内視鏡検査のご案内

胃内視鏡検査(胃カメラ)とは、食道・胃・十二指腸の粘膜を内視鏡(ファイバースコープ) で観察する検査です。

検査でわかる病気

  • 胃がん
  • 胃潰瘍
  • 逆流性食道炎
  • 食道がん
  • ピロリ菌感染症 など

検査日

毎週水曜日 9:30~13:00
毎週土曜日 8:30~12:30

費用

  • 保険診療 3割負担の方で4,000円~6,000円
  • 自費 15,500円

検査担当医

山本 立真(やまもと たつま)医師

検査当日の流れ

前日
  • 前日20時までに食事を済ませて下さい。
  • 飲水は1時間前まで大丈夫です(水か白湯)。
当日
  • 飲食せず、検査開始時間の10分前にはご来院ください。
  • 当日は車を運転してのご来院は避けて下さい。
  • 毎日続けて飲んでいるお薬(血圧、心臓など)があれば、担当医にご相談ください 。
検査前(口からの検査の場合)
  1. 胃の中の泡を消すお薬を飲みます。
  2. のどの麻酔薬を飲み込まないように2分ほどため込みます。
  3. 麻酔(セデーション/意識下鎮静法)を併用する場合は点滴で鎮静薬を注射します。
(鼻からの検査の場合)
  1. 出血しにくくなるよう、鼻に血管収縮剤をスプレーします。
  2. ゼリー状の局所麻酔薬を胃カメラが入る鼻に注入します。
  3. 麻酔薬を塗ったやわらかいチューブをいれて、奥まで麻酔を行います。
検査中
  • 管が体に入っているのは、概ね5分ほどです。
  • 詳しく見る必要があった場合、もう少し時間がかかります。
検査後
  • 管が抜かれたら、口の中の唾液をはき出して貰い検査終了です。
  • 麻酔を併用された場合は、意識がしっかりするまで30分~1時間ほどお休み頂きます。
  • 飲水、食事、タバコは終了後1時間半ほどお待ち下さい。
  • まずはお水を飲んで、むせないようなら食事を開始して下さい。
  • 検査当日は、熱いもの、辛いもの、アルコールなどは避けましょう。

豆知識:ピロリ菌について

ピロリ菌って何?

1980年代に発見された胃の中に生息する細菌   近年では、胃がんの「99%」がピロリ菌が原因と考えられております。
胃がんの罹患数は年間13万3千人、うち死亡者は「4万9千人」となっており、日本人の「50%」はピロリ菌に感染していると言われております。
ピロリ菌が見つかったら除菌することが、1番の胃がん対策と考えます。

ピロリ菌を見つける方法は?

検査方法は4つあります。

  1. 内視鏡検査(胃カメラ)
  2. 尿素呼気試験法・・・診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断します。
    簡単で精度の高い、主流の検査方法です。
  3. 抗体測定・・・血液を用いて抗体測定を行います。
  4. 糞便中抗原測定・・・糞便中の抗原有無を調べます。

ピロリ菌が見つかったら?

直ちに除菌治療を行います。

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