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お知らせ

高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種について

2026.03.16

令和8年4月1日から、世田谷区における定期接種で使用するワクチンが新しくなり、自己負担額が変わります。対象者、自己負担額などについての詳細は世田谷区のホームページをご確認ください。
【参考】世田谷区ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/02015/15600.html

肺炎球菌のワクチンについて

当院では定期接種対象ワクチンであるプレベナー20の他に、ニューモバックス(PPSV23)キャップバックス(PCV21)を任意接種することができます。

3種類のワクチンの比較

ニューモバックス
(PPSV23)
プレベナー20
(PCV20)
キャップバックス
(PCV21)
種類多糖体ワクチン結合型
(免疫が定着しやすい)
結合型
(免疫が定着しやすい)
カバーする型の数23種類20種類21種類
免疫の持続約5年(徐々に低下)
再接種が必要
長期(免疫記憶が残る)長期(免疫記憶が残る)
特徴カバー範囲が最も広い。
ただし、流行株が置き換わってきており、結果的に現在流行中の株へのカバー範囲が狭くなってきている。
1回で長期の予防効果。
過去に流行した型を広くカバー。
成人の感染症に特化。
現在、大人の間で増えている型を重点的にカバー。
定期接種2026年3月31日まで対象
2026年4月1日から対象外
2026年4月1日から対象
※定期接種の自己負担額は未定
対象外
費用
(自費で接種する場合)
9,500円13,600円16,500円

公費接種の対象者

過去に肺炎球菌のワクチンを接種したことがなく、接種日時点で、次の1または2のいずれかに該当する方
 1:65歳の方
 2:心臓、腎臓、呼吸器、免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級相当)

※予診票の発行
  1の方:65歳の誕生日を迎える前月の下旬に発送されます。申し込みは不要です。
  2の方:世田谷区ホームページからオンライン手続きにてお申し込みください。
  https://www.city.setagaya.lg.jp/02015/15600.html  

どのワクチンを接種したらいいの?

  • ケースA:まだ一度も肺炎球菌ワクチンを打っていない65歳の方

まずは「公費助成」の利用を推奨します。自治体から届く助成券を確認して、定期接種(公費対象)のワクチン(プレベナー20)を接種します。

  • ケースB:すでにニューモバックスを打ったことがある方

最後の接種から1年以上あけて、プレベナー20あるいはキャップバックスを追加接種(自費)することを推奨します。
特にキャップバックスには、ニューモバックスやプレベナー20ではカバーされていない成人特有の流行型をターゲットにしているため、追加接種として推奨します。

  • ケースC:持病があり、とにかくしっかり予防したい方

公費対象年齢に関わらず、基礎疾患があり「肺炎で絶対に入院したくない、重症化したくない」という方はキャップバックスの接種を推奨します。
例:心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、腎臓病の方、免疫機能が低下している方

よくみられる副反応

  • 痛み:最も多く見られる副反応です(約30~40%、日本では約70%)
  • 腫れ、赤み:接種部位に一時的に現れることがあります(約20~30%)
  • 硬結(しこり):触れると硬く感じられることがありますが。
  • 全身性の反応(約10~30%)
  • 疲労感、倦怠感、頭痛、筋肉痛、発熱(多くは微熱程度)

ご自身がどのワクチンを接種すればよいか分からない方は、診察時に医師へご相談ください。
肺炎球菌ワクチンの予防接種をご希望の方は、お電話にてご予約下さい。
※インフルエンザワクチンや新型コロナワクチンなどとの同時接種も可能です。

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