NEWS

お知らせ

【重要】東京都内での麻疹(はしか)感染発生に伴う注意喚起とお願い

2026.03.09

平素より用賀アーバンクリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。

現在、東京都内で「麻疹(はしか)」の感染が確認されております。 麻疹は非常に感染力が強いウイルスであり、地域での感染拡大を防ぐためには、皆様お一人おひとりの早期発見と適切な対応が極めて重要となります。

麻疹(はしか)の主な特徴

麻疹は「ただの風邪」とは異なり、以下のような強い感染力と段階的な症状の進行があります。

  • 非常に強い感染力(空気感染):同じ空間にいるだけで感染する可能性があるほど、非常に感染力が強いウイルスです。
  • 長い潜伏期間:ウイルスに感染してから発症するまで、最大で21日間(3週間)の潜伏期間があります。
  • 合併症のリスク:全患者の約30%が肺炎や脳炎などの合併症を起こすリスクがあり、決して「子供の軽い病気」ではありません。
  • 症状の進行(3つのステップ)
    1. カタル期(「風邪かな?」と思う時期):感染した場合、接触から約10〜12日後から、38℃前後の発熱、強い咳、鼻水、結膜炎(目の充血、目やに)などの症状が3〜4日続きます。実は、発疹が出る前のこの時期が最も周囲に移しやすい(感染力が最強)ため、十分な注意が必要です。
    2. コプリック斑の出現:発疹が出る1〜2日前、熱が高い時期に、頬の内側(奥歯のあたり)に白い粉をまいたような小さな斑点が出ます。
    3. 発疹期(「はしか」だと確信される時期):一度熱が下がりかけた後に再び39℃以上の高熱が出ると同時に、赤い発疹が「耳の後ろ・首筋」から始まり、顔、体幹、手足へと全身に一気に広がります。

>「麻疹(はしか)に関するFAQ」はこちらをご参照ください。

風邪様症状のある方で次に該当する方へのお願い
発熱(37.5度以上)に加え、次に該当する方へのお願い 

  1. 発疹
  2. 結膜充血と咳
  3. 直近3週間以内の海外渡航歴
  4. 直近3週間以内の麻疹感染者との接触 

他の患者様への二次感染を防ぐため、当院では事前のオンライン診療や、専用の隔離室を用いた受診手順(公共交通機関の利用不可など)を設けております。
ご不安な症状がある方、麻疹(はしか)の疑いがある方は、まずは当院までご連絡ください。

お電話:03-5717-6331 / メール:info@yoga-urban.ne.jp

皆様の健康と安全を守るため、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。


麻疹(はしか)に関するFAQ

感染リスク・生活について

質問回答
死亡率や重症化のリスクはどのくらいですか?先進国でも全患者の約30%が肺炎や脳炎などの合併症を起こし、約20%が入院を必要とします。死亡率は1,000人に1~2人とされており、決して「子供の軽い病気」ではありません。
同じ空間にいただけでうつりますか?はい、麻疹は空気感染といって、同じ空間にいるだけで感染する可能性があるウイルスです。
家族や周囲の人と離れるべきですか?現時点で症状がなければ、隔離の必要はありません。ただし、発熱や咳が出た場合は、その時点でご家族との接触を避け、すぐに当院へお電話ください。
高齢の親(祖父母)と同居していますが、うつしてしまわないか心配です。ご本人に熱や咳が出ていなければ、今すぐご家族内で隔離する必要はありません。現在60代以上の方は、子供の頃に麻疹が流行していたため、すでに罹患して強い免疫を持っている方がほとんどです。一度罹患していれば、基本的にうつることはありません。万が一、ご本人に症状が出たら、熱や咳が出た瞬間に、お部屋を分けるなどの隔離を行い、すぐに当院へお電話ください。ご高齢のご家族に「これまでに麻疹にかかったことがあるか」を今のうちに確認しておいていただくと安心です。
仕事(学校)に行ってもいい?現在症状がなければ、制限はありません。ただし、発熱などの予兆があればすぐにお休みいただき、医療機関へ連絡してください。
まだ症状はありませんが、学校や会社には「はしかの人と同じ場所にいた」と報告すべきですか?現時点で症状がなければ、すぐに報告や登校・出勤を控える必要はありません。また、無症状の段階で一律に報告や休業を求めることは一般的ではありません。ただし、職種(医療従事者、保育士、学校の先生など)や、職場に妊婦さんや免疫の弱い方がいらっしゃる場合は、念のため上司の方に「健康観察中であること」を伝えておくのが望ましい場合もあります。

症状・受診について

質問回答
もし熱が出たらどうすればいいですか?直接クリニックには来ず、必ず事前にお電話をください。 他の患者様との接触を避けるため、受診時間や入り口を指定させていただきます。また、公共交通機関の使用は控えてください。
公共交通機関(電車・バス)はダメとのことですが、車も自転車もありません。どうやって受診すればいいですか?ご不便をおかけしますが、下記の通りご対応ください。

【優先】オンライン診療を活用:お越しいただく前に、まずはオンライン診療で医師が詳しく状態を拝見します。お薬の処方だけで済む場合や、急いで対面診察をしなくて良い場合もあります。当院では「オンライン診療」でのトリアージから行います。

タクシー利用の検討(条件付き):どうしても来院が必要で、他に手段がない場合はタクシーの利用を検討しますが、必ず事前にタクシー会社へ「麻疹の可能性があること」を伝え、承諾を得る必要があります。(※窓を全開にする、後部座席にのみ座る等の対策が必要です)

保健所へ相談:移動が困難な場合の対応について、保健所が移送手段を確保している場合や、指定の訪問診療を案内される場合があります。当院からも保健所に相談いたしますので、まずは現状を詳しく教えてください。
私(接触した本人)ではなく、同居している家族が熱を出した場合はどうすればいいですか?ご家族の場合も、すぐにご連絡ください。対応のポイントは以下の通りです。
まずは当院へお電話を:ご本人が無症状でも、ご家族に発熱・咳などの症状が出た場合は、当院へお電話ください。

ご本人(接触者)との隔離を開始:ご家族に症状が出た時点で、それ以上の感染を防ぐため、お部屋を分ける・食事を別にするなどの対策を始めてください。

受診方法:ご本人と同じです。ご家族も直接来院はせず、当院ではまずは「オンライン診療」でのトリアージから行います。

保健所へ報告:ご本人を担当している保健所の担当者にも、家族に症状が出た旨を連絡してください。今後の検査の段取りについて指示があります。
今すぐ検査をしてほしい。症状がない時期に検査をしても、正しく判定ができません。発熱などの症状が出た段階で、保健所と相談の上、検査を検討することになります。

ワクチン・保健所について

質問回答
ワクチンを打っていれば大丈夫ですか?2回接種していれば、感染や重症化のリスクは極めて低いです。母子手帳などで接種歴をご確認ください。麻疹(はしか)患者との接触後の緊急接種の場合、時間制限があります。72時間以内の緊急ワクチン接種は、発症を予防または軽症化できる可能性があります。
麻疹(はしか)に対する免疫があるか知りたい。抗体価検査をしたい。麻疹(はしか)の抗体価検査は、血液中のIgG抗体を測定し、麻疹ウイルスに対する免疫(抵抗力)を保有しているかを確認する検査です。抗体価が低い場合は感染リスクが上がるため、ワクチン接種が推奨されます。当院では、麻疹(はしか)の抗体価検査を6,800円でご提供しています。麻疹(はしか)感染者との接触などの可能性がある方で検査をご希望の方は、事前にお電話で対応方法のご確認をお願いいたします。
保健所からはいつ電話が来ますか? 何を聞かれますか?順次連絡が入る予定ですが、具体的な時間は分かりかねます。主に、当日の行動歴やワクチンの接種歴を確認されるかと思います。母子手帳をお持ちの方は準備してお待ちください。
お知らせ一覧へ
ページの先頭へ戻る