禁煙外来
※現在、新規受付を停止しております。
昨今、飲食店での禁煙(分煙)や歩きたばこの厳罰化など、喫煙に関する制約がかなり大きくなって参りました。喫煙は、家庭医クリニックとして、かかりつけの患者様の体調管理をしていく上で、重要な治療阻害因子となり得ます。
そこで、当院でも、禁煙外来を実施致します。
治療経験豊富な医師による保険診療となります。
喫煙は体によくないことだと知りつつも止められない方、一緒に治療してみませんか?
医師より/喫煙による弊害
「喫煙は百害あって一利なし」です。喫煙=肺癌のイメージが強いと思いますが、肺癌のリスクが4.8倍上昇するだけでなく、咽頭がん5.5倍、尿路癌5.4倍、食道癌3.4倍とその他の癌のリスクも上昇します。
喫煙が原因で発症する病気は癌だけではありません。慢性閉塞性肺疾患といって、酸素を身体中に送る肺の末端の肺胞が壊されていき、息切れ・動悸などの症状が出る病気も90%は喫煙が原因です。症状がひどくなると酸素を吸いながら生活(在宅酸素療法)する必要も出てきます。
喫煙はご自身の健康だけでなく周囲の方の健康も奪います。他人のタバコの煙を吸う「受動喫煙」においても肺癌のリスクは1.3倍に増える事が知られています。
また、コロナと喫煙の関係について最後にお話します。最近の研究では喫煙者は非喫煙者と比較しコロナウイルス感染症にかかると人工呼吸器装着、死亡するリスクが3倍になることが報告されております。また年齢や基礎疾患(糖尿病、高血圧など)と比較しても重症になる最大のリスクであることも報告されています。
よくあるご質問
Q 費用はおいくらでしょうか
A保険診療となりますので、5回の受診で20,000円程度となります。
Q チャンピックスの副作用はありますか
A【副作用】
頭痛・不眠・不安・嘔気・便秘・普段と違う夢を見る
※上記のような症状がある場合、担当医にご相談ください
【注意点】
めまい、眠気等の症状が現れるという報告があるため、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作はしないでください。Q 吸い始めてしまった場合はどうなりますか
A保険診療での禁煙治療は中止となります。
1年後に再度、保険診療での治療が可能となります。Q 精神科、メンタルクリニックに通院しているが、禁煙治療は受けられますか
Aその場合、担当医から内服(チャンピックス)の許可が必要です。 必ず確認をお願い致します。
Q 禁煙アプリがあるとのこと。こちらではアプリでの治療は可能でしょうか
ACureAppというアプリを使った治療が可能です。 保険診療とはなりますが、アプリ使用の場合、初回の費用が異なります。 詳細は医師とご相談ください。
診療のご案内
医療法人社団プラタナス 用賀アーバンクリニック
電車でお越しの方
- 東急田園都市線「用賀駅」東口出口(改札を出て左側の出口です)
- 横断歩道を渡らずに左折します(世田谷信用金庫沿いを進みます)
- 左手に「東急リバブル」が見えますので、そのビルの角を左折します
- 50メートルほど直進すると、右側にクリニックがあります
お車でお越しの方
※クリニックの前は一方通行になっておりますのでご注意下さい
※用賀駅側からは入れません
- 上記地図の「田中橋」交差点
首都高速3号線方面から来られる場合 → 右折
用賀駅方面から来られる場合 → 左折 - 一つ目の交差点を左折し、直進後次の交差点(コインパーキングの角)を左折
- 60メートルほど直進して頂くと、左側にクリニックがあります。
※駐車場は3台ございます
※もし満車の場合は、大変お手数ではございますが、お近くのコインパーキングを御利用下さい。