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用賀アーバンクリニック通信
用賀アーバンクリニック通信2022年1月号
2021/12/28
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┃■┃■┃ 月刊 用賀アーバンクリニック通信 2022年 1月号 ┃■┃■┃
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━━ こんにちは!用賀アーバンクリニックです。 ━━━━━━━━━━━
大雪による被害がでている地域もあるようです。
冬型の気圧配置のため、東京では晴天の日が続いています。
空気が澄んでいるためか、二子玉川駅からの富士山もとても綺麗に見えます。
先日、用賀商店街のイベントに参加して参りました。
このコロナ禍でいろいろが制限がありましたが、
やはり「人が集まるイベント」は楽しかったです。
これからも積極的に参画致しますので、見かけましたらお声かけ下さい!
2021年ももう幾日もありません。
先日、用賀アーバンクリニックは、開院22年を迎えました。
大きなパーティー等は出来ませんでしたが、ケーキを買ってきて、
思い思いに頂きました。
2022年もよろしくお願い致します。
オミクロン株が心配です。
HOT! Topicsにも記載頂きました。
個人でできるうがい、手洗い、換気、三密を避けるのは続けて行きましょう!
本年もご購読頂き、ありがとうございました。
来年が良い年になりますよう祈念しております!
それでは、今月の情報をどうぞ!
(患者様サービス担当 正者 忠範)
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┃▼┃INDEX
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─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2022年12月
─ 栄養コラム ─> 「正月太りを解消するときに注意したいこと 」
— クリニック情報 —> クリニックからのお知らせ等
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┃▼┃HOT! Topics: 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@2021年12月
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オミクロン株の市中感染が都内でも報告され、
いよいよ第6波の懸念が高まってきています。
オミクロン株の現段階でのわかっている特徴は以下の通りです。
1)感染力が非常に強い。(デルタ型の3倍以上)
2)重症化して入院する頻度はデルタ株よりも低い
3)ワクチン2回接種で重症化を軽減できるが、感染予防効果は大幅に落ちる
4)ワクチン3回接種で感染予防効果、重症化抑止効果が高まる
現在の欧米の感染状況から、オミクロン株の感染の広がりは急速で、
デルタ株からオミクロン株への置き換わりが相当早いことが報告されています。
日本では、水際対策強化を続けて時間稼ぎをしている状況ですが、
ゼロコロナには出来ないため、いずれ市中感染が広がり、
感染者の急増から第6波の到来は避けられないでしょう。
オミクロン株の重症化を調べた3つの報告がでてきました。
1)南アフリカの査読前の報告
デルタ株と比較して入院リスクが0.2倍、重症化リスクが0.3倍
2)スコットランドからの報告
デルタ株と比較して入院リスクは70%低い
ワクチン2回目接種25週経過後と3回目接種を比較した場合、
3回目接種をした方が有症状の感染を57%減少する
3)イギリスからの報告
病院の救急受診率が20~25%低い
入院リスクが40~45%低い
3つの報告とも、若干の数字の違いはありますが、
入院や重症化のリスクはデルタ株より低いことが示され、
よい結果となっています。
ただし、重症化しないわけではありません。
重症化率は低いといえど、感染者数がこれまでより大幅に増えれば、
結果的に重症者の数が増えて病床逼迫がおこるため、
世界各国が対策を講じているわけです。
そんな中、日本国内では3回目のワクチン接種の前倒しが進められようとしています。
3回目の追加接種をすることで、感染予防効果が高まります。
ファイザー製では直後に70%近くまで発症予防効果が高まり、
3回目接種後の10週以降は45%に低下します。
モデルナ製では、直後に80%近くまで発症予防効果が高まり、
9週間以降も70-75%程度で推移します。
このデータから、
2回目まではファイザー製を接種した方も3回目はモデルナ製を選択する
ことも考えてよさそうです。
用賀アーバンクリニックでは、年明け1月下旬頃から3回目接種を開始する予定です。
詳細は今の段階でご案内できる状況にありませんが、
ワクチン供給量の上限があり、今夏のように多くの人に接種することは困難な状況です。
最多では今年7月19日からの1週間で1020人の接種に対応いたしましたが、
年明け1月からは1週間で30人(最初の2週間だけは60人)の供給量となるため
数に非常に限りがあります。
また、当院で接種できるワクチンは当面ファイザー製となります。
詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。
今年もコロナに振り回された1年でした。
しかし1年前とは状況は大幅に変わってきています。
日本国内でも、急速にワクチン接種が進められ、
12月24日現在で、2回接種完了者が77.8%、3回接種完了者も38万人を超えています。
治療薬も抗体カクテル療法をはじめ、内服薬でも効果のあるものが承認され、
現在開発中のワクチンや薬剤も複数あります。
しばらくこのウイルスとの闘いは続きますが、少しずつ状況は変わってきます。
これまで同様に一人一人の基本的感染対策を継続して、
次のよいステージに進むことを期待したいものです。
今年も一年間、ご愛読ありがとうございました。
皆様のご健康を祈念して、今年最後を締めくくりたいと思います。
お健やかにお過ごし下さい。
(院長 田中 勝巳)
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┃▼┃栄養コラム:「正月太りを解消するときに注意したいこと 」
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年末年始は1年の中でも体重が増加しやすいものです。
この時期に太ったわずか2㎏が1年間戻せずにいたら、5年経つと10㎏にもなります。
年末年始に増えた体重は1月中には解決したいものですが、
その時に食事で注意したいことがあります。
それは、
食事は1日単位のカロリーで考えるのではなく
1食単位の栄養バランスで考えること
です。
食事は1日が低カロリーであることが大切なのではありません。
1日のカロリーが低いだけでは、
1食ごとの栄養バランスが悪いと痩せても健康を害することもあります。
栄養相談には、サラダやモズクだけ食べたり、お酒だけは飲みたいので、
ごはんやおかずを減らしたりして減量したことのある方がよく来られます。
しかし、体重という数字だけに着目していると、
栄養不足でやせているので体調や体力、検査値に問題がでてくることもあります。
特に、アルコールは栄養吸収を阻害する上に、
ビタミンやミネラルを尿に排出しやすくしているので、
自覚症状がなくても身体に影響を及ぼしています。
私達の身体は、糖質をエネルギーにしながら、
肉・魚・卵、大豆製品、乳製品等に多く含まれるたんぱく質が、
筋肉や心臓や脳、血液などの材料となり、
酵素やホルモンや栄養の運搬など、生命活動を行っています。
特にたんぱく質は身体に貯めておくことができないので、
不足すると検査値に異常が見られない人でも疲れやすくなったり、
やる気や集中力が低下したり、よく眠れなくなったりと
不調を抱える原因を作ります。
ましてやこのコロナ禍では、
免疫に必要な栄養素が不足することになってしまうので、
決して不足させないように3食まんべんなくとることが大切です。
また、栄養不足でやせると筋肉が減るので、
じっとしていても消費しにくくなり、リバウンドの原因にもなります。
私達の身体は、あらゆる食品が持つ栄養素の組み合わせでエネルギーを作って、
身体に取り込み、いらないものを出すという仕組みになっています。
不足した栄養素があることで、身体に効率よく吸収されなければ、
せっかく食べたものも無駄になったり、
肝臓の負担を増やしたりすることになります。
主食である炭水化物を摂らないことだけでやせようとするのではなく、
炭水化物がエネルギーとして燃えやすくなるように
肉・魚・卵・豆腐などのメインのおかずと野菜を組み合わせることで、
食べたものが有効に使われ身体を整えることができます。
この時、夜は体脂肪が合成されやすいので、
夕食のボリュームが3食のなかで一番多くならないようにすること
がポイントです。
多めのごはんやおかずは翌朝か昼に回すと
寝ている間の胃腸の負担を減らせるので、質の良い睡眠がとれます。
今年もあとわずかです。
今年は、身体にやさしい食事で締めくくってみませんか?
年末年始の体重増加の上昇スピードを少し緩めることができるかもしれません。
(管理栄養士 蛯原 啓子)
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┃▼┃クリニック情報:クリニックからのお知らせ等
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☆年末年始休診
12月29日(水)~1月3日(月)
※1月4日(火)より通常診療
休日診療案内
・玉川地域内科、小児科医療案内 03-3704-2481(9:00~18:00)
・東京都保健医療情報センター(コンピュータ応答)03-5272-0303(24時間)
☆内科診療体制
1月より
火曜日:佐々木哲三医師
水曜日/金曜日:福富絵玲奈医師
による診療となります。
なお、1月5日のみ川島医師となります。
最新情報はHPに掲載致しますので、ご確認下さい。
☆野間口医師休診
1月24日(月) 代診 佐々木医師
1月26日(水) 代診 半田医師
2月19日(土) 代診 中村医師
3月19日(土) 代診 中村医師
(患者様サービス担当 松葉 広昭)
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━━ この用賀アーバンクリニック通信について ━━━━━━━━━━━━
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