.com/yoga/yoga_staff.html
◆ 最新の医師時間割
http://www.plata-net.com/yoga/schedule.html
◆ 最新の医師時間割(印刷用)
http://www.plata-net.com/yoga/schedule_060901.pdf
(患者様サービス担当 田中謙司)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、用賀アーバンクリニックの患者様に、より便利か
つ安心して医療サービスを受けて頂きたいと願い、発行しています。
内容に関するご意見やお問い合わせ、アドレス追加・変更、配信中止の際
は、お手数ですが以下のメールアドレスまでご連絡下さい。
〔ご意見・お問合せ〕 mm-info@yoga-urban.ne.jp
〔アドレス追加〕 mm-add@yoga-urban.ne.jp
〔アドレス変更〕 mm-change@yoga-urban.ne.jp
〔配信中止〕 mm-bye@yoga-urban.ne.jp
〔バックナンバー〕
http://www.plata-net.com/blog/yoga/cat36/
■ 発行 用賀アーバンクリニック メールマガジン編集部
Copyright(c)2006 Yoga Urban Clinic. All rights reserved.